今さら聞けないメバリングのキホン:「消波ブロック」の攻略法と注意点
2021年02月22日 11:30
抜粋
メバリングでは消波ブロック帯に立って釣りをすることも多い。メバルの密度は濃いし大型も出やすい。しかし足場は安全とはいえないので、深追いしないよう注意しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


消波ブロックでメバリング
消波ブロック帯は凸凹していて危険である。そもそも乗れるかどうか、微妙な立体もあるし、傾斜もある。「どうかな」と思ったらやめておくことだ。前面では、足場のぬめりなどにも注意しないといけない。デイで見ていない初場所は、絶対に乗らない方がいいだろう。
ちゃんと足場の条件を知っていて、安全に乗れるならば、潮が上げてくる時間に乗る。その際、言うまでもなくライフジャケット着用。ヘッドライトは頭にひとつと、予備に鞄にひとつ。そして靴のグリップも非常に重要である。スパイクとまではいわないが、がしっとコンクリートをつかめるソールの靴で乗ろう。
できればデイで視認しておきたい(提供:WEBライター・井上海生)潮が上げてくる時間に乗るのは、その方がメバルも単に出やすいし、また、上げきるところで水面と接しない足場を確保したいからだ。下げてから濡れている足場に乗らないように。
ロッドレングスの目安
漁港内のメバリングではショートレングスのアジングロッドの流用が効くが、消波ブロック沿いでは、専用ロッドの長さが欲しい。最低7.3ft以上、望ましいのは7.6ft~7.9ftくらいだ。この長さで釣れる範囲を釣る。
消波ブロック沿いでは、基本的に横のトレースが中心となる。しかし意外な盲点として、オープンウォーターもある。消波ブロックが沈んでいくエリア一帯、大体手前3mくらいまではメバルが表層・表中層くらいで出るので、そこも狙おう。
コースに甘く投げて寄せる
消波ブロック横のトレースは、キャストのアキュラシー(正確性)が重要だ。ちょっとコースに入りすぎるとブロックに引っ掛けてしまって回収できなくなる。もちろん、海面から出ているブロックにも注意しないといけない。
引っ掛けロストを防ぐためには、海面の凸の部分は視認でかわす。そして、基本的にコースに甘く打つことである。オープンウォーター気味に打って、リーリングでいいところに寄せてくるのだ。あまり重量級のジグヘッドを使わず、最大でも1.2g程度で、浅いレンジをさーっとなぞりながらブロック沿いに寄せて、反応してくる個体を釣ろう。
リトリーブでメバルを出す(提供:WEBライター・井上海生)消波ブロック沿いでは、少しでもレンジを入れると根につかまる。横トレースでは、リトリーブあるのみだ。ラインスラックをとっている間に根掛かりすることもあるので、極端なことをいえば、キャストしていいところに落ちそうな寸前でベールを返し、強制的にゼロカウントの状態を最初につくって、釣り出したい。
左右を釣ってスレたら移動
おそらく釣り人は、それぞれ、右左のこちらの方が打ちやすいという感覚を持っているはずだ。私の場合は右で、キャストは右に偏る。そうなると結構時間をかけて探っていても、左はまっさらという状態だったりする。右で反応がなくなれば、左でまた釣る。
そんな感じで意外にひとつのポイントでいい時間帯に1時間半くらい続けたりして、それで上がってもいいかと思ったりもする。しかし、安全に移動できるなら場を移るのもアリだ。
しかし私見を言うと、消波ブロック帯は引き際も大事だと思う。じとじと粘ってやっているうちにとんでもないミスをしてしまったり、リールやロッドをどこかにぶつけて破損したり、ということがある。足場が不安定だと、無意識に集中力は削られる。気をつけたい。
安全にメバリングを(提供:WEBライター・井上海生)可能な限りひとつのポイントで
消波ブロック沿いでのメバリングは、テンポも大事だが、まず釣れるポイントで多段階的に出すことを考えたい。メバルは一度見たものは食ってくることは少ないが、初見のものはわりとポンポンと食う。
ワームチェンジ、ワームのサイズチェンジ、プラグにチェンジ、変り種のジグヘッドにチェンジ、オープンウォーターに投げる、などのオプションで探る場所を増やそう。なによりも、危険を伴う移動はなるべく避け、ひとつのポイントで数釣りをしよう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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