今さら聞けない『アカハタゲーム』の基本:代表的なフック種類とサイズ
2021年05月18日 11:30
抜粋
アカハタゲームに使用するオフセットフックはさまざまなタイプがある。今回はフックの種類とサイズについて解説する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
アカハタゲームのフック
アカハタは他のハタ同様にエサを一飲みで捕食することが多い。そのためアカハタゲームに使用するフックのサイズは大きくても問題ない。ワームのサイズに合わせたフックのサイズを選択して狙うことが必要となる。
オフセットフックが有効
アカハタゲームにはオフセットフックを使用することが一般的である。オフセットフックはワームをセットする時にハリ先が出ないようにセットするため、根掛かりしにくいことが特徴である。根掛かりを起こしやすい岩礁帯をタイトに攻める必要があるアカハタゲームにおいては、最も有効なフックだ。
オフセットフックの種類
オフセットフックには、アイと呼ばれるイトを結ぶ輪っかの部分が縦になっているものと横になっているものの2種類がある。アイが縦になっているフックを縦アイ、横になっているフックを横アイと呼ぶ。それぞれの特徴について述べる。
縦アイ
縦アイはロックフィッシュゲームによく使用されるタイプだ。アカハタゲームで直リグを使用するアングラーも多いと思うが、縦アイのフックで直リグを作るとスプリットリング、シンカー、フックの3点で作成できるため簡単で便利だ。
もちろんテキサスリグでも使用できる。アカハタゲームにおいてはこの縦アイのフックを持っておくことをオススメする。
横アイ
アイが横になっている横アイのフックは、直リグを作る時に縦アイよりもパーツが増える。先ほどのスプリットリング、シンカー、フックに加えサルカンを使用しなければならないため、作成する時に縦アイより複雑になる。しかし直リグを全く使用しないアングラーには、テキサスリグやフリーリグなどで問題なく使用できる。
オフセットフックのゲイプ幅
ゲイプとはハリの軸とハリ先の間のことである。これが広いタイプはワイドゲイプ、狭いタイプのものをナローゲイプと呼ぶ。注意したい点はワームを装着した時にワームがゲイプ幅ぴったりになっていると、フッキングが決まりにくくなることだ。
アカハタゲームにおいてはワイドゲイプのフックを選択するといい。ロックフィッシュ用とパッケージに書かれているものはワイドゲイプが多いが、バス用のフックを選ぶ時にはゲイプ幅が狭いものもあるため注意して購入していただきたい。
フックサイズの選び方
フックのサイズはワームのサイズで選択する。おおよそワームのinch数から何番のオフセットフックを使用すればいいかわかるが、メーカーのサイトを参考すると最適なサイズがわかる。おおよその目安になるサイズを参考までに示す。
・2inch…フックサイズ4
・3 inch…フックサイズ1
・4 inch…フックサイズ1/0
ハリ先のチェック
岩礁帯を攻めるアカハタゲームにおいては、根にフックの先が触れいつの間にか鈍っていることも多い。フックの先が鈍っているとせっかくバイトがあったのにヒットしない……なんてことも起こり得る。ハリ先のチェックはマメに行い、ハリ先が鈍っている時はすぐにフックをかえてチャンスに備えたい。
<山下洋太/TSURINEWSライター>
The post 今さら聞けない『アカハタゲーム』の基本:代表的なフック種類とサイズ first appeared on TSURINEWS.