ラトリンワイルドピーナッツは2021年新発売の破綻寸前アクションが得意なクランクベイト
2021年02月09日 07:02
抜粋
ラトリンワイルドピーナッツは2021年新発売の破綻寸前アクションが得意なクランクベイト
ダイワの定番クランクベイトといえば、ピーナッツ。
そのリップを長めに前方へ突き出させて、ボトムノックするようにセッティングを施したのが、2021年新発売のラトリンワイルドピーナッツです。
その詳しい特徴をご紹介しましょう。
「ひと回り小さなサイズも同時にリリースされるんでしょ?」
はい!名称は、ラトリンタイニーワイルドピーナッツ。
どのようなアクションをするのか、興味が湧いてきますね!
ラトリンワイルドピーナッツとは
ラトリンワイルドピーナッツとは、2021年ダイワから新発売される、バス釣り用のクランクベイトのことです。
サイズ設定は2種類、ラトリンワイルドピーナッツのほうは、全長50ミリで自重8.9グラム。
ラトリンタイニーワイルドピーナッツのほうは、全長40ミリで自重5.0グラムとなっています。
どちらも固定重心で、ウエイトボールがそのままラトルボールも兼ねていますよ。
いわゆる、1ノッカータイプのラトルサウンドを響かせることになり、水質に強い濁りが含まれていても、バスにルアーの位置を気づかせることができます。
ちなみに、体内のラトルボールが入っているので、このクランクベイトの目は、イエローカラーに配色されています。
タックルボックスにピーナッツシリーズが一緒に混ざっていたら、目で見分けることが可能ですよ。
それでは、ラトリンワイルドピーナッツから詳しくチェックしてみましょう。
潜行深度は、2メートルに設定されています。
ということは、シャローエリアの水深1メートル前後を、ボトムノックしながらトレースすることを得意としていますよ。
オカッパリシーンで飛距離を稼ぎながら、広範囲に散らばるバスを引き寄せつつバイトを取っていくのに、とても便利でしょう。
破綻寸前のスーパーワイドウォブリングアクションを発生させてボトムを這う様子は、逃げ惑うエビ・ザリガニそのもの。
アメリカのバストーナメントで甲殻類を模したカラーが人気になっていますから、そのアプローチを日頃のバス釣りに活かせそうですね。
ベリーフックアイの位置がずいぶんと前にシフトしているので、リアフックと絡む心配がありません。
6番という大き目のトレブルフックを連ねられるのも、このフックアイの配置によるものでしょう。
ラトリンワイルドピーナッツのカラーバリエーションは8種類!
このクランクベイトには、合計8種類のカラーバリエーションが用意されています。
●キンキラキンクローカラー
●ボーングリーンクローカラー
●ボーンブラウンクローカラー
●ファントムグリーンクローカラー
●ファントムブラウンクローカラー
●レッドクローカラー
●チャートクローカラー
●ボーンランシーロンカラー
どれもエビ・ザリガニなどの甲殻類を意識したカラーに仕上がっていますよ。
ハンドペイントされたような細やかな配色が、とても特徴的ですね。
ひと回り小さなラトリンタイニーワイルドピーナッツもチェック!
もうひとつのサイズ・ラトリンタイニーワイルドピーナッツについても、チェックしてみましょう。
潜行深度は1.5メートルと、やや浅いレンジをトレースすることになっています。
ウエイトも軽めなので、飛距離はあまり期待できませんが、複雑なカバーを丁寧にトレースしたり、捕食対象のボリュームが小さいときに重宝するでしょう。
ボートやカヤックから、岸際の超シャローエリアを果敢に攻めたいときに、ぜひラインに結んでみたいですね。
ベリーフックは、より一層前方にシフトしていて、ボディではなくリップから下に向けて突き出しています。
ウォブリングアクションもそれに引っ張られますから、独特のワイドウォブラーとして、ローーテションの一角を担ってくれるはず。
早くフィールドで試してみたいですね。
カラーバリエーションは、ラトリンワイルドピーナッツと同じです。
ラトリンワイルドピーナッツをキャスト&リトリーブするのにおすすめのタックルを選んでみた!
