ライトゲームでよくあるアクシデント トラブル乗り越えれば成長する?

2021年07月01日 18:10

[TSURINEWS]

抜粋

ライトゲームでは実釣中によくアクシデントがある。実釣中のアクシデントについて、ほとんど不可避的とはいえ低減や予防するための知識を紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

ライトゲームでよくあるアクシデント トラブル乗り越えれば成長する?

予測でアクシデントを防げる

アクシデントというと事故で、まさしく事故的に起こる。ある程度は防ぎようがない。しかし車でも事故が起こりそうな場所で注意して走るように、釣りでも事故が起きそうなポイントでは注意することでリスクを低減できる。

たとえばアジングやメバリングであれば、ボトムは最初から狙う必要がない。そうすると根掛かりはしない。根魚の襲来も避けられる。そのような心がけで無用なトラブルに煩わされずに済む。

しかし、どうしても下記のようなアクシデントに見舞われたときは、その場でうまく対処しよう。

根潜り

カサゴやメバルやタケノコメバルなど漁港などでよく反応する根魚は根に潜る。PEラインを使っていれば無理をして引きずり出せるが、強度の低いエステルラインだと難しい。予防策としては底を取らないことであり、フッキング一発で上を向かせてしまうことだが、そうはいかない状況・条件もある。

根潜りされてロックされてしまったら、2分待つことだ。ラインテンションを張らず緩めずにしておくと、出てくることがある。魚は痛覚がないといわれる。ラインテンションが掛かることで暴れるそうだ。張らず緩めずの状態にすると、「大丈夫か?」とでも思うのだろうか、動くことがある。そこで勝負する。その待ちの時間が、大体2分くらいだ。

ライトゲームでよくあるアクシデント トラブル乗り越えれば成長する?根潜り2分待ち中(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ロックされて2分が経過して動かないようなら、そのまま根に化けてしまったと思って切った方がいい。その方が話は早い。

ただ、ラインを切る前に試したいのが、ラインテンションを抜き気味にサオをあおる、という方法である。リールのベールをフリーにして、手元でラインとロッドのブランクスを軽く持ち、フッと軽くあおってやる。こうすると不規則的に魚体が揺れるせいか、単にテンションを掛けて強くサオをあおるよりも、抜き気味にあおる方が出てくることが多い。

根掛かり

底を取る釣りで避けられない根掛かり。やってしまったら、その時点でリーリングを止めてラインテンションを緩める。それ以上深く刺さらないようにする。そして、根に掛かったと思うところから、逆方向にサオをあおってやる。そうすると抜けやすい。

また根潜りと同様、ラインテンションを抜き気味にあおってやると、ハリ先が根から浮くのか、外れやすい。

大型ゲスト

ライトゲームアングラーの腕がうなるアクシデントとして、大型ゲストの襲来がある。シーバス、チヌ、小型青物など。青物に関しては運だが、シーバスやチヌなどの白身の魚は体力がそんなにない。弱らせて弱らせて寄せてくれば、ライトラインでもほぼ確実に獲れる。

ドラグを緩めて、根にだけ突っ込まれないようにコントロールし、泳がせよう。そうして寄せてきて、浮いたところでドラグをもう少し緩める。足元が一番ドラグが効きにくい。だから緩めて、タモ入れする。

ライトゲームでよくあるアクシデント トラブル乗り越えれば成長する?大型ゲストはドラグで弱らせてタモ入れ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ナイトゲームでは光を見ると魚が暴れるので、本当にヘバりきるところまでヘッドライトで水面を照らしてはいけない。

例外的にボラは暴れ止まないので半分諦めた方がいい。100m走られてPEが高切れしたらそれがもったいない。無理だと思ったらドラグを締めて切ろう。タチウオもまた、ライトゲームのリーダー3lb~8lbではほとんど歯で切られて獲れない。

急な気象変化

天気について、釣り人というか人間全般、もうどうしようもない。急な気象変化は仕方がない。突風、大雨は、ストップフィッシングだ。

ただ、多少の風は攻略できる(風速3m程度まで)。風向きの変化には、釣り場所の移動で対応可。小雨は「小雨パターン」で逆に魚の活性が上がることがあるので、むしろ防水着で釣り続けた方がいい。もちろん濡れた足場は滑りやすいので注意して。

ライトゲームでよくあるアクシデント トラブル乗り越えれば成長する?多少の雨は好影響も(提供:TSURINEWSライター井上海生)

アクシデントに慣れて釣り人は成長する

上述のアクシデントはすべて、1年2年釣りをやっていれば誰もが経験するものだ。最初から鉄壁で守りきれると思わない方がいい。むしろアクシデントに慣れて「ここはやめた方がいいな」などの感覚をつかむ、ということもある。そういう学びが釣り人を成長させる。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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