【カバーの種類で使い分ける】若手トーナメンター阿部貴樹が解説!カバージグとフットボールジグの「春に効くローテーションテク」

2021年03月22日 12:00

[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」]

抜粋

皆さんこんにちは! O.S.Pプロスタッフの阿部貴樹です。

遂に長い冬が明けて春到来! 暖かい日が増えてきて、釣りに行きたくてソワソワしているバサーの方も多いのではないでしょうか? 春はデカバスが釣れるチャンスである反面、多くのアングラーがフィールドへ出向くため、プレッシャーによって口を使わせることも難しい季節。

気温の寒暖も激しいので状況もコロコロ変わってしまいます! そんなタフなデカバス相手の「春」にバスを手にできるように、今回紹介する内容は「ラバージグ」を使った釣り!

私自身、1年を通して出番の多いルアーの1つでもあり、デカバスを選んで獲ることができるのも事実。という訳で! これからラバージグ使用した「春を意識した使い方!」について解説していこうと思います!

阿部 貴樹(Takaki Abe) プロフィール

静岡県在住の若手トーナメンター。数々のトーナメントシーンで実績を残し、17年チャプター房総第2戦亀山ダム戦優勝、18年チャプター房総第2戦亀山ダム優勝、19年JBマスターズ第4戦野尻湖優勝、19年JB入鹿池第4戦優勝など。 2019年JBマスターズ年間最終成績を8位で終え、2020年からは国内トップカテゴリーJBTOP50参戦も決定。魚探を活用したあらゆる戦術を得意としている。

 

タイプによって用途が異なるラバージグ

まず、本題に入る前にラバージグの種類について紹介。ラバージグにはザックリ4つのタイプが存在します。

 

カバージグ(O.S.Pジグ01)

まずは、カバージグ。こちらは名前の通りカバー周りの釣りを得意とするアーキーヘッドタイプのジグ。

 

フットボールジグ(O.S.Pジグ03ハンツ)

続いてはフットボールジグ。こちらも名の通りフットボールヘッドタイプのジグです。ディープやバンクをリアクションで攻める時に活躍。また、障害物に吊るすと姿勢が綺麗というのも特長の1つです。

 

スイミングジグ(O.S.Pジグ06スリッパー)

スコーンやスイムジグとも呼ばれているスイムジグ。シャッドテールワームを付けて使う事が大前提とされています。

 

スモールラバージグ(O.S.Pジグ05タッガー)

上記のジグに対して、全体的に小さくて比較的軽めな食わせ重視のラバージグです。

 

恐らく上の4種類が代表的なラバージグという認識だと思います。同じラバージグでも様々なタイプが揃っており、状況に応じて使い分ける事で釣果を伸ばすことができます。

 

居場所も活性もはっきりしない状況で威力を発揮するのが「ラバージグ」

各ラバージグの特長についてはお分かりいただけたと思いますので、本題に移って今回のテーマである「春を意識したラバージグの使い方」について解説していこうと思います!

春といえば「三寒四温」で水温が上がったり下がったり不安定な状況が続くので魚のポジションも安定しませんよね。

ですので、小さなバスはまだまだディープに残ってる事が多く、逆に大きくて体力のあるバスは産卵を控えているため、ミドルからシャローレンジをフラフラと回遊するようになります。

その回遊しているバスは、カバーを出たり入ったり一段深いブレイクに落ちてみたり、とにかくウロウロしています。

居場所も掴みにくく水温が低いので食い気もあまりない。こんなイマイチはっきりしない状況が春特有(笑)。

そんな中、こういった難しい状況でとても有効になってくるのが「ラバージグ」です。

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