乗っ込みマダイに手こぎボートで挑戦 戦略的コマセワークで43cm本命
2021年04月17日 16:30
抜粋
葉山沖の乗っ込みマダイの活性が上がってきています。今回は葉山釣具センターから手漕ぎボートで出船した、3月14日のコマセ釣りでのマダイ実釣をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター秋山将平)
葉山沖で乗っ込みマダイ狙い
天気は晴れ。ウネリはあるものの風も穏やかで大潮。11時30分の干潮から上げ潮に変わる潮回り。この日も7時30分より出船し、干潮の潮止まり前が勝負所と読んでポイントへ向かいました。
ポイントと作戦
今回もテゴ島に寄りすぎず、かけ下がっていった砂地のポイントにアンカリング。水深は真下で20~24m程度を目標とします。
また、今回は午後になるにつれて南風の予報となるため、船尾がボート乗り場や江の島の方へ流れることを計算してアンカリングしました。
さらに今回大潮で潮の動きが大きな日ですが、流れが速いと撒いたコマセと仕掛けを同調させるのが難しくなるため、状況の変化を見ながら「どのタナが魚がヒットするタナなのかを正確に探る」という点を意識してマダイに迫っていきます!
まずはクロダイをゲット
序盤はエサ取りすらいない状況でしたがコマセを撒いていき、エサ取りが出始めたら少しずつコマセの量を減らします。次に高いタナでコマセを撒いてエサ取りを上のタナへおびき寄せた後、狙う水深へさしエサを落とし込んでいくと徐々にエサが残る状況に。これを数回繰り返しているとまずはクロダイがヒット!
43cmの美麗マダイ浮上
一般的にはマダイはクロダイよりも上のタナを泳いでいると考えられるため、2mほどタナを上げて探ってみましたが、エサ残りが続いたため1mずつ下げていくことに。
そして、クロダイが釣れたカゴ位置14mまで落としていったところでヒット!43cmの良型のマダイをゲットしました!
タナをキープしてイナダ登場
クロダイ、マダイと釣れたタナがこの日のヒットダナと決めて、カゴ位置14mをキープしていると最後に大きなアタリがきました。マダイのような真下へ引く感覚もありましたが、上げてくるにつれて徐々に横に走る動きを感じました!
マダイの白子は絶品
釣れない時間帯にいかにエサが残る状況を作り出し、どのタナで魚が食うのかをしっかりと探ることができるか?というのが釣るためのカギになったと思いますので、釣れない時間帯もいろいろな仮説を立ててマダイに迫っていきましょう!
この日のマダイはオスで筆者は初めてマダイに白子に出会えました!天ぷらにして食べると絶品!
春のマダイの楽しみがまた増えました!皆さんもぜひマダイを狙った葉山ボートでマダイにチャレンジしてはいかがでしょうか。
当日の実釣動画
2021年春!葉山のマダイが絶好調!クロダイ、イナダも含めて三種目釣れましたよ♪
<秋山将平/TSURINEWSライター>
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