釣果情報を頼りに釣り場を巡ってみた!釣り方や釣り場の選定方法をチェック
2021年04月25日 07:02
抜粋
釣果情報を頼りに釣り場を巡ってみた!釣り方や釣り場の選定方法をチェック
ネット上にはさまざまな釣果情報が飛び交っています。
でも釣り場で起きている出来事についてまでは、詳細に記載されていないケースが多いですね。
以前、三重県津市を流れる雲出川の河口へ、釣果情報を頼りに出かけたことがありました。
青物の接岸がスゴイ!ということでしたが、それ以上に凄いのが、人の数。
近くの日本鋼管の突堤は、テトラで組まれた構造をしているのですが、そんな足元でも釣り人の数はとても多かったですね。
駐車スペースは、近くに路駐するしかなく、さほど広いものではありませんでした。
釣り場に適している条件とは何か、ここでじっくり考えてみましょう。
「コロナが流行り出してから、釣りをする人は明らかに増えたよね!」
釣り人口が増えるのは嬉しい限りですが、行った先で密になっているようでは本末転倒です。
どのような釣果情報の提供、すなわち釣り場情報の公開の仕方が求められているのでしょうか。
魚が釣れた!という情報は過去のこと!今はどうなのかは行ってみないとわからない
例えば、青物が釣りたい!と考えたとしましょう。
まずは、釣具店へ出向いて専用タックルを揃えます。
ロッドやリール、釣れスジと評判の高いジグなどを手にして、レジで支払いを済ませます。
その際に釣具店スタッフの人と、必ずこういう会話をするでしょう。
どこで青物釣れているのかな?と。
スタッフの人は、自分が知っていて公開してもいい情報を教えてくれます。
でもその内容が、自分もすでに知っていたものなら、情報としては弱いですよね。
もっと濃くて確かな釣り場情報が欲しい!
そうなると、意識はスマホへ、ネット上に存在する釣り場情報へと向けられることになります。
しかし、ここで冷静に考えてみてください。
どこかで釣れた!という情報は、すでに過去のものです。
前述の日本鋼管で釣れた!という情報が載っていたとしても、実際に行ってみると、クルマの置き場にも困る状態で、テトラの上という足場不安定な要素がドーン!と待ち構えていたりします。
また釣り禁止になってしまっていたりするケースも。
これでは、自分にとっての有効な釣り情報とはいえないですよね。
そこでぜひ実践してもらいたい、釣り場情報の活用法があります。
ネットの釣果情報を利用して釣り場を絞り込もう!
釣り場の情報を得たいと考えたとき、ネットで検索して、自分が釣りたい魚の釣果情報を見つけ出してください。
その際に必ずチェックしたいのは、その魚が釣れている季節。
春夏秋冬のどの季節によく釣れているかを調べて、今の季節と合致していれば、有効な手がかりとして採用しましょう。
あとは、よく似た地形条件が、その釣り場の近くにないか探しておきます。
先ほども書いたように、釣果情報とは今より過去の出来事。
誰かがすでに釣ってしまった魚は、絶対に釣ることができないのです。
それなら、釣果情報に出ていた地形条件と、よく似た近場へ足を向けるほうが、誰も触っていない魚に真っ先にルアーをキャストすることができるかもしれませんよね。
現地に着いたら、クルマを停めるスペースすらないぐらい人だらけだった!という経験はありませんか?
コロナ流行の時代に、そんな釣り場で釣りをする必要はありません。
その釣り場の東西南北、少し離れたところに必ずよく似たポイントがあるはすです。
そこを自らの足で開拓していくのが、本来の釣りの楽しみ方だと考えられるようになってみましょう。
柔軟な釣りスタイルを持てば釣果情報を活かせる!
対象魚を回遊魚オンリーに絞ってしまうと、釣り場を変えたら釣れなくなることがあります。
そんなときには柔軟な思考で、回遊魚以外の魚をターゲットにできるよう、複数のタックルをクルマに積んでおきましょう。
例えば、回遊魚である青物が、釣り場を変えると釣れなくなった!としたら、チヌやシーバス・ロックフィッシュを対象にした釣り方にシフトチェンジしてみてください。
これらは居付きの魚ですから、よく似た釣り場なら別の場所にも定着している可能性が高いでしょう。
どの釣り方にもオールラウンドに対応できるタックルがあれば、重宝するのは間違いありません。
オールラウンドに釣りが楽しめるおすすめのタックルを選んでみた!
