「ライトゲーム」ステップアップ解説:プランクトンパターンの探し方
2021年04月28日 17:00
抜粋
アジ、メバルは共に海中のプランクトンを捕食する魚だ。そこで釣り人としては、プランクトンが滞留している場所を探したい。次のような3つのポイントを意識して見つけ出そう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


プランクトンパターン
プランクトンパターンとはまさしくプランクトンを捕食する魚の食性を言う。現在はアジもメバルもベイトフィッシュ(小魚)パターンよりもプランクトンパターンが多いといわれるが、いちアングラーとして、筆者にはその判断はつかない。
ただ、ひとつここ何年も「プランクトンパターン」という言葉があちこちで聞かれるようになった理由として、おそらく大きく外していないだろう、推測がつく。
おそらく以前からアジもメバルも、プランクトンを捕食していたのだ。しかしその食性に合わせられる釣り方がなかった。今は極細ラインを使い軽量リグを水中に定位させてプランクトンをイミテートするという釣り方が発明されて、そいつらが釣れるようになった。
プランクトンパターンのアジ&メバル(提供:TSURINEWSライター井上海生)魚の立場になって考えてみる。プランクトンとベイトフィッシュ、ラクに食えるのはどちらか。間違いなく、自ら動かないプランクトンだろう。だからプランクトンを、まあ食う。
ベイトフィッシュの方がおいしい(食い応えあり?)のかもしれないが、そういう小魚が近くにいないなら、外海に出て外敵に身を晒さずに、沿岸で、自らの体力も温存しつつ、ラク~に食えるプランクトンを食うわけだ。いわば食ベ方において易きに易きに流れた怠けたアジ・メバルを、我々はプランクトンパターンと称して釣っているのではないだろうか。
前置きが長くなったが、では、さて、そんなプランクトンパターンの魚をどのように探すかである。
定番の常夜灯下
常夜灯下はライトゲームで外せないポイントだ。光が当たることで、海中の植物性プランクトンが光合成して、増殖する。絵に描いたようなプランクトンパターンである。魚の活性が高いときは見えアジになったり、メバルもあちこちでライズしたりする。
常夜灯下にはまず魚がいると見て間違いない(提供:TSURINEWSライター井上海生)ただ常夜灯下はあまりにメジャーなので、どんな場所でも必ず人的プレッシャーがかかっているはずだ。アングラーが密集したところから少し離れて、微妙な明暗の途切れ目を打つなどして、工夫して釣りたい。
水面の漂流物&気泡
夜。暗い海に目を凝らしてみると、水面に漂流物(浮きゴミ)や気泡が浮いている場所があるはずだ。そこは、いわば、潮の漂着先である。もう流れていくところがないから、ゴミが浮き、海水のあぶくが浮く。そして一部の種を除いて自ら動く力のないプランクトンも、そういうところに滞留する。
漁港周りでは、堤防が折れ曲がる「コーナー」などによくあるパターンだ。それ以上海水が流れていく先がないので、必然的にそこに漂流物・気泡≒プランクトンが溜まる。
潮がクッションする場所
一部の種を除いてプランクトンは自ら動く力がないので、潮に乗って流れる。そして潮というものは、釣り人から海を正面に見て右からくるものと左からくるものとぶつかりあったりする場所がある。目で見て露骨な潮目となっていなくても、リグを投入していると、ふと手元に「クッ」という感じ、潮が噛むような感触がくるポイントがあるはずだ。
そういう場所は潮同士がクッションしていて、イメージとしては、水中に円筒状にプランクトンが渦巻いて滞留している。アジはそういう場所を好む。特に夜の海は、アジをベイトとする青物は目が利かない上、あまりチヌやシーバスは外海に出ないため、アジはそういうオープンウォーターの潮のクッションで、悠々とアミの捕食を楽しんでいたりする。
真っ暗闇の海を、ノーヒントでポイントを打っていく場合は、そういう潮の噛む感触を探し出すのがコツだ。また潮が噛む場所からやや離れたところ、すなわち「よれ」の、レンジを入れたところなども、良型アジが出やすい。
潮のクッションする場所を探して打とう(提供:TSURINEWSライター井上海生)その他、潮がクッションする場所はいろいろとある。壁でのクッション、沈み根や消波ブロックなどのストラクチャーでのクッション、漁船でのクッションなど。そういう場所には潮と、それが当たる場所に挟まれたプランクトンが滞留し、アジやメバルが入りやすいのでチェックしよう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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