今さら聞けない『あゆトモ釣り』のキホン:天然と養殖の見分け方とは?
2021年05月30日 06:00
抜粋
今回は、今さら聞けない、鮎の天然と養殖の見分け方の基本の「き」を解説。毎年5月から6月にかけては、全国で次々とアユの解禁を迎えるので参考にしてほしい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース鮎特別版 編集部)


天然ソ上と人工産
渓流釣りでは、「ネイティブ」とか、「ヒレピン」というように、天然魚と放流魚を、まったく別物として扱う釣り人は多い。
一方、アユ釣りや海釣りでは、そこまでこだわって狙い分けるケースは少ないように思う。それでも、釣った個体が天然ソ上か、人工産なのかくらいは知りたいところ。
解禁表を見ても湖産、○○県海産、〇〇県人工産…と多くの産地が並ぶ。
「あなたはどちらのご出身?」(提供:週刊つりニュース鮎特別版 編集部)天然と養殖の見分け方
見分けるポイントは、頭長比、側線上方横列鱗数、下顎側線孔数、鱗相などに若干の違いがある。
下アゴの穴の数
下アゴの穴の数は、天然種苗はほぼ左右4対に対し、放流アユはそれと同じか、少ないとされる。
ウロコの数
ウロコは、背ビレの先端から側線にかけての数が、23枚以上になると琵琶湖産種苗、22~19枚が天然種苗、18枚以下になると海産の親から採卵された人工種苗。
ウロコが大きいとされる人工産は、天然アユに比べ魚皮が硬いということが想像できる。よって、種苗の違いは、使うハリの種類選びにも関係してくるだろう。
ただし、これらも養殖技術の進歩により、一概に見分けられなくなってきたとの話もある。
湖産由来と海産由来の状況
また、ひと昔前まで、圧倒的な放流量を誇っていた湖産(琵琶湖産)。一般的に、追いがいいとされているが、先にも触れた冷水病が定住しているということもあり、近年ではその量は減っている。
ちなみに、神奈川県では汲み上げによる海産の稚魚、親魚から採卵して、県内に点在する養魚場で育てた人工産のみ放流という、地産地消を実践している。
地産地消の神奈川のアユ(提供:週刊つりニュース鮎特別版 編集部)気になる同県の2021年の天然ソ上量だが、水温や渇水の影響で、カウントエリアまで上れず、河口に留まっている状況。この後、降雨で水が増えれば、一気に上るはず。
<週刊つりニュース鮎特別版 編集部/TSURINEWS編>
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