『陸っぱりライトゲーム』ステップアップ解説:シーバスヒット時の対応
2021年03月27日 17:00
抜粋
ライトゲームにおいてシーバスは定番のゲスト。春に向けては「バチ抜け」というシーバスのシーズナルパターンにハマって、連発することもある。確実な獲り方を覚えておきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


シーバスを獲るキモはドラグ
心がけとして、「獲れる」と思うことが第一ではないかと筆者は考える。
湾奥や漁港周りについているシーバスはそんなに強く引く魚ではない(ヒラスズキに関しては未知なので、私はなんともいえない)。ただ中型から大型になると、魚体に対する水の抵抗がかかりやすくなるので、そこでラインの力に頼ろうとすると、魚の引きでなく、水の抵抗で切れてしまう。逆にいえば、そこをクリアすれば、ほとんど確実に獲れる。
40cm級のシーバスが頻発する春(提供:TSURINEWSライター井上海生)ライン要件としては、アジング用にエステル0.25号、メバル用にPE0.25号でも70cm級までは必ず獲れる。ただ、ストラクチャー絡みで大型をかける可能性があるときには、根擦れ対策として、リーダーは100cm程度とっておく必要がある(こうなるとアジングはやりにくいが、仕方がない)。
キモは「ドラグ設定」だ。これに尽きる。緩めに設定して、ラインブレイクを防ぎ、泳がせに泳がせて、バテて浮いたところを寄せて、ランディングに持ち込む。
やり取りの注意点
サオでリフトしようとすると、シーバスやチヌのような魚は必ずバレか、テンションがかかった状態でリーダーが歯や魚体に引っかかってしまって瞬間的な首振りなどで切れる。そのため、サオの角度はフツー程度に。サオ先を頭近くまで上げるような釣り方をしない。
白身の魚は必ずバテる、ドラグの出るままに泳がせて寄せる。サオでリフトしない。じわじわと弱ったところを、慎重にタモ入れする。これがシーバス、チヌの獲り方として、心に留めておくことである。
エラ洗い対処
シーバスがその他のゲストと決定的に違うのは、エラ洗いをすることだ。水面でバシャバシャと口元を出して振る。ここでジグヘッドが口元で暴れてしまい、外れてしまいやすい。
エラ洗いには、サオ先の操作で対処する。シーバスが海面まで浮いてきたら、エラ洗いするタイミングでふっとサオ先を下げて、ラインテンションを抜いてやるのだ。そうするとジグヘッドが口元で暴れにくくなり、ちゃんとハリ先がかかりドコロに食いついてくれる。
ただ厄介なのは、遠くまで泳いで沖で突然エラ洗いされるか、バイト直後にエラ洗いされるかで、これに関してはタイミングを見てサオ先を下げようがない。ドラグがうまく滑ってくれるように、緩めに入れておくしかない。
ランディング極意
エラ洗いをかわし、じわじわと弱らせて、最後に「手前」に寄せてきたシーバスをランディングに持ち込む際まで、絶対に気を抜いてはいけない。というのも、「手前」が一番ドラグが効きにくいのだ。暴れるのをやめてプカーと浮いていたら、もうほんの少しドラグを緩める。そうすることで、ほとんどバレない状態が作れる。
チヌもドラグ緩めで慎重に(提供:TSURINEWSライター井上海生)足場の条件でシーバスが腕を伸ばせば届く範囲に寄せられる場合は、フィニッシュのハンドランディングをするのも気持ち良いが、海に乗り出して無理はしないように。
いっそ楽しもう
バチ抜け時はシーバスが増える。ただ私見だが、ワームをバチと見て食ってきている感じはしない。というのも、水面でストレート系のワームをふわふわと漂わせていても、ほとんどシーバスは無視するからだ。単に個体数が増え、活性が上がり、ミートするのだと思う。
痛快な春のゲスト・シーバス(提供:TSURINEWSライター井上海生)しかしシーバスがバンバンくるなら、せっかくのこの時期の楽しいゲストなのだから、再現性のある狙いで釣りたい。メバリングロッドならば、例のバチイミテーションのニョロニョロ系のプラグを使うこともできる。「ライトシーバス」、挑戦してみてはいかがだろうか。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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