船で狙うクロダイ釣りに初挑戦 良型本命6匹に特大アジ【千葉・太海丸】
2021年05月17日 06:00
抜粋
クロダイ釣りは基本的に沿岸部での釣りが主流ですが、今回は沖釣りにて狙い、良型6匹を確保しました。釣り方を含めて釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)


船釣りで狙うクロダイ
晩春から初夏にかけての乗っ込みシーズン、今年も金谷沖のクロダイ釣りが開幕。実は数年前から「沖でのクロダイ釣り」に友人から誘われていたのですが、なかなかタイミングが合わず。今年ようやく都合がついたことから、この釣りベテランの友人指導の下で初挑戦してきました。
そもそもクロダイ釣りとは磯や防波堤、イカダなどの沿岸部での釣り物だと信じて疑わなかったのですが、千葉県の金谷では沖でも狙うとのこと。さらに「イマイチ」と思っていた食味についても、沖で釣れる個体は脂が乗っていて、しかも独特な臭みもなく絶品らしい。これは是非とも確保し、色々な料理を試したいところです。
船からコマセ釣りでクロダイを狙う!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)タックル&仕掛け
竿は60号のビシを使うので、これを背負え、且つしっかりコマセワークができるもの。7:3もしくは8:2のものがおすすめ。リールはPEライン2~3号を100m程度巻いたもの。電動を持ち込んでいる方も数名見かけましたが(船に電源あり)、船長は大物が掛かった時にしっかりやり取りできるよう、手巻きのものがいいと話していました。因みに水深は25m前後とそれほど深くはないので、この点からも手巻きで十分だと思います。
仕掛けはクロダイ専門狙いであれば、チヌ2号にハリス2~3号を3mの1本バリ。クッションゴム1.5~2mm30cm程度のものがあればつけてみると尚いいです。アジも同時に狙うのであれば、3本バリのウイリー仕掛けで、下の空バリにオキアミ。ウイリー仕掛けは船でも売っているので、初めてであればまずはこれを購入して使ってみるといいでしょう。付けエサはオキアミLサイズ。船宿にて600円で購入可能です。
船宿おすすめはアジも狙えるウイリー仕掛け(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)クーラーボックスは、40Lクラスを持ち込んでいる方もチラホラいましたが、30L前後が多かったです。
クロダイ船の釣り方
クロダイのタナはベタ底から1m(活性が高ければもっと上でもOKのようです)。オモリで底をトントンたたくくらいでもいいらしいのですが、根掛りもあるポイント(特にエンジン流し時)なのでお勧めしないとのことでした。
アタリはモゾモゾとしたもので、数秒続いたら聞きアワセをしてみる。クロダイは捕食があまり上手ではない魚なので、少しエサを食べる時間を与えてやるといいそうです。聞きアワセしてみて乗っていたらドラグをきかせながら丁寧に巻きましょう。最後はタモアシストにて。
またアジ狙いであればタナは底から4~5m。ここでこの時期に釣れるアジは大型がほとんどなので、アタリはズドンときます。ベテランでも結構な確率でバラしてしまうほどなので追い食いは狙わず、ドラグをきかせて「超」が付くほど丁寧に巻き上げましょう。もちろん最後はタモアシストで。
LTなのでやり取りは実に楽しい(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)タナが少し高いアジ狙いではそうでもないのですが、底付近のクロダイ狙いの場合はエサ取りが多く、コマセワーク後3分程度待ってアタリがないようであればエサ取りにやられているケースが多いです。あまり粘らず、テンポよく仕掛けを入れ直すことが釣果アップの秘訣!
開始2時間はアタらず
7時に出港し20分でポイントに到着。潮と風の向きが逆とのことで、アンカリングはせずエンジン流しでスタート。はじめのうちは魚を寄せることに専念、ということはわかっていたので、2回のコマセワークでコマセを出し切るようビシの窓を調節し、せっせとコマセをまきます。しかし、「そろそろ食ってくるかな~」っていう想いも虚しく2時間が経過。船中アタリすらありません。
9時過ぎに時合い!
なかなかファーストヒットがありませんが、しっかりやるべきことを続けてアタリを待っていると、ようやく船の反対側でアタリ!良型のクロダイを上げていました。船長、あからさまにホッとした様子でのアナウンス。
そしてこの後時合いが到来したようで、船中バタバタとクロダイが上がりました。私もこの好機に便乗し良型を4匹確保。出だしのアタリすらない2時間から一転、もうお土産十分なレベルです。
危ない所にハリが掛かっていた1匹目(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)11時を過ぎアジの時間帯に
10時過ぎに潮がかわったとのことで、イカリをおろして船を固定。エンジン音がなくなり、波の音がとても心地いいです。そしてこのタイミングにてアジが回ってきたようで、アジ狙いの方の竿にアタリが出はじめました。
私はアンカリング後にクロダイを2匹追加し、少しタイミング遅れてアジ狙いに変更。すると、ギュンギュンといい感じのアタリ発生!巻き上げの途中、わかりやすい「3段引き」もあったことから「もしや」と思ったら、予想通り赤い魚浮上!マダイではありませんでしたが、クロダイ同様にでっぷり太ったハナダイが釣れました。
ハナダイもキャッチ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)最終釣果
終了間際に風が強まり、沖上がり予定時刻(13時)の15分前に終了。本命のクロダイは44cm1.6kg含む6匹、特大アジも5匹と、嬉しいゲストに船中唯一の紅一点も確保することができました(船中クロダイ10~1匹、アジ10~0匹)。
41cmの大アジも手中(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)帰宅後の料理が実に楽しみな結果です。
35Lクーラーは約半分埋まりました(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)脂ノリノリのクロダイとアジ
クロダイの食味については、正直なところトラウマになるくらい悪いイメージだったのですが、今回沖で釣った個体を捌いて食べてみたところ、このイメージが一転。独特の臭みは全くなく、脂が乗っていてとてもおいしいものでした。同型のマダイに負けず劣らずのレベルです。
また、大アジも脂の乗りは最高レベル。お刺し身はもちろん、家族の希望で作ったアジフライは食べ応えもあって最高においしかったです。
クロダイ達のお腹は超メタボでした(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)釣ったメタボなクロダイ6匹のうち5匹から白子が出てきました。乗っ込みシーズンのクロダイにはこんなおまけが付くのですね~。私がメタボになってしまいそうです。
クロダイの白子で作ったガーリックバター炒め(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)お刺し身とナメロウ。クロダイもアジも脂ノリノリ!
お刺し身とナメロウ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)酸味を利かせたカルパッチョも良いです。
アジとクロダイのカルパッチョ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)フライヤーの都合でアジは半身にしてフライにしました。肉厚があって食べ応え満点!
肉厚アジフライ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)翌日、江戸川河口でササッとアサリを採ってきて、ハナダイのアクアパッツァを作りました。白ワインがとてもあう一品です!
ハナダイのアクアパッツァ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)そして、見た目は地味なタイ飯。まさかクロダイでタイ飯を作る日がくるとは夢にも思いませんでした。言うまでもなくとてもおいしい一品で、家族4人であっという間に完食。
クロダイのタイ飯(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)その他、煮つけ、塩焼き、蒲焼き、漬け茶漬け、(ベラも含めた)天ぷら等、どれもとてもおいしかったです。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
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