人も食べられる『かまぼこワーム』 『汁系ワーム』と実釣比較【青森】
2021年03月13日 16:30
抜粋
釣りはエサを使う釣りと、疑似餌を使う釣りに大別される。それぞれに特有の楽しみ方があるが、今回は双方の良い所取りができる魚肉ルアー『ぷるかまんシャッド』を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)


大注目の「かまぼこワーム」
『ぷるかまんシャッド』は現在クラウドファンディング中の新製品で、宮城県気仙沼市の三陸フィッシュペースト株式会社が開発。
現在クラウドファンディング中(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)実はこの会社、本来であれば競合同士の老舗かまぼこ屋さんがタッグを組んで起ち上げており、本製品には長い年月で培った魚肉の加工技術などが応用されている。
そのため素材は魚肉がメインとなっているにもかかわらず、腐らず、臭わず、それでいて長期保存が可能とまるで疑似餌(ルアー)のような使い勝手を実現。
老舗の魚肉加工技術で誕生(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)ちなみに最先端の食品加工技術により、自由度の高いアクションが可能なプルプルの仕上がりとなっている点も見逃せない。
うま味成分となるアミノ酸配合で集魚効果もバッチリ。まさにエサとルアーのハイブリッドと言えるだろう。
汁系ワームとどっちが釣れる?
『ぷるかまんシャッド』は言わばルアーを模して作られた人工餌だ。
プルプルの仕上がり(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)そうなると気になるのが、集魚効果を極限まで高めた「汁系ワームとどちらが釣れるのか?」ということである。今回は汁系ワームの定番「ガルプ!」を使用し、本製品とどちらが釣れるのか検証してみた。
汁系ワームとどちらが釣れる?(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)検証に使用したのはバークレイの『ガルプ!ソルトウォーターベビーサーディン2inch』である。カラーは1日を通して活躍してくれる”クリアシルバー”を使用。
ターゲットはウインターシーズンの定番であるメバルだ。フィールドはメバリングの一級ポイントと言われる青森県夏泊半島にある漁港をチョイス。
釣行日は2月中盤ということでさすがにデイゲームは厳しそうだが、日没後のナイトゲームであればもしかしたら数釣りもできるかもしれない。
ナイトゲームで釣果を比較
予想通りデイゲームではどこを探っても魚からの反応は得られなかったので、日が暮れるのを待って再び堤防に立った。
先行はガルプ!ベビサー。このワームの実績は言わずもがな、筆者も季節的な魚や初めてのフィールドにおいてサーチルアーとしてお世話になっている。
しかし、時刻は19時を回ろうとしているが、思うように釣れてくれない。魚はいるようだが、水温の低さが原因なのか活性はあまり高くないようだ。
予定通り30分が経過したので、ここで『ぷるかまんシャッド』にチェンジ。
1投目から本命ヒット!
そのままでは大きすぎる(標準で3.5inch)と思い、横に半分にカットしたものをさらに縦にカットして、1.7inchほどのピンテール形状にしてみる。
カットしてジグヘッドに装着(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)魚肉だからなのか、うま味成分のアミノ酸のおかげなのか、効果はテキメンだった。ベビサーを散々通した後なのにもかかわらず、まさかの1投目で20cmほどのメバルがヒット!
かまぼこワームで本命キャッチ(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)その後も数mずれるだけでメバルからの反応があり、2投1匹ペースでコンスタントに釣ることができた。次世代の「エサワーム」なら初心者も楽しめる!
デメリットも
期待以上の釣果をもたらしてくれた『ぷるかまんシャッド』だが、同時にいくつかのデメリットも見つけた。
まず第一に、魚肉ということもあり耐久性はワームほど高くないようだ。それともう一つ気になったのが、今回のように水温が10℃を下回る環境下では固くなってしまってアクションにはあまり期待できそうにない。
といってもそれらを補って余りある集魚力を備えているので、とにかく魚に会いたい初心者やファミリーフィッシングでは頼もしい存在になってくれるはずだ。
人が食べてもOK
ちなみにこの『ぷるかまんシャッド』は、魚だけでなく人も食べられる。
実際に食べてみたが、ちょっとしょっぱいカマボコグミといった感じで、一口目は「うーん……」、二口目は「あれ……?」、三口目に「もう一口食べたい……」と地味ハマってしてしまった。
万が一ロストしてもそのまま魚たちの餌になってくれるので、環境に優しいという点も含めて使いやすいアイテムといえるだろう。
本製品のようなユニークな釣り具が増えてくれれば、釣りはもっと親しみやすいアウトドアな趣味として広まってくれるはずだ。
<トラヤヨウスケ/TSURINEWSライター>
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