海のルアー釣りを始めよう:メバルを狙う「メバリング」ってどんな釣り?
2021年06月24日 17:00
抜粋
メバリングとは、メバルをルアーで狙う釣りです。メバルはわりあい簡単に反応し、冬から春にかけて釣れる「春告魚」とも呼ばれる魚です。基本的な釣り方を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


メバリングとは何か
疑似餌を使ったメバル釣りを、メバリングといいます。生エサではないルアー(疑似餌)を使う部分がキモで、「エサの方が反応がいいんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、実はメバルに関してはルアーの方が手返しよく簡単に釣れてしまえます。
生エサでメバルを狙うとなると、昼夜とエサの種類、また場所、ウキ下(ウキの下につけるイトの長さ)など、いろいろと考慮する必要がありますが、メバリングでの釣り方はたったひとつです。メバルは夜、表層という海面直下で反応する魚で、しかも足元などの通称「キワ」といわれる堤防際に着いています。そのような習性を把握し、コツをつかんでしまえば、ルアーの方が数釣りできます。
メバリングタックル
タックルとは、釣り道具のこと。主にはロッド(サオ)とリールのことを言います。
メバリングに用いるタックルは、次のようなものがいいでしょう。
ロッド(サオ)
メバリングロッド6ft台後半~7ft前半(180~210cm程度)
ロッドは「ソリッドティップ」と呼ばれる、サオ先の中身が詰まった仕様になったものを推奨します。メバルのアタリ(魚のアタック)を吸収し、うまく乗せることができます。
リール
スピニングリール2000番
スピニングリールには、フロロカーボンという材質のライン(イト)を、100m程度巻いておくといいでしょう。太さは、0.5号(2lb=2ポンド。1lbは450gの負荷に耐える)程度を推奨します。
ドラグ設定は重要!
リールの機能にはドラグという、魚の引きに追従してイトを出す機能があります。メバルの小さなアタリを吸収してうまくハリ掛かりさせるためには、このドラグをやや甘めに入れておくことがコツです。
スピニングリールの頭部分のドラグノブを反時計回りに数回回して、イトを少し力を入れて引っ張れば出ていくくらいのところに設定しておきましょう。
メバルとメバリングタックル(提供:TSURINEWSライター井上海生)アジングタックルでも釣れる?
メバリングには、アジング(アジのルアーフィッシング)タックルの流用もできます。アジングから入門した人は、そのままの道具をメバリングに持っていくといいでしょう。具体的には5ft台~6ft台のロッド、1000番のスピニングリールにエステルライン0.3号。ただメバルは根に潜ろうとする魚なので、耐摩擦性の高いショックリーダーの結束が不可欠です。
ポイント&釣り方
では、そんなメバリングのポイントと釣り方を紹介しましょう。
季節と時間
メバルは季節としては初冬~春までの魚。11月~5月くらいまで。地域によっては通年釣ることもできるようですが、基本的に入門者が堤防から釣ろうと思えば、この時期です。
時間帯は、夜です。メバルはしっかりと夜、海が暗くなってから警戒心を解いて海底から海の表層(海面直下)まで浮いてきます。釣る場所は、とにかく何かの「キワ」です。堤防であれば、足元のキワ。消波ブロックなどのキワもメバルの好ポイントです。
実はデイメバル(日中のメバル)、回遊待ちのメバルなど、他にもいろいろな釣り方があるのですが、入門者は「冬から春の夜の海、表層」のもっとも簡単に反応する釣り方1本に絞ってしまうべきでしょう。
足元の表層に絞って釣る(提供:TSURINEWSライター井上海生)ジグ単の釣り方
メバリングでは、ジグヘッド単体という仕掛けを使います。通称「ジグ単」です。ジグヘッドというハリにナマリがついたものに、ワームというソフトルアーを刺して使用します。非常に簡単なしかけです。
海面直下を釣ることになるので、重いジグヘッドを使ってしまうと、メバルは釣りにくくなります。そのため、メバリングでは、基本的に1g程度のジグヘッドを使いましょう。初心者にはビックリするような軽さに感じられるかもしれませんが、実はこれでも重すぎるくらいです。
また専用タックルで設定がきちんと決まっていれば、1g、重くしても1.5g程度のジグ単の仕掛けでも、しっかりと操作している感覚を持って釣ることができます。
ジグ単がメバリングのスタンダード(提供:TSURINEWSライター井上海生)釣りやすくするプラスワン
メバリングでは「焦れないこと」が大事です。海の前面に投げるのでなく、キワの表層に絞り(足場のいい堤防では、投げるのでなく、仕掛けをそのまま足元に落として、自分が歩く方法もあります)、あくまでゆーっくりとリールを巻くこと。そして、アタリがあっても、サオをあおるようなアワセはしない。ノーアワセという、アワセない釣り方で、メバルは釣ります。
できればPEライン0.3号を使って、ショックリーダーを結束して釣れば、釣果が上がります。手感度がよくなり、アタリがとりやすくなるので、釣りが一段と面白くなるはずです。
もうひとついえば、メバルは一度見たものを二度は食わないという賢さを持ち、この学習する習性によりシーズンが進むにつれ手ごわい魚となります。そのため、一度ワームを通した場所は見切って移動してしまうか、別のワームを通すかして、目先をかえて釣りましょう。
初冬から春をメバルとともに
メバルは楽しい釣り物です。単純にアタリが多く、釣りやすい。また、とことん気難しい日があることも、逆に面白い。ビッグサイズ30cm近くなると、格段の引きをすることも魅力です。筆者も長いことメバルと遊んでいますが、飽きることがありません。
初冬から春、寒い海ではありますが、防寒と安全装備(ライフジャケット着用)をしっかり行い、メバリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
メバルと遊ぼう!(提供:TSURINEWSライター井上海生)<井上海生/TSURINEWSライター>
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