釣り人的「マスク」使用の注意点 マヅメ狙い短時間釣行でリスク回避を
2021年06月26日 17:00
抜粋
感染対策に釣り場でもマスクをしている方が多いようだ。しかし、これからの時期は暑さという問題がある。夏の釣り場でのマスク着用によって、熱中症リスクは高くなるだろう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


夏の釣りの熱中症リスク
夏の釣りはそもそも熱中症リスクが高い。真昼間の釣行は避けるべきだろう。最高気温35℃を超すことが当たり前となった昨今、なかなか夏の強烈な日差しを浴びながら釣りをするのはつらい。私も以前、日焼け止めを塗り忘れてタンクトップで釣りをしており、上半身に5年ほど消えない日焼けを負ったことがある。あれで倒れなかったのは不幸中の幸いだった。
そもそも夏の真昼間に釣りをやる意味もない。昼間は魚の活性が高くないからだ。カサゴの新子の穴釣りくらいは楽しめるが、それも夕涼みの2時間程度にした方がいいだろう。
夏は早朝、夕方からの釣りが安全(提供:TSURINEWSライター井上海生)ファミリーフィッシングにサビキ釣りなどに出かける方も、なるべく薄曇りの夕方や早朝などに短時間に絞ることだ。子どもはもちろん、成人してから運動の習慣がない大人も体力が低いので、特に暑さに弱い人は注意したい。
マスクで体感温度は2℃上がる?
釣り場でもマスクを着用している人が多いように思う。いい心がけであると思う。
だが今後の時期、マスク着用でずっと釣りをすることには危険がつきまとう。マスクで口元の体感温度は2℃~3℃程度上がるらしい。また心拍数や呼吸数が1割程度上がるともいわれる。これはみなさん、実感があることだろう。「息苦しい」「暑い」ただでさえそう感じる状態で夏の暑さの中、長時間釣りをするのは、たとえ日が沈んでいる時間や日差しが弱い早朝でも危険だ。
今は全国の学校でも運動中は(適度な距離を保ちながら)息苦しくなったらすぐにマスクを外して休憩するようにという注意喚起がなされているらしい。我々釣り人もそうしたい。
黒色は避けるのが吉か
マスクの色として、黒を着用している人も街なかでよく見かける。しかし黒は日差しの熱を吸収しやすいので、釣り場では推奨できない。白のマスクがいいだろう。
あまり長時間マスクをつけて釣りをしていると、マスクのかたちに抜け焼けすることもあるかもしれない。夏の釣りの必需品の帽子を被り、なるべく顔に当たる日をさえぎろう。
熱中症対策としてできること
熱中症は予防するために、どのような心がけが必要か、解説する。
こまめな水分補給
水分補給は大事だ。何より汗で体内が渇く。またこの夏は、マスクにより口内も渇くのでつらいはず。水分補給は以前にもましてこまめに。そして汗で塩分が出ていくので、多少なり塩分やミネラルの入ったスポーツドリンクを飲みたい。
釣り場でのビタミン補給
コンビニや薬局などで販売されているビタミン補給のドロップなどが、熱中症対策には非常に有効だといわれる。単に水を飲むだけでは体内に入らない有効成分が入り、体調管理に役立つ。
朝夕の短時間釣行
早朝、または日差しがやわらぐ夕マヅメの短時間釣行を推奨する。夏の釣り物といえばロックフィッシュや青物などだが、この両方、早朝にしかほとんど釣れない。その他タコ、豆アジ、場所によってはチヌなど。こういう魚が釣れるのは夕方から夜、2時間手度の短時間釣行がいいだろう。
さっと釣って帰ろう(提供:TSURINEWSライター井上海生)基本的な装備
帽子、そしてサングラス(偏向グラス)。夏の釣りでは必須のものだ。ライフジャケットはなるべく暑さを感じさせないウエストタイプのものがいいだろう。また屋外のアウトドア全般、半袖よりも、意外に通気性の良い長袖のシャツを着ていた方が日焼けのダメージを防ぐことができ、多少なり暑くても体力を残しやすいともいわれる。
暑くてもライジャケはマスト(提供:TSURINEWSライター井上海生)この特殊な状況下の夏、釣り場で熱中症による怪我人が出ないことを祈る。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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