【2021春】乗っ込みマブナ釣り徹底解説 「ホソ」で気軽に楽しもう
2021年04月05日 17:00
抜粋
産卵前後のマブナは数も型も狙える。したがって、この時期のマブナは最適な入門魚と言えよう。今回は乗っ込みの舞台になる川幅10m以下のホソでの釣りについて紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)


ホソに乗っ込んだマブナ狙い
「春の小川はさらさらいくよ♪ エビやメダカや小ブナの群れに♪」桜の花が満開になるといよいよ春本番だ。
冬に深場でじっとしていたマブナは、春になって水温が上がると産卵のために本流・本湖から小河川の浅場や田んぼの用水路などの細い流れ(ホソ)に乗っ込んでくる。産卵前後はよくエサを追うようになるため、数釣りはもちろん、夢の尺(約30cm)オーバーが釣れる可能性が高くなる。
したがって、この時期のマブナは最適な入門魚と言え、絶好の季節となる。乗っ込みとの関係からホソが釣りの舞台になるので、ここでは川幅10m以下の釣りについて紹介する。
マブナ釣りのタックル
基本的なタックルは以下の通り。
タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)竿
ポイント(川幅・水深)に応じて、1.5~3mのノベ竿でヘラブナ用や清流釣り用を使用。軟調子で安価なものでも十分釣趣が味わえる。またズーム式なら1本で長さを変えられるため便利。
ミチイト
アシ際などの障害物周り狙いが多いのに加え、良型が釣れるため、ナイロンラインまたはフロロカーボンライン1号を基準とする。水の透明度が高い、食い渋り、小型が多い場合は0.6~0.8号と細くする。
ウキ
小型立ちウキや玉ウキを親ウキにする。その下にシモリウキを数個付ける。浮力調整は板オモリやガン玉を使い、親ウキの頭が水面から1~2mm出る程度にする。ただ、この時期の魚は荒食いするため、玉ウキや立ちウキ1個のシンプルな仕掛けでもいい。そちらほうがトラブルが少なくビギナーに扱いやすい。
ハリ・ハリス
フナバリか袖バリで、ハリス付きのものを選べばいい。ハリは3号を基準にし、釣れる魚の大きさに合わせて1~6号を用意。ハリスは0.6~0.8号で5~8cm。仕掛けの長さは竿の長さと同じか、若干短めが、振り込みや取り込みも楽で扱いやすい。
エサ
赤虫、キジ(ミミズ)などの活きエサとグルテンなどの練りエサが一般的。活きエが苦手な人は後者を勧める。流れ川の活性が高い魚にはワゲットなどの人工エサも効果的。
マブナ釣りのポイント
乗っ込みのフナはアシや水草などがある所で産卵するので、それらを見つけるのが第一歩。アシなどが揺れていて魚がバシャバシャと音を立てて産卵しているようなら、その周辺に静かにエサを入れる。産卵中の魚は釣れないが、産卵を控えた魚が群れているので荒食いが期待できる。
ポイントのイメージ(作図:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)一方、産卵場所に向かう魚あるいは産卵を終えて移動している魚を狙う手がある。魚はエサを捕食しつつ、ときには休息しながら移動する。それらのポイントとしては、アシや水草際はもちろん、小深くて流れに変化がある所がいい。
ホソに乗っ込んでくる(作図:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)たとえば水門や土管の流れ込み周辺、橋の陰、乱杭まわり、ホソの合流点など。エサが溜まりやすく、魚が一時的に隠れることができるため着きやすい。このような着き場を見つければ大釣りが可能だ。なお、春らしい暖かい雨が降った直後は魚が産卵したり、移動しやすいので狙いめ。
マブナ釣りのタナ取り
マブナは底近くに群れて生活しているので、エサを底付近に合わせるのが基本。そこで、タナ取りゴムなどを使用して、ウキ下を底スレスレに調整する。面倒かもしれないが、ポイントを変えるごとに行いたい。
ポイント断面イメージ(作図:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)ただし、これから陽気が安定し、暖かくなると朝夕マヅメに水面近くを遊泳することがある。水面にハネやモジリが出たら、ウキ下を浅めに取り宙釣りするとよく釣れることがある。
アタリとアワセ
食いがいい時期とは言え、ウキが一気に消し込むのはまれで、親ウキをチョンチョンと小刻みに動かしたり、水中のシモリウキがユラユラと揺れたり、横にそれたりすることが多い。少しでもウキに変化があれば、アワセを入れる。
その際は竿を立てる程度でよく、大アワセは必要ない。なお、消し込むような大きなアタリで魚が掛からない場合はクチボソの仕業。このような状態が続くならポイント移動を視野に入れよう。
取り込み
20cm以下なら竿の弾力を利用して一気に抜く。それ以上の良型は場荒れを防ぐ意味からできるだけ速やかにポイントから魚を離すように竿で誘導(下流のほうが場荒れは少ない)し、タモでキャッチ。この時期は尺オーバーも掛かるので、タモは必携だ。
魚の着き場を探そう(作図:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
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