釣り人的「低糖質」レシピ:アクアパッツァ 〆パスタはダイエットの敵?
2021年04月03日 11:30
抜粋
魚が嫌いな家族にも褒められるレシピをご紹介いたします。この料理を作れば家族はきっと「また釣ってきてね」とこころよく次の釣行に送り出してくれるでしょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)
低糖質アクアパッツァ
極上の魚介類の出汁が味わい深いアクアパッツァは、最近では糖質制限ダイエットメニューとしても脚光を浴びています。
本来はにんにくや白ワインやベルモットやミニトマトなども使用しますが、今回はそれらの糖質高めの材料は使わず、極力糖質を抑えたレシピでご紹介します。美味しい上に糖質の低い料理になりますので家族に褒められること間違いなしです。
下処理
料理を始める前の下処理が大切です。
釣り場での下処理
魚が釣れたら魚が元気なうちにナイフと海水で血抜きをします。血抜きした魚はクーラーボックスたっぷりの氷に海水をひたひたに注いだ海水氷などで、なるべく鮮度のいい状態で持ち帰りましょう。
自宅での下処理
真鯛は鱗を落とし、エラと内臓を取り、きれいに水洗いし、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ってから、両面に強めの塩を打ち、常温で20~30分程度ザルなどの上に置き、表面に浮き出たドリップをキッチンペーパーなどで丁寧にふき取ります。
材料
・真鯛:300~500g 1尾(切り身でも可)
・あさり:1パック(しっかり塩抜きしたもの)
・アスパラ:1束(4本程度・ブロッコリーなどの糖質が低い野菜でも可)
・水(あればおいしい天然水 500ccフライパンの大きさに合わせて水の量は加減)
・アンチョビフィレ:2切れ(なくても可)
・オリーブオイル:大さじ3
・バター:20gくらい(なくても可)
・出汁昆布:約10cm(なくても可)
・塩:適量
※魚は真鯛以外にチダイやキダイのほかカサゴ類、ハタ類、ホウボウ、メバルなどの旨みの出る白身魚ならどれでもOKです。フライパンに納まる大きさがベストですが、魚が大きすぎる場合は切り身でもOK。これまで一番絶品だったのはキジハタです。
アクアパッツァの作り方
1)下処理した真鯛を魚焼きグリル等で3〜4分弱火で塩焼きし焦げない程度に焼きます。胸ビレや尾ビレは焦げないようにアルミホイルを軽く巻いて焼くとよいです。もし焦げてしまったら苦みがでるので焦げた部分は切り落としましょう。
軽く焼くことで臭みを無くし香ばしさを出します。表面の皮がパリッとするくらいまで焼きます。この段階では中まで火が通ってない状態でかまいません。
2)アスパラは5cmくらいの食べやすい長さに切るアンチョビフィレは粗みじん切りにする
3)フライパンにオリーブオイル大さじ1程度(分量外)入れて熱し、アサリを軽く炒めて水500ccを入れる。フライパンの大きさによって水の量は加減してください。
4)アサリの入ったフライパンに塩以外のすべての材料(塩焼きした真鯛、アスパラ、アンチョビ、バター、出汁昆布)を入れて約10分間やや強火で煮る。
真鯛は煮汁に浸かってない部分にも火が通るようスプーン等で10分間煮汁をかけ続けるか、クッキンシート等で落し蓋をする。
味見をして薄ければ塩で調整して完成です。お好みでオリーブ、ケッパーなどを加え、仕上げにイタリアンパセリなどを散らしてもよいでしょう。
〆はパスタで
魚の旨みとあさりの出汁と昆布の出汁でおどろくほどおいしい煮汁になりますよ。糖質制限を気にしない場合は、にんにく、ミニトマト、白ワイン、黒胡椒など加えて煮るとさらにおいしくなります。残った煮汁でいただくパスタも最高です。う~ん、ダイエットにならないですね。
真鯛以外でもハタ類、カサゴ類、メバル類など多くの白身魚で美味しくいただけるレシピです。ぜひ色んな魚で味の違いをお楽しみください。
<宮崎ゆきお/TSURINEWSライター>
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