今さら聞けない『東京湾奥シーバスゲーム』:年間のシーズンと釣り方
2021年06月11日 17:00
抜粋
近年、盛り上がりを見せる東京湾奥のシーバスゲーム。当記事ではそんなシーバスゲームの年間のシーズンと生態について解説する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター沖悠太)


シーバス(スズキ)の生態
東京湾では、海、河川の汽水域、運河など、幅広いエリアに生息している。成長と共に、セイゴ→フッコ→スズキと呼び名がかわる出世魚で、獰猛なフィッシュイーターだ。小魚だけでなく、エビ、カニなどの甲殻類も好んで捕食する。東京湾は、シーバスの生息数世界一を誇るとも言われている。
シーズン毎のメインベイト
そんなシーバスの、シーズンごとのメインベイトを確認しよう。
ルアーに掛かったベイト(提供:TSURINEWSライター沖悠太)春のベイト
春がやってくると同時に、それに合わせて東京湾奥の港湾部や運河に、バチ、ハク(ボラの幼魚)、アミなどの姿が多く見られるようになってくるため、シーバスの格好のベイトとなる。
夏のベイト
春に比べ少し大きく成長成長したイナッコ(少し成長したボラの幼魚)が見られるようになってくる、水温の上昇に伴い、エビやカニなどの甲殻類の動きが活発になるため、シーバスはそれらも好んで捕食する。
秋のベイト
生き物が活動し易い時期のため、イナッコ(少し成長したボラの幼魚)、イワシ、サヨリ、コノシロなど、大小様々な魚種が東京湾奥にも入ってくる時期であり、シーバスも冬の産卵に備え、それらのベイトを活発に捕食する。
冬のベイト
ベイトとなる小魚の数がグッと減少する季節だが、東京湾奥では、冬にカタクチイワシが大量に入り込んでくることも多く、それらはシーバスにとって格好のベイトとなる。荒川や多摩川といった大型河川では早いところで1月半ばごろからバチ抜けが起こる。
各季節のお勧めフィールド
続いて、シーズンごとのお勧めフィールドと釣り方を紹介しよう。
季節にマッチした釣り方で攻略(提供:TSURINEWSライター沖悠太)春のフィールドと釣り方
少しずつ気温が上昇してくるとともに、シーバスの活性も上がってくる好シーズンだ。産卵で体力を使ったシーバスが、体力回復のためにベイトを積極的に捕食する時期でもある。シーバスが河川、運河、港湾部に戻ってくる時期であるため、前述のフィールドのどこでもシーバスが釣りやすい絶好のチャンスだ。メインベイトが小さいため、小型プラグなどが有効となる。港湾部は潮回りによって夜にバチも抜けるため、そちらも積極的に狙っていただきたい。
夏のフィールドと釣り方
気温とともに水温もグッと上昇する夏は、魚もより快適な環境を求め、流れがあって比較的水温が上昇しにくい河川を好むようになる。夏は夜よりも日中の方が大きく潮が動くため、ナイトゲームよりもデイゲームが有利な時期である。遠投でき、広範囲をスピーディーに探れる鉄板バイブなどが有効となる。潮目や地形変化を見逃さず攻めたい。
なお、水深があり水温が安定している沖堤防も夏に適したフィールドのひとつである。
秋のフィールドと釣り方
人間にとっても魚にとっても過ごしやすい季節だ。河川、港湾部、運河の各所に大小様々な種類のベイトが出現するため、シーバスもそれを追って大量に入ってくる。コノシロが入るポイント、イワシが入るポイントなど、それぞれのフィールドによってベイトが違うため、ベイトの大きさや動きに合わせたルアーチョイスをするといい結果を得られるだろう。
ベイトの大きさや動きをチェック(提供:TSURINEWSライター沖悠太)冬のフィールドと釣り方
水温がグッと下がり、産卵に備えたシーバスが水温の安定している深場へと移動するため、ショアから釣る難易度が高くなる季節だ。ボートで沖に出て、深場をジギングで探る縦の釣りが有効となる。
なお、産卵に絡まない小さな個体(セイゴ)は港湾部や運河でも狙えるので、冬はそれを専門に狙うのもひとつの楽しみ方である。大潮~中潮の潮回りで起こる河川のバチ抜けは、大型(ランカー)を狙えるタイミングなので、こちらも狙ってみる価値は大いにあるだろう。
<沖悠太/TSURINEWSライター>
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