それでは回遊魚と居付きの魚、どちらも狙えるおすすめタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、スピニングロッドで軽量なものなら、取り回しがいいですよね。
スピニングリールにPEラインを巻いて、キャスティングの飛距離を伸ばしながら、広範囲をくまなくチェックするスタイルが強いです。
アルファタックル(alpha tackle) ロッド TRGR TIP・TOP S806M
アルファタックルから発売中の、振出式スピニングロッドです。
小継タイプなので、とてもコンパクトに収納することができるようになっています。
全長は8.0フィートですから、各種キャスティングゲームに対応可能でしょう。
シーバスゲームやチニング・ロックフィッシュゲームはもちろん、ちょい投げ釣りなどにも使えますよ。
釣り場をどんどん変えていかなければならない状況になったとき、とても頼りになる存在といえますよね。
継数は6本で、仕舞寸法はなんと48センチ。
ここまで縮めることができれば、デイパックやタックルバッグに入れて持ち運びできます。
自重は116グラムと、バス釣り用ロッド並みの軽さ。
先径1.7ミリで、元径14.9ミリ。
適合するルアーウエイトは、5グラムから40グラムまでです。
実際にフィールドで使ってみると、軽くて張りがあり、ラインスラックを取ったりするロッドワークにも俊敏に反応してくれます。
ガイドにもラインが絡まりにくいですから、とても扱いやすい印象ですね。
オールSiCガイドリングが搭載されているので、安心感を持って魚とのやり取りを楽しめます。
実売価格は8千円台と、リーズナブルな価格に収まっていますよ。
1本持っておけば、釣り場探索にお供に心強いでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック C3000XG バーサタイル
シマノのスピニングリール・ストラディックシリーズのC3000番です。
ギア比が6.4対1ですので、ハンドル1回転で94センチものラインを回収することができますよ。
これならロングキャストしてもすぐに巻き取れるので、手返しよく広範囲を探りやすいでしょう。
最大ドラグ力は、余裕の9.0キロ。
自重は225グラムと、結構軽めの設定になっています。
スプール寸法は、直径47ミリでストローク17ミリ。
ラインキャパは、PEラインの2号なら200メートル巻けます。
実際に手にしてみると、コンパクトで剛性感があるのが伝わってくる作りですね。
ハンドル回転もローター回転も滑らかで、安定したリトリーブを実現できます。
実売価格は1万円台と、非常に安い価格設定になっています。
質感があって豊富なスペックが搭載されていますから、さまざまな釣りに活用できるはずです。
特にキャスティングゲームには、なくてはならない性能を保有しているといえますね。
VARIVAS(バリバス) ライン ハイグレードPE X4 ミルキーピンク 150m 1.5号
バリバスブランドから発売されている、視認性の高いPEラインです。
マルチカラータイプではなく、単色のミルキーピンクカラーに配色されていますよ。
4本撚りで、巻き量は150メートルです。
太さは1.5号で、強度は25ポンドもありますから、大型の魚が掛かっても安心してやり取りを楽しむことができます。
高い精度の耐破断性工法によって、4本のPE原糸を撚り上げています。
またスーパーフッ素コーティング加工によって、抜群の飛距離と耐久性を誇っていますよ。
実際にフィールドで使ってみると、しなやかで感度が高く、とても扱いやすい印象ですね。
ノットの仕上がりもキレイで、ほどけてしまうトラブルは皆無です。
実売価格は千円台と、とても低価格な設定に収まっていますよ。
シーバスゲームやチヌゲーム・エギングなどにも転用できそうです。
ネット上の釣果情報を駆使して自分なりの釣り場の絞り込みを実践しよう!
ネットの釣果情報の活用法や、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
得た情報を元にして、自分なりの活用法を編み出してみましょう。