『サクラマスジギング』ステップアップ解説:シャロー&ディープ攻略法

2021年06月05日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

今回は人気のサクラマスジギングで盲点となりがちな、シャローレンジとディープレンジの攻略法について考えてみたいと思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

『サクラマスジギング』ステップアップ解説:シャロー&ディープ攻略法

サクラマスのレンジ

オフショアサクラマスジギングでは、遊漁船の船長から、その日狙うべき水深の幅がアナウンスされます。この狙うべきレンジ幅は、船長の経験、傾向、魚群探知機での反応を考慮して決められます。

ここで考えなければならないことは、この情報は必ずしも正確ではないということ。サクラマスの群れは少数で群れが構成されるため、魚群探知機での反応は小さくしか映りません。攻めるべきレンジ幅はその遊漁船の船長の経験によるところがとても大きいものなのです。

誰も狙わないレンジの可能性

サクラマスジギングをやっていると、釣れない日もあります。

2月のシーズン初期に下北、尻屋崎沖での事。この日は船中釣果ほぼなしのまま、静かに時間ばかりが過ぎていました。胴の間に乗船したアンガラーが、サクラマスは諦め気味にジグを沈めて、根魚を釣り始めました。と、その中でサクラマスが釣れたことがありました。アングラーに聞けば、ボトムにジグを着底後、数回ジャークしたらヒットしたとのこと。

同じく下北でのサクラマスジギング。暖かく太陽光がキラキラした釣り日和の当日。昼近くの釣れない時間帯になぜか1人だけ釣れるアングラーがいました。話を聞くと、釣れないからジグを沈めるのが面倒になって20mから上ばかりを釣っていたらヒットしたと言っていました。

こういった話や経験は誰もが見たり聞いたりしていると思います。サクラマスは釣れる釣れないは別にして、広い海の中であらゆる水深に居るということを理解してください。可能性はどこでもゼロではないのです。

具体的にはどうサクラマスを攻略するのか?ここではシャローレンジ、ディープレンジの攻略法を考えてみたいと思います。

シャローレンジ

シャローレンジとは、概ね水深20m以内の表層域とします。このレンジに居るサクラマスは小型が多い印象ですが、ある一定の数の魚がいつでも居るように感じています。

シャローレンジのサクラマスは活発でよくジグを追いますが、ヒットに持ち込むまでの時間が少ないのが難点です。ジグを水面までジャークしながら上げてくるとジグを追尾してきたサクラマスが見えたけど、掛からずなんてことがしばしばあります。サクラマスに口を使わせるには、ある程度の時間が必要だと思いますので、その時間を稼ぐためにはジグが水中にある時間を長く取る必要があります。

スピニングタックルで

こんな場合はスピニングタックルを利用して、キャストして浅く広く探る攻略法がおすすめです。意外に、このような釣りを展開するアングラーは少ないのですが、中にはこの手の釣りで成功しているアングラーもいます。ジグを縦ではなくて、横に引いてくることが釣れない状況を打開するいい方法となることも多いです。

ジグをキャストする場合は、アンダーハンドでのキャスト厳守でお願いします。また、アシストフックのリーダーへの絡みなどを考えたセッティングも大事です。

ボトムレンジ

前述した様にサクラマスはボトム周辺にも定位しています。根魚との釣り分けは難しそうですが、全く不可能な訳ではありません。ここでは、ボトムレンジでの攻略法を解説します。

サクラマスがボトムレンジに居座るには、それなりの理由があるのだと思います。その多くは食糧を得るためでしょう。サクラマスの代表的なベイトフィッシュとなるメロウドは栄養価も高くて、春先のサクラマスの接岸と成長に大きく寄与しているものと思われます。メロウドは、昼間はボトムベッタリにまとまった群れを形成します。

このメロウドを狙って、様々な魚が群れの周りに捕食しようと寄り付きます。その中にはマダラ、アイナメ、ホッケ、ソイ類などに交じってサクラマスも居るのだと考えられます。

『サクラマスジギング』ステップアップ解説:シャロー&ディープ攻略法胃の中から出てきたメロウド(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

根魚との釣り分け

ボトムレンジに居るサクラマスを攻略するには、他の魚との釣り分けが必要となってきます。サクラマスはどちらかと言えば、ボトムベッタリに群れるメロウドを捕食する術は得意ではないように思います。そういった捕食技術は、根魚の方が一枚上手。

サクラマスは根魚に群れの形を崩されて、単独行動を余儀なくされたメロウドを捕食しようと狙っているのではないか?と考えています。イメージとして、群れからはぐれたメロウドが逃げ惑うようなアクションを、ジグで演出することが攻略のポイントです。

攻略の実際は、ジグをフォールさせて、着底はさせずにジャークを開始、もしくは着底したら、即ピックアップ。できるだけ、根魚は避けなければなりません。

ボトムからはぐれるメロウドを演出し、根魚を釣るのを回避するには、ピックアップ後、高速で数m巻き上げ、根魚からジグを遠ざけてからスローピッチジャークを開始するというものです。

上までキチンと誘うのがミソ

ディープレンジに居るサクラマスは捕食スイッチが入りにくい傾向があるように感じますので、シッカリと魚にジグを見せて上までキチンと誘い続けることをお勧めします。

サクラマスは標的を定めると、しつこくジグを追う傾向が強いですが、せっかくボトムレンジから誘い出してきてもアタリがないからとジグをフォールさせたり、回収したりするとジグを見失ってしまうのか?隣のアングラーのジグにヒットしたりといったことがよく起こります。単発で大型のサクラマスが比較的多いボトムレンジでの釣りは、焦らずにどっしり構えて釣ることが大事です。

また、他のアングラーがマダラなどを掛けた時は、その周りに居るサクラマスの捕食スイッチが一時的に入ることがよく起こりますので、集中して釣りをしてください。

レンジ攻略が大事

サクラマスジギングの大事なポイントはやはり、レンジ攻略でしょう。遊漁船での釣りでは、根魚をよく掛けてしまうアングラーが居る一方で、効率よくサクラマスだけをキャッチするアングラーも出てきます。深読みすれば、ボトムで他魚を掛けてくれるアングラーがいるお陰で、サクラマスのバイトスイッチが入り船中の誰かのジグにサクラマスが食い付くなんてこともよくあることなのだと思います。

サクラマスジギング遊漁船の船長の話では、サクラマスジギングに長けたアングラーが数名乗船すると、船中釣果が上がると言います。サクラマスを誘う、バイトさせて群れ全体の活性が上がり、ヒットが多発するのは、乗船したアングラーの連携があってこそだと話していたのが印象的でした。

<堀籠賢志/TSURINEWSライター>

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