伊勢湾「カットウフグ」活況 必釣法&虎の巻を紹介【愛知・おざき丸】
2021年02月04日 06:00
抜粋
伊勢湾で2月の下旬頃から、徐々に始まる産卵を控えた大型ヒガンフグの爆釣劇。そこで、伊勢湾のカットウ釣りの現況とともに、必釣の虎の巻について触れたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版編集部)


おざき丸でカットウフグ釣り
1月11日、愛知県・南知多町にある片名漁港のおざき丸に乗船し、カットウフグ釣行へ。
当日は荒天明けで波が残り、底スレスレを攻めるカットウ釣りには厳しい日だった。それでも日が昇り切らぬうちから、手慣れた人はサクサクとお土産をそろえていった。
乗船したおざき丸(提供:週刊つりニュース中部版編集部)カットウ釣りの仕掛け
当日の乗船者も様々な仕掛けやエサの工夫をしている人がほとんど。根掛かりが少なく、ビギナーにも扱いやすい胴つきタイプの仕掛けや、一直線または「ハの字型」のアームの両端にイカリバリを付けたアームタイプ、底で寝る形状のオモリに跳ね上がったアームが着いた底釣り対応タイプなど、多彩な仕掛けを使い分けていた。
カットウ釣りは、仕掛けの種類が増えるほど手数も増えるが、その分迷う要素も増える。わからないときは、船長のアドバイスをもらうのが一番だ。
着々とフグ手中(提供:週刊つりニュース中部版編集部)カットウ釣りのエサ
また、エサについても、アオヤギに集魚剤のイカゴロを添加したり、関東で実績を上げている赤エビを使ったりと、新手の技がある。
ユーザーが増加中の赤エビ(:週刊つりニュース中部版編集部)だが、一番おざなりにできないのが、鮮度の良いアオヤギをまめに付け替えることだ。フグはアオヤギのキモをまっ先に食べにくる。ゆえに、小まめにエサをチェックし、常にプルプルの内臓部分が着いた状態を保つことが大切だ。活性が低いときは、内臓しかつつきに来ないことも多いので注意しよう。
良型ヒガンフグをゲット(提供:週刊つりニュース中部版編集部)フグの釣り方
安定して釣果を上げている人は、総じて誘いを兼ねた空アワセを繰り返していた。
カットウ釣りの解説で「アタリを感じたらアワセる」と書かれている文献もあるが、実戦では、数秒に1回、空アワセを繰り返す方が、ヒットの効率が数段上がる。人が感知できなくても、フグは頻繁にエサにちょっかいをかけているのだ。
鈴川さんはサオ頭に(提供:週刊つりニュース中部版編集部)1kg級大型ヒガンフグも
さて、海況に苦しめられ、大漁こそかなわなかった当日だったが、注目したのが釣れるフグのアベレージサイズが良かったこと。
当日はサイズ揃い(提供:週刊つりニュース中部版編集部)ヒガンフグはもちろん、コモンフグも30cm近いサイズが主流で、もちろん1kg級のヒガンフグも、畏怖堂々とした姿を見せてくれた。
鈴木さん1kg級ヒガンフグをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版編集部)さて、クライマックスの爆釣が迫るカットウフグ。今から十分リハーサルを行い、来るべき本番に備えてほしい。
お土産も型ぞろい(提供:週刊つりニュース中部版編集部)伊勢湾「カットウ釣り」虎の巻
カットウ釣りは歴史の長い釣りだが、その奥深さゆえ今も進化を続け、新しいウェポンの導入も進んでいる。
流行中のエサは?
近年、伊勢湾でもよく使われるようになったエサが、赤エビや集魚剤のイカゴロ。イカゴロは、エサのアオヤギに混ぜ、匂いによる集魚を狙ったもので使い方もシンプルだ。
集魚剤にイカゴロを使うのもトレンド(提供:週刊つりニュース中部版編集部)赤エビのハリ付け方法
一方で、赤エビはアピールこそ強いが、ハリへの刺し方を誤ると、簡単に魚にかすめ取られてしまう弱点がある。
1.エビは尾を切り、付け根の殻に縫い刺しに。
エビの尾を切り付け根の殻へ縫い刺しに(提供:週刊つりニュース中部版編集部)2.縫い刺しにしたあとハリ先を返し、第2節から腹側に抜く。
ハリ先を返し、第2節から腹側に抜く(提供:週刊つりニュース中部版編集部)仕掛けロストを最小限に
続いては、多様なタイプが市販されている仕掛けの話。
ここ2年ほどで急速にユーザーが増えているのが、下にオモリを配置した捨てオモリ式のカットウ仕掛けだ。この仕様の仕掛けの一番の利点は、根掛かりによって仕掛けを全損してしまうリスクがうんと少ないこと。
また、底よりわずかにフグが浮いているような場合に、底から一定の距離を保ちやすい点だ。これらの点は、特にビギナーにとって大きなメリットとなる。
捨てオモリ式タイプの仕掛けは根掛かりしにくい(提供:週刊つりニュース中部版編集部)熟練カットウ師は、標準タイプのカットウ仕掛けで、岩礁帯で底スレスレの釣りをうまく展開できるが、このテクニックは一朝一夕で身につくものではない。その技量不足を補ってくれるのが、この捨てオモリ式の仕掛けなのだ。
ただし、仕掛けの特性上、ベタ底を攻めるのには限界があるので、底釣り対応の仕掛けと併用するのがベストだろう。
替えのイカリバリは多めに
最後はハリの話。フグを掛けるイカリバリは、根に当たってハリ先が欠損することが多い。釣行時は十分な替えを持参するようにしよう。
替えバリはたくさん持参を(提供:週刊つりニュース中部版編集部)<週刊つりニュース中部版編集部/TSURINEWS編>
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