海のルアー釣りを始めよう:疑似餌でカサゴ狙う「カサゴゲーム」とは?
2021年06月25日 11:30
抜粋
海釣りのもっともポピュラーなターゲットの一種・カサゴ。疑似餌を使うルアーフィッシングでも簡単に釣れてくれるので、海釣りデビューにもいかがでしょうか?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


カサゴゲームとは
カサゴをルアー(疑似餌)で狙う釣りを、カサゴゲームといいます。
ルアーは、基本的にワームというソフトルアーを使います。塩ビなどの素材で、小魚や海に棲む小さなエビ、カニ類などを模したものです。
ワームいろいろ(提供:TSURINEWSライター井上海生)カサゴは「ライトゲーム」という海の簡単なルアーフィッシングの中でも、もっとも好反応な、面白い魚です。アジやメバルなどの他の魚は少々難しいですが、カサゴは簡単。なんといっても、ライトゲームで狙える他の魚と比べて日中に反応がよく、特に海水温が上がってあくる6月~8月くらいまでは、「新子」といわれる小さな幼魚がすぐ食いついてきます。
いわゆる「穴釣り」などは、釣りに詳しくない方でも、なんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか? 消波ブロックの穴などを狙い、ワームや生エサを垂らすと、カサゴが釣れます。そのような場所が近くになくても、カサゴは海にいけば必ずそこにいます。
夏の新子は海に帰してやりたいですが、20cm級からはお持ち帰りして、食べてみるのももちろんいいでしょう。煮付け、そしてお味噌汁などで食べると、すばらしく美味です。
カサゴゲームのタックル
カサゴゲームのタックル、いわゆるロッド(サオ)とリールの組み合わせは以下の通りです。
ロッド(サオ)
ライトロックロッド6ft台、メバリングロッド6ft台~7ft前半
カサゴゲームには、魚のアタックに対する吸収がよく効く、軟らかめに味つけされたサオ先のロッドをオススメします。上のサオの他にも、少々穂先が軟らかいブラックバス用のサオなどを持ってきてもいいでしょう。
リール
スピニングリール2000番
リールは比較的小さめの番手の2000番でOKです。巻くライン(イト)は、フロロカーボンライン0.6号(2.5lb、1lbで450gの負荷に耐える)もあれば十分でしょう。
タックル流用もOK
すでにライトゲームに入門していて、夏の釣りにカサゴゲームという方は、手持ちのタックルをそのまま持ってくればOKです。アジング(アジのルアーフィッシング)タックル、メバリング(メバルのルアーフィッシング)タックル、どちらも流用ができます。
とにかく釣れやすいカサゴ(提供:TSURINEWSライター井上海生)ただしアジングタックルで、ラインにエステルラインを用いている場合は、フロロカーボンラインを巻き直した方がいいでしょう。エステルラインは強度が低いので、カサゴのように海底でガッツリとしかけを食い込み、根に潜る習性のある魚との対決には向きません。
基本的なポイント&釣り方
カサゴは通年よく釣れる魚です。特に活性が高いのは夏~冬、厳冬期はさすがに難しいですが、初冬などは25cm級の大型が出るシーズンでもあり、実はカサゴゲームが一番面白いのも冬です。数釣りを楽しむなら夏、大型を狙うなら冬、というところでしょうか。
時間は、夕方~夜。狙うポイント(場所)は、漁港や波止などの足元です。ナマリのついたハリ、ジグヘッドにワームをセットして足元に落として、海底までイトを送り込んでから釣り人が横に歩いてコース(ラインを引いてくる道)を作り、あとはジグヘッドが海底から離れすぎないようにゆっくり巻いてくるだけです。
夕方から夜の足元が狙い目(提供:TSURINEWSライター井上海生)日中は穴釣りが釣りやすいでしょう(夜もよく釣れます)。その他、日中でも漁港などの身近なエントリーしやすい海で、足元の海底を狙ってカサゴを釣ることができます。デイゲーム(日中のルアーフィッシング)は、ダートという、ジグヘッドをピョンピョンと跳ねさせるような動きを演出します。
ダートは、海底まで着低させてコースを作ることは同じで、あとはサオ先のアクションでちょんちょんと上下に動かし、魚のアタックを待つだけです。キレのよい横跳ねアクションができる専用のジグヘッドもあるので、それを利用してみるのもいいでしょう。
釣りやすくするプラスワン
カサゴが釣れない海というのはそうそうありません。日本全国、ほとんどの海の沿岸に生息しています。ただし、連日釣り人に釣られてしまって、釣り場がスレてしまっている(魚に見切られている)ことがあります。
そういう海では、海底にしかけを送り込んで巻くだけ、という単純な誘いでは食ってきません。そこで試したいのが、「ボトムふわふわ」という釣法です。
「ボトムふわふわ」で攻略(提供:TSURINEWSライター井上海生)その場の海の条件で底を取れるギリギリの重量の軽量なジグヘッドに、ワームをつけて、ふわふわーとまったくサオ先のアクションなど入れず、漂わせるだけ。イトの弛みだけちょこちょこ取って、自然に魚を誘います。そうすると、スレたカサゴも食ってきます。これはデイ&ナイト有効な手です。
目指せ尺級カサゴ
カサゴは大型になると、同じ魚とは思えない引きをします。冬の抱卵している大型個体などは本当にサオを持っていかれるほどの動きを見せ、楽しませてくれます。
カサゴゲーム、狙うは30cm級です。これくらいになると、なかなかお寿司屋さんでも見ない刺身にしてカサゴを食べることもできます。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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