クロダイを「コーン」や「スイカ」のエサで釣るための条件とは?

2021年03月22日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

釣り人なら一度は聞いたことがある「クロダイはコーンで釣る」。その真相に迫ります。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

クロダイを「コーン」や「スイカ」のエサで釣るための条件とは?

釣り人のあこがれクロダイ

クロダイはスズキ目タイ科の魚で、見た目のカッコよさや引き味の良さから釣りのターゲットとして近年とても人気のあるサカナです。

全長は最大で70cm前後、釣り上げられる平均全長は、30~40cm。

力強い引きとゲーム性の高さ、ライトな釣りで楽しめることから多くの釣り人を夢中にさせているのは間違いありません。

クロダイを「コーン」や「スイカ」のエサで釣るための条件とは?皆のあこがれ「クロダイ」(出典:PhotoAC)

クロダイの別名は「チヌ」です。平安時代の初期頃、大阪南部の和泉灘は茅渟の海(ちぬのうみ)と呼ばれており、その海の名産魚がクロダイであったため、茅渟の海で獲れる魚→「チヌ」と定着したと考えられています。

クロダイの生息域

クロダイは沿岸の比較的浅い水域に生息しています。その水深は50m以下で、捕食のタイミングによっては1m以下の浅瀬にも入ってきます。

港や河口の波静かな水域を好み、厳寒期以外は自分のテリトリー内を回遊するようい泳いでいます。クロダイによっては、ほとんど淡水域なっているような場所で生息しているものもいます。

しかしこれは一部の例外であり、エサを取ることに夢中になって遡上するにつれ体が淡水に慣れていき、そのまま定着してしまったものと考えられています。

食性について

クロダイは肉食性に近い雑食性で、カニやエビなどの甲殻類、イソメなどの多毛類、岸壁のイガイやカキなどの貝類、更には小魚、藻を食べるまで、食べられるものなら何でも食するといった大食漢です。

またクロダイは前歯に犬歯があり、奥歯に臼歯があって、前歯で甲殻類などを噛み砕き、奥歯で藻などを噛み潰す、人間の歯の様な構造を持ってます。

このため雑食性で何でも食べることが出来るのです。

クロダイにまつわるある噂

何でも食べることが出来る「クロダイ」ですが、釣りをする人なら一度は聞いたことがあるでろうあの噂……。

『クロダイはコーンを食べる』『スイカでクロダイを釣る』

というもの。

クロダイを「コーン」や「スイカ」のエサで釣るための条件とは?本当に食べるの?(出典:PhotoAC)

普通サカナのエサと言えば、ゴカイやオキアミなどが有名ですが、人間が食べるようなものを果たしてクロダイは本当に食べるのでしょうか。

本当に食べる

この噂の真相についてですが、実は本当のことで、コーンやスイカをエサにクロダイを釣ることはできるようです。

クロダイは前述のとおり雑食性のため、あらかたなんでも食べることが出来ます。

しかし、すべてのクロダイがコーンやスイカを食べるわけではなく、一部の個体しかコーンやスイカでクロダイを釣ることはできません。

ひとまず口に入れる習性

地域によってクロダイ釣りのエサはアサリ、カキ、カニ、カラス貝等の貝類、押し麦など非常に多岐にわたります。

また、クロダイは上から落下するものには積極的に反応し、浮遊するものも食べられそうだなと判断すれば、とりあえず口に入れ、食べられ無いものであれば吐き出す習性があります。

しかし、この習性はエサに困っている時にしか現れないと言います。そのため、上から落ちてくるものがあっても、エサに困っていない時期だと全く見向きもしません。

普段からカニしか食べていないクロダイだと「カニやカラスガイにしか反応せず、オキアミでは全く釣れない」というような状況が起こります。

コーンやスイカをエサにできる条件

では、コーンやスイカでどうやってクロダイを釣るのか。それにはまず、クロダイがコーンやスイカに慣れているという最低条件が必要になります。

たとえば、筏釣りが頻繁に行われている内湾などでしょう。このような場所だと日々様々なエサが用いられているため、クロダイの目も肥え、彼らもコーンやスイカは食べられるものだと認識しています。

そのため、コマセに混じって落ちてくるコーンには積極的に反応し、釣ることが出来るのです。

反対に、市街地を流れるような河川で急にコーンをエサにクロダイを狙ってもほとんど釣ることはできないでしょう。

・コーンやスイカに見慣れている
・一度食べたことがある

これらの条件がコーンやスイカでクロダイを釣る条件になってくるようです。

クロダイを「コーン」や「スイカ」のエサで釣るための条件とは?コマセに紛れたコーンは食べる(出典:PhotoAC)

いきなり試しても失敗する可能性大

先にも記載しましたが、新しいポイントでクロダイを見かけたからといって、コーンでは高確率でクロダイを釣ることはできないでしょう。

しかし、これはクロダイ釣りのエサの大本命でもあるカニでも同じことが言えます。筆者が以前通っていたポイントでは、カニでは釣れず、活きたウタセエビでしかクロダイは釣れませんでした。

これはその町が漁村で、漁師さんが漁で余ったウタセエビを毎日廃棄していたという背景があったからです。

クロダイを狙って新しいポイントを訪れる際は、地元の釣具屋さんで何で釣れるのかヒアリングをしてからが望ましいでしょう。

その土地に合ったエサが必ずあるので、もしかしたらカニよりもコーンやスイカの方が簡単にクロダイを釣ることが出来るかもしれません。

スイカでクロダイが釣れる? 夏に盛期を迎える『スイカ釣り』を紹介

<近藤 俊/サカナ研究所>

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