釣り用語に英語が多いのはナゼ?しっかり理解して使いこなせるようになりたい!
2021年04月15日 07:02
抜粋
釣り用語に英語が多いのはナゼ?しっかり理解して使いこなせるようになりたい!
釣りを始めてみたい!と考えて、釣り専門サイトをスマホで開いてみると、なにやら見慣れないカタカナ文字が並んでいます。
ソルトゲームって何だろう、塩で何かするのかな?
エギングって英語なの?何を意味しているのかさっぱり分からない・・。
そんな第一印象を持ってしまったら、せっかく釣りをしたいと思っていた意欲が、萎えてしまうかもしれません。
ここでは、釣りに使われている英語の用語について、分かりやすくご紹介します。
釣り用語に使われている英語その①-ing
アジングと聞いて、釣りをしたことのない人が即座に理解できるか?といえば、かなり難しいでしょう。
「アジって魚のことでしょ?」
その通りです。
「ナゼ-ingが後ろに付いているの?いつから付くようになったの?」
それは定かではありませんが、元々サビキ釣りの対象魚であったアジを、ルアー釣りの対象魚として扱いたい!という、釣り業界内の考えが作り出した造語なのです。
英語っぽい表現によって、何か特別な釣り方をするかのような期待感を膨らませてくれますよね。
アジをルアーで釣るから、アジング。
とてもシンプルな作りで、言われてみれば、ああそうか!と覚えやすい造語ではあります。
その前にエギを用いたアオリイカ釣りのことを、エギングと呼ぶようにして、定着に成功した経緯がありましたから、こういった英語的造語の流れが加速的に発生し始めたわけです。
メバルをエビ撒きではなくルアーで釣るから、メバリング。
シーバス釣りをシーバシングと呼ぶのは却下されたのでしょうか。
まとまりがあって覚えやすいフレーズなら、しっかり生き残るのは間違いなさそうです。
でもこれらは、厳密には英語ではありません。
その釣り方を流行らせるために作られたものですから、意味をよく理解して使えるようになりたいものです。
釣り用語に使われている英語その②ストラクチャー
アメリカ人のバスプロに、沈木を指差して「これはストラクチャーか?」と尋ねたら、カバーだとの答えが返ってきました。
ブッシュやレイダウンなどという英語も飛び出してきて、なかなか理解するのが難しい展開になったのですが、とうやら障害物のことをカバーと呼んでいるようです。
では、ストラクチャーとはいったい何なのか?
釣り用語では、地形変化を表しているようです。
例えば、湖を頭の中でイメージしてください。
湖の底から岸辺へ目を移していくと、だんだんと浅くなっていきますよね。
いきなり浅くなっている場所を、カケアガリと呼んだりしますが、これまさにストラクチャーのことです。
また突き出た岬があったりしますが、岬もストラクチャーの一種ということに。
バスはこの地形変化=ストラクチャーを伝って移動し、到達地点のカバーに宿る!というふうに理解すればいいでしょう。
やたらとカバーばかりを狙って、ルアーを投げ入れているアングラー=釣り人が多いですが、移動に利用している道=ストラクチャーも狙ってみると、より一層釣れるはずです。
釣り用語に使われている英語その③ロックフィッシュ
オーストラリアやニュージーランドに棲んでいるアングラーに、ロックって何?と尋ねると、磯釣りのことだと返事してくれたことがあります。
確かに磯は岩礁帯に覆われていることが多く、その特徴から呼び方に派生したのでしょう。
日本では、その磯場に棲んでいる根魚のことを、ロックフィッシュと呼ぶようになりました。
カサゴやアイナメ・メバル・ソイ・アコウなどでしょうか。
根魚たち!と呼ぶよりは、ロックフィッシュのほうがかっこいいイメージがありますよね。
でも釣りをこれから始める初心者の人には、すぐには理解しづらい造語です。
「岩の魚?岩で出来ているの?硬いの?」
めっちゃ遠回りになりそうな予感がしてきます。
岩魚=渓流魚のイワナなんて存在もあるわけですから、ネーミングにはじゅうぶん配慮したいものです。
ロックフィッシュゲームを楽しむのにおすすめのタックルを選んでみた!