ラトリンワイルドピーナッツやラトリンタイニーワイルドピーナッツを操作するのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、ただ巻きアプローチに適しているものがベターですね。
よく曲がり込んで、あまり張りの強くないベイトロッドなら、ミスバイトを減らせるはず。
カバーやストラクチャー周りで使うことになるので、太いラインに対応できるタイプを選びました。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 661ML+RB 釣り竿
ダイワのバス釣り用ベイトロッド・ブラックレーベルLGシリーズです。
全長は1.98メートルで、グリップジョイントの2ピース仕様。
仕舞寸法は、172センチになります。
自重は100グラムと、とても軽く仕上がっていますよ。
先径/元径は、2.0ミリ/12.9ミリなので、やや太目で大胆に扱いやすいでしょう。
適合するルアーウエイトは、4グラムから25グラムと、ラトリンワイルドピーナッツ・ラトリンタイニーワイルドピーナッツのどちらもキャストできるようになっています。
適合ラインは14ポンドまで、カーボン含有率は98パーセントです。
実際に手にしてみると、とてもしなやかに曲がってくれるテーパーテザイン。
柔らか過ぎず硬過ぎないので、バイトを弾いてしまうトラブルは、上手く避けられるかもしれません。
クランクベイトのリップがボトムをとらえた瞬間、ロッドティップにしっかりと変化が表れてくれるのがいいですね。
実売価格は2万円台後半と、とても購入しやすい価格帯に収まっています。
ブラック基調のカラーは、どのベイトリールともマッチングは良さそうです。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール ジリオン SV TW 1000P 右ハンドル (2021モデル)
ダイワの2021年モデル・ジリオンSV TWです。
ギア比は5.5対1なので、ハンドル1巻き59センチのラインを回収することができるようになっています。
最大ドラグ力は5キロですから、きっちり締めてラインを出さない釣り方もできますね。
ラインキャパは、16ポンドラインで最大80メートル。
自重は175グラムと、かなり軽めに設定されています。
スプール径は34ミリ、ハンドルの長さは90ミリです。
実機を手にしてみた感想ですが、とてもコンパクトでカッチリした剛性感、そして滑らかな巻き心地に仕上がっていますよ。
明るいシルバーカラーは、これまでのジリオンの雰囲気を変えてしまうインパクトがあります。
ロングキャストが可能なので、クランクベイトのただ巻きアプローチに向いているでしょう。
実売価格は3万円前半と、ハイスペック満載の割りには安く抑えられています。
これはローギアモデルですが、ハイギア仕様もラインナップされていますから、自分の釣りスタイルに合わせて選ぶのがいいでしょう。
クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m 12lb
クレハから出ているボビン巻きのフロロカーボンラインです。
コスパ優秀なので、多くのアングラーから高い支持を受けていますよ。
こちらは、強度12ポンドで320メートルも巻き量があります。
根ズレ・擦れなどで傷んだら、どんどん巻き換えながら使えるのがいいですね。
カラーはクリアで、水中で見えにくい効果が得られます。
80メートルごとにマーキングシールが貼られていて、残りの量がひと目で分かるようになっていますよ。
実際にリールに巻いて使ってみると、フロロカーボン独特の硬さはなく、スプールによく馴染んでくれます。
引っ張り強度はかなり高めで、大型魚が掛かっても破断した記憶がありません。
糸ぐせはやや付きやすいかもしれませんが、引っ張れば元通りになることが多いですね。
実売価格は千円台前半と、とても安い価格帯に収まっています。
比重は高いですから、水中への沈みは素早く、潜らせたいルアーを使うときにとても便利でしょう。
ラトリンワイルドピーナッツの気になる発売日はいつ?
ラトリンワイルドピーナッツの気になる発売日は、2021年の4月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、900円です。
価格が安いので、さまざまなカラーを購入してタックルボックス入れておけますよね。
積極的にカラーローテーションをおこないつつ、バイトを感じたエリアを絞り込んで、ビッグバスを仕留めてみましょう。
春先から夏にかけて、シャローエリアの攻略に欠かせないアイテムになるかもしれませんね!