沖のヒラマサジギングで11kg大マサ手中 スローなアクションが当たり
2021年04月25日 06:00
抜粋
福岡県・博多湾から出る遊漁船ベイスタイルでヒラマサをジギングで狙った。私にとって、初の大型ヒラマサに出会うことのできた釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 総合学園ヒューマンアカデミー福岡校フィッシングカレッジ フィッシング経営専攻1年 北岡勇哉)
ベイスタイルでヒラマサ狙い
3月25日。福岡県の博多湾から出る遊漁船ベイスタイルを利用し、ジギングの人気ターゲット「ヒラマサ」を求め玄界灘へ向かった。
午前6時半出港。そして8時前、待ちに待ったファーストポイントに到着。ここは24日、25日とキャスティングで釣れたとの情報なので、キャスティングからスタート。ルアーはラピード160。しかし、情報とは裏腹に気配はない。
良型アラゲット
次のポイントに移動するとすぐに、後方から「食った!」と大きな声。ロッドがしなるが叩いてはいないようだった。フャイトの末、上がってきたのは大きくとてもかっこいいアラ。良いサイズだ。
ヒラマサ6kg浮上
ポイントを移動し、ジギングで出そうな雰囲気だったためジギングに変更。周りの同行者がスピニングリールでアタっていなかったため、まずはベイトリールを使用。ジグはメサイア セミロング210gのシルバーカラーだ。水深は49m。同行者が早いピッチでシャクっていたため、一般的なスロージギングより少しスローに誘う。
そして、ボトムから10mほど上でラインのテンションが抜けたときに、ゴンッ!とロッドが持っていかれた。なかなかの強い引きで元気がいい。上がってきたのは6kgほどのヒラマサだ。この日初めてのヒラマサに船内が活気づく。
初の大型ヒラマサ11kg超
ここで15分ほど船を走らせポイントを移動。水深は50m前後。同じくベイトリールでジグを落とし誘う。そして魚礁の上に乗り5mほどシャクリ上げたとき、オールソリッドのロッドが根元から曲がる。これは「デカい!」と思いしっかりハリをかけファイトする。ハンドルは力で回すことができるが、ドラグが出ていってしまう。このままでは切られるので、一か八かで指でラインを抑える。するとドラグも止まり巻くことができた。
その後も指で押さえながら身を投げ出してのフャイトが続く。慎重にフャイトし上がってきたのは、メーターは優に超えている「大マサ」だ。船でラインを傷つけないようにランディング。測定してみるとやはり11kg超え。初の大マサでとてもうれしかった。
リーダーを確認すると擦れており、フックも伸びていた。なかなか危ない状況だったことがわかる。
スロージギングがパターン
そして、その後も同じような釣り方で、食わせる間を与えながら同行者もそれぞれカウントすることができた。
今回のヒラマサジギングは、完全なスロージギングだった。しかし、通常のスロージギングではなく、タチウオジギングのような誘い方でアタっていた。なかなか体験することができない釣りでとても楽しかった。そして、今回の釣行でやはりほかの釣りに挑むことの重要さを再確認できた。
年々熱くなっている「海のスプリンター」ヒラマサを狙ってみてはいかがだろうか。そして10kg、20kgの「大マサ」を狙ってみよう。
<週刊つりニュース西部版 総合学園ヒューマンアカデミー福岡校フィッシングカレッジ フィッシング経営専攻1年 北岡勇哉/TSURINEWS編>
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