そのロックフィッシュをルアーで釣ることを、ロックフィッシュゲームと呼びます。
根魚釣り、では流行らないと考えたのでしょうが、やはり丁寧な補足や説明は、その都度必要といえるでしょう。
その手間まで省いてしまったら、釣りを趣味にしたいと考える人を減らすことになるかもしれません。
それでは、そのロックフィッシュゲームを始めるのに、手軽に揃えられるおすすめタックル=釣り道具をご紹介しましょう。
プロマリン(PRO MARINE) 極光さぐりテトラ 90 307381 プロマリン 釣り 竿 磯竿 テトラ 穴釣り
プロマリンブランドから発売されている、ロックフィッシュゲームを楽しむためのロッドです。
ルアーを投げるのではなく、テトラなどの穴・隙間に、垂直にルアーや仕掛けを落とし込んでいく穴釣りスタイルに使うためのものですね。
全長90センチと短めなのは、テトラの間に潜り込んで釣りやすいから。
アタリも明確に手元で感じ取れるので、早くアワセを入れることが可能になります。
振出式で継数は3本、仕舞寸法はたったの40センチにまで縮まりますよ。
これならさまざまな釣り場へ持ち込むのも、とても楽でしょう。
自重は43グラムしかないので、手持ちする時間が長くなっても苦には感じませんね。
先径/元径は、0.8/18.8ミリと細めです。
グラスソリッドの穂先ですから、微細なアタリも逃さずにしっかりと掛けることができるでしょう。
適合する鉛負荷は、1号から10号までです。
実際に手にしてみると、かなり軽くでよく曲がり込んでくれます。
大型のカサゴやアイナメ・アコウなどが掛かっても、しっかりと耐えながら水面まで浮かせてくれるはずです。
実売価格は千円台と、とても安い価格に収まっていますよ。
プロマリンブランドのアイテムは、コスパ優秀なものが多いことで知られていて、このロッドも安く購入できるようになっています。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 黒鯛リール クラブデミ 20RL ブルー チヌ釣り ワカサギ釣り 穴釣り
シマノからリリースされている、コンパクトな両軸リールです。
垂直にルアーや仕掛けを落としこむのに適していますよ。
大きな負荷が掛かっても、しっかり巻き上げられるのが嬉しいですね。
ギア比は4.3対1て、ハンドル1巻きで43センチのラインを巻き取れるようになっています。
自重は106グラムと軽めなので、長い時間使っていても手首・ヒジなどに負担がかかりにくいですよ。
ラインキャパは、モノフィラメントラインの3号なら100メートル巻けます。
スプール寸法は、直径32ミリで幅21ミリ。
ワンタッチでスプールを着脱できるシステムが、搭載されています。
左右巻きどちらもできますし、糸カミ防止機構やクリックアジャストのスプールコントロールツマミが付いています。
実際に使ってみると、ルアーや仕掛けを操作しやすいですし、魚が掛かってからのやり取りもスムーズ。
ラインを出しては巻き取りをおこなって、じゅうぶん魚を弱らせてから取り込むようにしましょう。
実売価格は2千円台と、とても安い価格帯に設定されています。
チヌ釣りやワカサギ釣りなどにも転用可能なので、さまざまな使い方を楽しんでみてください。
クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m 12lb
クレハから発売されている、ボビン巻きタイプのフロロカーボンラインです。
穴釣りには根ズレに強いナイロンラインが向いていますが、比重が高くて沈みの早いフロロカーボンライン素材も、メリットは多いですよ。
クリアカラーなので、魚に警戒心を与えるのを抑えています。
非整列巻ですが、ゴワゴワしたクセがなく、しなやかで扱いやすい印象です。
80メートルごとにマーキングシールが貼られているので、小分けにして使うのに便利でしょう。
実際にフィールドで使ってみると、結び目の耐久性は高くて、ライントラブルが少ないのがいいですね。
根ズレにも強くて、なかなか破断しませんから、大胆で積極的な攻めを実践できます。
実売価格は千円台と、とても低価格な設定に収まっていますよ。
これなら巻き換えのタイミングも早められますから、余計にライントラブルを減らせるでしょう。
釣りに使われている英語表現をきっちり理解しよう!
釣り用語や釣りに使われている英語表現を理解すれば、釣りを始めやすくなります。
最初はなかなか取っ付きにくい印象ですが、覚悟を決めてじっくり時間をかければ、なんとかなるものです。
和製英語の意味も、同時進行で覚えるようにしたいですね。