『アジング』ステップアップ解説:ロッドの長さ(レングス)使い分け術

2021年03月26日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

アジングロッドは、レングス(長さ)によって用途が幅広く、異なる。短いところでは4ft台、また長いところでは7ft台まで、レングスによる使い分けを確認しておこう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

『アジング』ステップアップ解説:ロッドの長さ(レングス)使い分け術

4ft台は超接近戦に

比較的近年登場したのが、4ft台のアジングロッドだ。4.6ftくらいが主流だろうか。思い切って4ftジャストという製品もある。これは長いことアジングロッドを5ft台というショートレングスでやっているアングラーでも、本当にハッとするほど短い。

この長さ(というか短さ)になると、ロッドの自重50gアンダーということも当たり前のようになる。いや、実際には、あまり自重は問題とならないかもしれない。というのもリールを装着すると、自然とバランスポイントが手元にきて、サオの重みを感じないからだ。

『アジング』ステップアップ解説:ロッドの長さ(レングス)使い分け術豆アジの接近戦に4ft台(提供:TSURINEWSライター井上海生)

この4ft台、やはり超接近戦には有利だろう。アジのサイズは問わないが、ヒットしたら沖やストラクチャー周りに走り回る尺連発、というシチュエーションにはさすがにマッチしない。

アベレージサイズ(20cm程度)か、それよりも少し下への対応力はすこぶるよく、何より豆アジが掛けやすいといわれる。繊細なバイトに対するサオ先の操作、フッキングレスポンスが良いからだ。「豆豆アジ」と言いたいような10cm以下のアジングにも適する。

5ft台がアジングの主流?

現在のアジングの主流となりつつあるレングスといえば、5ft台だろう。ジグ単メインとなると、もはや6ftの長さは要らないというアングラーも多いかもしれない。私も前に何も障害物の入っていない足場の良い釣り場では、やはり5ft台でアジを釣ることが多い。

多くの場合ルアーウェイトは3gや5g程度までと、そこそこの重さもこなす。マイクロメタルジグなどの、軽いジギングも可能だ。

5ft台が主流となってきた背景には、やはりアクションレスポンス、フッキングレスポンスという点が大きいだろう。6ft台と比べて軽い操作でアジを誘い、掛けることができる。またどんな釣りでも基本的にそうではないかと思うが、短いサオの方がラクに扱えるのだ。

6ft台は汎用性が高い

オールマイティーなアジングロッドというと、6ft台となる。ジグ単、プラッギング、キャロライナリグ。なんでもこなせるレングスというと、6~6.8ftくらいだ。

6.4ft程度からは、メバリングへの流用適正も高い。アジ&メバル6.4ft前後1本でもいいかもしれない。

7ft台は少し特別な使い方をする長さ

7ft台のアジングロッドというと、この世界では長めのレングスとなる。1.5や2g以上の重めのジグ単、また5~10g前後のメタルルアーで沖の回遊の群れを狙うマイクロメタルジギング、そしてキャロライナリグだ。

一般的にビギナーが使用するレングスではないので、注意したい。サオの調子も、やはりエキスパート向けに硬めに味付けされているものがほとんどで、軽量リグは飛ばしにくい。

ティップ&ベリーにも注目

レングスに関して使い分けがわかれば、サオのティップや、ベリーの仕様もよく見たい。

『アジング』ステップアップ解説:ロッドの長さ(レングス)使い分け術サオ先の入りやすさにも注目(提供:TSURINEWSライター井上海生)

基本的に現在のアジングロッドは魚のバイトに対して自動的にアワセが効くソリッドティップがメインだ。チューブラーとなると、サオのメーカーにもよるが、プラッギングがメインとした設計が多い。

ティップの硬い・軟らかいは好みが分かれるところだが、筆者としては、どちらかといえば軟らかいサオを推したい。「UL」、ウルトラライトというような表記のサオだ。ベリーの近くまでサオ先が入りやすくなっており、アジを乗せ掛けしやすい。

ビギナーは6ft台から

これからアジングを始めようという人には、6ft台をオススメする。それもティップは軟らかめに味付けされたものがいい。基本的にこれで何でもできる上、上述のように冬の漁港周りのメバリングへの流用も効くので、なんでも釣れてくれるサオとして重宝するはずだ。

『アジング』ステップアップ解説:ロッドの長さ(レングス)使い分け術アジングロッド6ft台でメバルも釣れる(提供:TSURINEWSライター井上海生)

中級者以上には5ft台を勧めたい。特にこれがチタンガイドを実装した感度の良いサオとなると、手元にビビッとくるアタリの明確さと合わせて、アジングを一層楽しめるはずだ。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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