エサマゴチ釣りで50cm級本命 釣果の差は釣り座の差?【深川吉野屋】
2021年03月11日 11:00
抜粋
夏には「照りゴチ」と呼ばれ最盛期を迎えるマゴチ。本格シーズン前に一足早くチャレンジしてきた。当日の模様を「釣り座と釣果の差」の考察を交えて紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古谷健太)


深川吉野屋でエサマゴチ釣り
2月25日、今回は江東区にある吉野屋/深川さんから出船である。電車でのアクセスも良く、電車釣行派の方にも通いやすい。
当日の状況であるが、晴天であるものの、北東からの風が少し強めに吹いていて、朝のうちはグローブをしていても手がかじかむくらいの寒さであった。
私は左舷の大トモに陣取ることとしたが、この釣り座の選択についてはまた後程詳述したい。
65cmスズキヒット
午前7時少し前に出船し、ポイントまで1時間強、午前8時過ぎに最初の流しとなった。北東から吹く強風のせいで竿先が常に揺れ続け、なかなかに釣りづらい。
そんな中ではあったが、右舷ミヨシ側の方が早速本命をゲットした。右舷側はその後もアタリがポツポツ出ていたようだ。
私が陣取った左舷側はミヨシ、胴の間、そしてトモの私と3人の釣り客がいたが、しばらくはアタリが無い状態が続いた。
65cmスズキ(提供:TSURINEWSライター古谷健太)釣りを開始してしばらくは、仕掛け回収で巻き上げ中の私の仕掛けに食ってきた65cmくらいのスズキが唯一の釣果であった。
ワニゴチ登場
時間が経つにつれ、アタリは右舷にも出始めてきた。私にもやっと本命らしきアタリがあり、無事アワセが決まったところ、上がってきたのはマゴチとは似て非なるもの「ワニゴチ」であった。
ワニゴチキャッチ(提供:TSURINEWSライター古谷健太)左舷側にアタリ集中
段々と日が高くなってきて、私が陣取った左舷側にもポツポツとマゴチが上がるようになってきた。
しかし、私には前半戦で釣ったスズキとワニゴチのみ。それ以外はショウサイフグと巻き上げ中にどこかへ行ってしまうイカのアタリのみであった。魚が釣れないよりはマシであるが君たちではないのだよ、と心でつぶやきながら、このままではまずいと焦り始めていた。
前半戦のアタリは左舷に集中していたが、後半戦になり、潮の流れが変わってからは左舷側にアタリが集中してきていた。
特に左舷ミヨシの方は手持ちの竿がアタっている間に、置き竿(この日は全員2本竿で釣りをしていた)の方にもアタリが出るという確変モードに入っていた。そして次に左舷胴の間の方にアタリが出るという「順番」が出来上がっていた。
さて次はトモの私の番だ、と思っているとイカがかじってくるだけという相変わらずの悲しい状況ではあったが、私もなんとか本命をゲットすることができて一安心である。
最後の流しで52cm本命手中
沖上がりを控えた最終の流しになり、私以外の左舷メンバーはエサ釣りをやめて、ミヨシでルアーに転戦していた。私は引き続きエサ釣りを続行していたが、そんな私にまずはレギュラーサイズがヒット。
そして、また次の一投で根掛かりのような感触から強烈に竿を叩く感触が伝わってきた。
良型マゴチをゲットした(提供:TSURINEWSライター古谷健太)上げてみると52cmくらいの良型のマゴチ、これでなんとか格好がついた形となった。
数&サイズ好調の最終釣果
私の最終釣果はマゴチ3、ワニゴチ1、スズキ1ともう少し頑張りたいところではあったが、船全体としてはエサ釣り5人で26匹のボウズなし(スソは私のマゴチ3匹)、トップは8匹と好調な結果となった。
釣り上げたスズキとマゴチ(提供:TSURINEWSライター古谷健太)また、船中では最大57cmのマゴチも上がっており、型も平均的に良かったのが印象的であった。
潮先と釣り座の関係
さて、この日は流しによってアタリが出るのが左舷か右舷か、ミヨシ側かトモ側か、というのがはっきりとしていた日であった。
竿頭の方(左舷ミヨシ)を観察していたが、こまめな底取りを頻繁に行うという基本に忠実なスタイルで着実に数を伸ばしているようだった。
この日は、潮先がどこになるか、そこに釣り座を構えられるかがかなり重要なカギを握ったと言えるだろう。
まず、1日通して北東の風が吹いていたため、船の頭は常に風上である北東を向いていたことになる。そして、釣りをしていた前半2時間くらいは下げ潮、その後は上げ潮に転じていた。
流すポイントやストラクチャーの存在によって一概には言えることではないが、南北に縦長な東京湾では上げ潮の時には潮先は北側、下げ潮の時に潮先は南側という具合になることが多い。
風向きと潮の流れを加味すると、この日は前半戦が右舷側(特に右舷トモ側)、中盤戦から後半戦は左舷側(特に左舷ミヨシ側)が潮先となるため、潮先の釣り座の方はフレッシュなポイントに真っ先にエサを流し込めることになり、まさにこれが船内の最終釣果と合致する結果となった。
どの釣り座が潮先になるかは事前に調べれば、ある程度は把握することができるため、今後はしっかりと潮先を意識して釣り座を構えたい。
エサ交換で「勝ちパターン」
左舷ミヨシの竿頭を取った方は、潮先に入ったこともあると思うが、よくアタっていた。そして、アタリが出たり魚を掛けたりすれば、その都度新しいエサ(サイマキ)に変える。新しいサイマキは当然活きも良く、水中でよくアピールしてくれるため、周りのぐったりし始めたサイマキよりもマゴチ的には魅力的に映るだろう。
新鮮なエサがよくアピールする(提供:TSURINEWSライター古谷健太)その結果、またアタリが出るという「勝ちパターン」に入ることになる。サイマキエサは決して安いものではないので、なるべく粘って使いたくなるが、アタリが減っている時には迷わず元気なサイマキにどんどん変えていこう。
大型マゴチに挑戦しよう
今回は本格シーズン前の釣行であったが、この時期のマゴチ釣りは大型が釣れることが多く、またヒラメといった高級ゲストが交じることが多い。
大型が釣れる(提供:TSURINEWSライター古谷健太)照りゴチとは一風違う雰囲気を感じ、また釣り座の研究のためにも一度釣行してみてはいかがだろうか。
<古谷健太/TSURINEWSライター>
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