今さら聞けない「ワーム」のキホン:状況に応じたのカラーセレクト術
2021年05月03日 17:00
抜粋
まったく関係ないという人もいるが、ライトゲームでワームのカラーは重要な要素である。今回は、シチュエーションに応じてどのようなカラーをセレクトすべきか解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


シチュエーション別に選択を
状況、シチュエーション。海の条件は、各地でかなり違う。
たとえば、同じ大阪府内でも、大阪南港は濁りが強く、ベイトフィッシュはいるのかもしれないが河口域以外ではほとんど見えない。これが府下の泉南にいくと、水質はほとんど透明に近い。ベイトフィッシュの姿も数多く見える。
クリアな泉南の海(提供:TSURINEWSライター井上海生) このような明確な差があると、当然、投入すべきワーム(またはリグそのもの)がかわってくる。状況別のカラーセレクトというのは、本当に凝った話でも何でもない、基本的なことなのだ。
水色によるカラー選択
まずは上述の流れから、水色によるカラーセレクトについて述べたい。
簡単な話で、透明に近いほどクリア系が効き、濁りがあるほどソリッド系や、クリアでもラメが多いものが効きやすい。ただ、濁りがある海でも実は海というのは底にいくほど澄んでいるそうで、レンジを入れて釣る場合には、クリア系が効きやすい。
ソリッド系やチャート系は考え物で、確信を持ってソリッド系のパターンだと考えられる以外は、筆者としては「コテコテ」すぎるものだと思っているので、あまり優先的には打たない。居酒屋でまずはつまみから入るように、最初にクリア系の軽いものを見せて、ピンポイントでコテコテのソリッドを打つ、これがある程度の差のある水色の範囲内でも、ベースとなる考え方だ。
常夜灯色によるカラー選択
常夜灯下はプランクトンパターンとなりやすい定番の場所である。その常夜灯にも二つのカラーがある。オレンジ系のものと、白系のナトリウム灯だ。
一般にその光に溶け込むような色が良いとされるので、オレンジ系ならば、やはり赤系やオレンジカラーや、また各メーカーで「アミ系」として出ているカラー。
白系の常夜灯ならば、クリア系から始める。ドクリアから始め、ラメ、淡い色がのったものを投げるのが通常の順番だ。ただ白系の常夜灯には羽虫が集まりやすく、落ちた羽虫を反射的に食ってくる落ちパクがアジでもメバルでも結構よくある。特にライズしているような場合には、ホワイトカラーでシルエットを際立たせてド表層落ちパク狙いで釣ってみよう。
白系が好きな魚は多い(提供:TSURINEWSライター井上海生)オープンウォーターは?
海の前面、つまりオープンウォーターに向けてアジ・メバルを探る場合。これが一番難しいのだが、デイゲームに関しては、地域性なく、ほとんどクリア系、ドクリアがいいといわれる。濁りがある海でも、カラーでなく、ラメで多少目立たせるくらいでいい。一般にアジ・メバルは日中に活性が高い魚ではないので、クリア系で釣れたらラッキー程度だろう。
ナイトゲームでは、地域性がモロに出る。その海にアタリカラーの情報を、釣具店などでワームを選ぶ際に、スタッフさんにアドバイスしてもらうといいだろう。無難なところで言うと、ハーフクリア・ハーフソリッドくらいの、どっちつかずのカラー。そしてラメが入ったグロー系が、まず魚を嫌がらせることもなく、活性が中程度以上ならほぼ確実にアタる。
オープンウォーターに打つときに大事なのは、むしろワームのカラーでなく、物感だ。ボリューム。2inch前後で、若干ファットなワームで「面」を見せ、魚がアタックしてくるバイトポイントを作りたい。早い話、魚に見つけてもらわないとどうしようもないので、大きめのワームを投げる。
捕食パターン別カラーセレクト
最後に、アジやメバルが捕食しているものに合わせたワームカラーのセレクトについて。
プランクトンパターン
プランクトンは一般にほとんど色というものがなく、その密度にもよるが、基本は「点」のようにしか見えないはず。ならば、やはりクリア、そしてクリアラメ系がベースとなる。
ベイトフィッシュパターン
小魚を食べているアジ、メバルには、ソリッド系が効きやすい。しかしソリッドを見切るときには、クリア系にチェンジして、ヘッドウェイトで調整する。少し重めにして、縦や横にファストな動きでレンジを釣っていくと、釣れやすい。
ベイトフィッシュパターンではヘッドウェイトも大事(提供:TSURINEWSライター井上海生)ワームカラーを楽しもう
以上、ワームカラーの選択について状況別の判断について解説した。小ざかしい話にも聞こえたかもしれないが、これは恥ずかしながら、筆者の趣味でもあるのだ。釣行ごとのワームカラーセレクトが、もう楽しくて仕方ない。事前からイメージを作りまくり、必ずお店で色を買い足すほどだ。本当にファッション感覚で、おしゃれに魚を釣ってやろう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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