偏光サングラスとはどんなメガネなの?釣りにおすすめのアイテムをピックアップ
2021年04月23日 07:01
抜粋
偏光サングラスとはどんなメガネなの?釣りにおすすめのアイテムをピックアップ
一年を通して強い陽射しが気になるのが、アウトドアへ出かけたときでしょう。
クルマやロードバイクなどに乗っていて眩しさに戸惑ったり、フロントガラスへの反射光で景色がきちんと見えなかった経験はありませんか?
そんなケースで頼りになるのが、偏光サングラスです。
ここでは、偏光サングラスの特徴について詳しくご紹介しましょう。
「釣りでも水面からの反射光で見えにくいことがあるよね!」
その通り!釣りシーンにベストマッチなのが、偏光サングラスが持つ機能そのものなのです。
偏光サングラスとは
偏光サングラスとは、普通のサングラスではなく、偏光レンズが装着されたアイウェアのことです。
分かりやすく解説してみましょう。
普通のサングラスとは、レンズに色が着いています。
その色が、入ってく光量を制限するのです。
例えば、濃いグリーンやグレーの色を付着するだけで、そのレンズを通して見た景色は、暗いトーンに変わりますよね。
太陽光が眩しく感じるのを解消するだけなら、このサングラスで対処できるのです。
でも、あなたがクルマを運転するときのことを思い出してください。
日中の陽射しが強い場合、クルマのダッシュボードがフロントガラスに映り込んだりしませんか?
また路面に描かれたセンターラインが、ギラつきによって見えにくくなったりしますよね?
それらは全て、陽射しが反射光としてあなたの目に届いているから起こる現象なのです。
当然対象物を確実にとらえることが遅れたり、白く飛んで見えづらいことにつながります。
そのままクルマを運転していては、危険なケースも発生するかもしれませんよね。
そういった状況を上手くクリアするために開発されたのが、偏光機能付きのサングラス=偏光サングラスなのです。
パッと見、サングラスと見分けにつきにくいでしょう。
レンズの色もフレームのカタチも、どちらもそっくりですからね。
そういう場合は、パッケージや商品表示をしっかりチェックして、そのアイテムが偏光サングラスであることを確かめるようにしてください。
ドライブやゴルフをぞんぶんに楽しみたいなら、偏光サングラスは必携といえるでしょう。
偏光サングラスは釣りシーンにベストマッチ!
偏光サングラスが、アウトドアシーンの必需品であるのなら、当然釣りにもマッチするはずです。
釣りをしているとき、水面を見渡しますよね。
太陽の位置によっては、水面からの反射光をモロに浴びてしまうかもしれません。
そうなれば、水面は単にギラギラするだけで、水中の様子や底の地形変化・魚が泳いでいる様子などを視認することは難しいでしょう。
そんな状況を解消してくれるのが、偏光サングラスなのです。
偏光サングラスのレンズには、極薄の偏光膜がセットされていて、そこに特殊なスリットが入っています。
このスリット、水面からの反射光を見事に通さない機能を持っているので、水中をしっかりと見渡せるようになりますよ。
いつものメガネをそのまま活用したいならクリップオンタイプの偏光サングラスをチョイス!
偏光サングラスを用いれば、水中の様子を把握できるようになりますから、釣りを楽しむ上で大きなアドバンテージとなるでしょう。
ただし、度入りの偏光サングラスとなると、少々価格が高くなってしまいます。
それをカバーしてくれるのが、クリップオンタイプの偏光サングラス。
なんとフレームが取り払われていて、その代わりに中央に専用クリップが付いていますよ。
この部分をいつもかけているメガネに装着すれば、偏光機能を持った度入りメガネの出来上がり。
外せば元通りになりますから、とても便利ですよね。
できるだけ軽量なものを選ぶと、鼻や耳などに負担を感じずに釣りを展開できるでしょう。
釣りにおすすめの偏光サングラスをピックアップ!
