【大阪南港2021】厳寒期のクロダイ攻略術 狙っては釣れないもの?
2021年02月08日 11:30
抜粋
クロダイ(チヌ)、キビレの魚影が濃い大阪南港では真冬でも彼らが登場する。狙って釣ることは難しいが、ライトゲームのゲストとしてよく襲来するので準備をしておこう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


ライトゲームのゲスト・クロダイ
大阪南港は、真冬でもクロダイ(チヌ)やキビレがうようよいるエリアだ。春から夏以上に活性が高い日もあり、1日に3尾程度ヒットすることもある。いや、活性が高いというよりは、リグが目の前にいったものが、この時期のライトゲームの基本の「超スロー」に見えて、たまらず口を使うのだと思う。
マイクロベイトパターンなのか、1.5inch級にワームに食ってくる。これも断言できないところがあり、この時期のアジ・メバル相手の基本となる1.5inch級ワームにただ食うだけかも……。もちろん2inch級にも食う。ただ2inchで狙うとスカされることもあるので、あくまでゲストフィッシュと考えよう。
2inchアジングワームにキビレ(提供:WEBライター・井上海生)チヌの襲来ポイント
真冬のチヌとキビレは、どこについているか。筆者の経験上、「点在している」という感じがする。常套のキワに面でついているのではなくて、海のそこかしこに点でついている。
定番のボトム
下の画像のものは、常夜灯下のアジングをしているとき、オープンウォーターに投げてボトムで突然反応したものだ。3秒くらいやり取りして、アジではないなと分かった。
常夜灯下で突然のキビレ(提供:WEBライター・井上海生)表層で食うことも
また、ボトムだけがポイントではない。下の写真のチヌは、メバリング中に表層で襲来した。
真冬のチヌは表層でも突如釣れる(提供:WEBライター・井上海生)まさしく「点在」なのだ。いきなり食ってくるが、落ち着いて対処すれば確実に獲れる。
掛かったら全力でやり取り
上述したように、真冬のチヌを狙って釣るのは難しい。大阪のチヌといえば淀川で真冬にもチニングのアングラーがいる。超アタリ年らしく、まだトップで出るという話を聞いているが、これは例外だろう(ちなみにその他の魚は海にまったく入っていない)。
基本的に真冬のチヌは、ライトブリームで狙って釣ることはできない。アジ、メバルのゲストとして襲来したものを、なんとか獲るしかない。私にとっては、「やれやれ」と思いながら、まあ獲ってやるか、とやり応えのあるゲストだ。もちろん獲れなければ、猛省する。しかし獲れても、歓喜に震えるものでもない。それより魚を蘇生させ早くリリースしたいところだ。
真冬のライトブリーム。パターンはほとんどないが、キワのリトリーブや、アジングのボトムでよくバイトがある。掛けた瞬間に猛烈な引き込みで「来たな」と大体分かるので、ライトラインをいたわりながらやり取りして、ランディングに持ち込みたい。
ラインセッティング別の攻略法
以下、ラインのセッティング別の真冬のチヌ・キビレの攻略法である。
PEラインでのやり取り
PEラインの場合、0.25~0.3号を使用していれば確実に獲れる。ドラグを緩めに入れ直して、魚をじっくりと泳がせよう。白身の魚はそのうちにバテて上がってくる。水面に浮くと暴れることがあるが、それ以上水中に突っ込む力を失くすと、ただ浮いたままの状態となる。
そこまで弱らせてはじめて、ドラグを少しだけ締めて、ランディング可能な足元まで寄せてくる。そして、タモ入れ直前は必ずドラグを再び緩くする。サオ先とラインとの角度が90度に近いところが、一番ドラグが効かない。何かの拍子に外れるので、緩くして入れる。
エステルラインでのやり取り
エステルラインの場合、0.3号あれば間違いなく獲れる。0.2~0.25号は、0.25号ならほとんど確実だが、0.2号はかなり大事にいかなければいけない。0.2号はほとんどアジング(または管釣り)専用なので、張力限界は1lb程度で、非常にもろい。ドラグの調整が少しでも強く入っていると、ラインブレイクする。
取り込みには5分かけるイメージでいこう。泳ぐうちは泳がせておけばいい。ドラグを緩め緩めに設定しておけば、まずブレイクすることはない。バテて浮かんできたら、ドラグを少しだけ強く入れ直そう。ロッドの力というよりは「腕とロッドの力」でじわーっと慎重に招くように寄せる。
取り込みに関しては、PEライン使用時と同じだ。最後の最後は緩く。これで大丈夫だ。
応用&注意点
最後にいくつか補足をしておこう。
余裕があれば「追いアワセ」を
しっかりとハリ掛かりしている自信がなければ、魚をロッドの制御内においてから、一度サオ先を軽く煽って(もちろんドラグを滑らせながら)「追いアワセ」を入れよう。これで外れない。
タモだけは必携
ライトブリームゲームでは、タモだけは必携である。これがなければ取り込みができない。
と言いながら、実は私は先日、不意に襲来した47cmのチヌを、タモを忘れていてプライヤーでランディングした。チヌは口が小さいので、フィッシュグリップでは掴めないのだ。
低い位置が近くにあるなら、そこに魚を連れていって取り込むのも手だ。
プライヤーで取り込み(提供:WEBライター・井上海生)襲来は夕マヅメから夜に多い
チヌは夕マヅメ~夜に活性が上がる。この時間帯はヒットする可能性が高いので心の準備を。
また、3時以降とか、本当にそういうド深夜も突如掛かることがある。私も実は最初の年無し(50cm超え)は深夜に獲った。いやはや、チヌはいつ眠るのだろうか。日中も食うし……。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
大阪南港
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