釣りに使いたくなる、おすすめの偏光サングラスを取り上げてみましょう。
さまざまなメーカーから、個性的なデザインや機能を持ったものがリリースされていますよ。
釣具メーカーのオリジナルや、メガネブランドとのコラボモデルも興味深いですよね。
自分の好みに合ったものを、じっくり選んでみてください。
ダイワ(DAIWA) TLX 013 イーズグリーン
ダイワとタレックスが共同開発した、釣り用偏光サングラスです。
レンズカラーは、イーズグリーンで水面を見やすいイメージですね。
偏光度は90パーセントに設定、可視光線透過率は40パーセントです。
レンズのサイズは61.0×37.0ミリ、フレームのフロント幅は151.6ミリです。
レンズ素材には、タレックス社のCACCHUハードマルチコート・6カーブタイプが採用されていますよ。
フレーム素材にはポリオレフィン、モダンにはエラストマーが使われています。
注目すべきはその軽さで、誤って水に落としてしまっても、水面に浮き上がる浮力を持ち合わせています。
急な突風などで偏光サングラスを落としても、すぐに拾い上げられるのは嬉しいですね。
実際に手に取ってみると、その軽さに驚かされます。
ストレスなく長時間の釣りを楽しむ上で、無くてはならないアイテムになってくれるはずです。
実売価格は2万円台と、やや高めな価格設定ですが、搭載スペックを考えると納得の価格といえるでしょう。
画期的な性能を持って自分の釣りを楽しみたい人に、ぜひおすすめしたい逸品です。
ダイワ(DAIWA) TLO 028 トゥルービュースポーツ/シルバーミラー
こちらもダイワとタレックスが共同開発している偏光サングラスですが、オーバーグラスタイプ、つまりいつものメガネの上からかけられる仕様になっています。
となると、度入りレンズにする必要はありませんから、手軽に偏光機能を活用できますよね。
レンズカラーは、トゥルービュースポーツ/シルバーミラーでとてもかっこいい外観に仕上がっていますよ。
偏光度は99パーセントで、可視光線透過率は30パーセントになります。
レンズのサイズは60.0×42.5ミリ、フロント幅は154.0ミリになりますから、いつもかけているメガネのフレームサイズに合わせてみてください。
実際に手に取ってみると、6カーブの曲面が美しいのが印象的です。
軽さも際立っているので、オーバーグラス状態でも重過ぎて釣りづらい感じは、さほど受けません。
実売価格は2万円台と、やや高めの価格に設定されていますから、機能面・デザイン面を考慮しながら購入を検討してみてください。
シンプルで洗練されたデザインのオーバーグラスが、ようやく選べるようになってきたと実感できる質感ですよ。
視界に飛び込んでくる光量が、確実に押さえ込まれているのが嬉しいですね。
長く使えるオーバーグラスを探している人に、しっかり響くアイテムでしょう。
シマノ(SHIMANO) キャップクリップオングラス HG-002N マットブラック ブラウン フリー
シマノからリリースされている、キャップのツバ部分に装着できる偏光サングラスです。
これならオーバーグラスとしても活用できますよね。
フレームカラーはマットブラックで、レンズカラーはブラウンです。
サイズはフリーサイズで、偏光度は99パーセントになっています。
可視光線透過率は16パーセントで、紫外線透過率は0.1パーセントに設定されていますよ。
レンズのサイズは縦64×横160ミリで、素材にはフレームがプラスチック、レンズがアセテートを採用しています。
手元でラインを結ぶなどの作業をする際は、偏光サングラスが要りませんから跳ね上げられるようになっているのが嬉しいですね。
実際に手に取ってみると、通気性の高さからレンズが曇る心配が要らないのがメリットに感じました。
軽くて扱いやすく、とても機能的なアイウェアといえるでしょう。
キャップのツバを利用している点も、釣りをする上でとても便利ですよね。
実売価格は4千円台と、とても安い価格帯に収まっています。
手軽に偏光機能を手に入れたい人に、よく響くスペックといえるのではないでしょうか。
偏光サングラスの特徴を理解して釣りを楽しもう!
偏光サングラスの特徴や効果、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
サイトフィッシングなどのさまざまな釣りアプローチに、上手く活用してみましょう。