今さら聞けない「ハゼ釣り」のキホン:シーズン初期のタックル&仕掛け
2021年07月03日 17:00
抜粋
今年もハゼ釣りのシーズンがやってきた。ビギナーでも束釣り可能なシーズン初期のハゼ釣りのタックル、仕掛け、一日の釣りを快適に過ごすための持ち物などを紹介したい。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)


ハゼ釣りのシーズン
シーズンは例年6月初旬から12月いっぱいくらいまでとなる。細分化すると小型が多い初期の6月から7月末までを主に「デキハゼ」、真夏は「夏ハゼ」、秋は「彼岸ハゼ」、冬には「落ちハゼ」、「ケタハゼ」と呼ばれるようになる。
ハゼ釣りタックル&仕掛け
デキハゼの釣り方としてウキの変化を目で楽しむウキ釣りと、手に「ブルブル」とくる感覚を楽しむミャク釣りが挙げられる。
サオ
ウキ釣り、ミャク釣り共に1.8~2.7mくらいまでの万能ザオがお勧めだ。なるべく穂先が軟らかい物を選ぼう。この時期の水深は30cmから深くても1m以内なので短ザオで充分。ただし釣り場が高い場所や冊があるような場合は長めのサオが必要になることがあるので、事前に調べてからサオの長さを選択するのがいいだろう。
それと万が一に備えてスペアロッドも用意しておくと安心だ。筆者は学生時代に電車を乗り継いで1時間かけてようやっとたどり着いたポイントで、いざ釣りを開始しようとサオを取り出したら穂先が折れていた。穂先と共に心も折れたので自宅にトンボ返り。スペアロッドの重要性を痛感した。
仕掛け図
ウキ釣り
ウキ釣り仕掛け(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)ミャク釣り
ミャク釣り仕掛け2種(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)小道具類
ミチイト:ウキ釣り、ミャク釣り共通。ナイロンの1~1.5号。サオの長さと同じが扱いやすい。
ウキ:ウキ釣りに使用する。主に小型の棒ウキ、トウガラシウキ、玉ウキなどが使われる。棒ウキやトウガラシウキは感度がいいが波風に弱く、一方、玉ウキは波風には比較的強いが感度はあまりよくない。状況に応じて使い分けて頂きたい。
玉ウキ(左)とトウガラシウキ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)ゴム管:ウキを固定するのに使用する。ミチイトにゴム管(ウキ止めゴム)を通してそこにウキを差し込む。ウキのサイズに合ったものを選ぼう。
天秤:ハゼ用の三徳天秤がお勧め。
三徳天秤太鼓オモリ付き(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)オモリ:ウキ釣りでは板オモリやガン玉。ミャク釣りの三徳天秤には太鼓型又はナス型、中通しオモリはナツメ型オモリを使用する。
シーズンの初期は水深が浅いので号数は0.5号から1号をメインに重くても1.5号までとなる。底立ちが取れないのは論外だが、なるべく軽めのオモリを使いたい。
板オモリ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)接続器具:ウキ釣りやミャク釣り(中通しオモリ仕掛け)のミチイトとハリスの接続には小型のヨリモドシや丸カンなどを使用してもいいが、ハリの交換が素早くできる自動ハリス止めやスナップ付きのヨリモドシがお勧めだ。
接続器具(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)ハリとハリス:全釣り方共通。ハリは袖型の2号をメインに大きくても3号まで。ハリスは0.6号から0.8号の5cm前後を基準とするが、筆者の場合中通しオモリを使用した仕掛けの場合には2cmくらいまで短くする時もある。
ハサミなど:仕掛けを作ったりエサを切ったりするのに役に立つ。
以上の仕掛けや小道具類を複数用意して釣り場に持ち込もう。特にハリはハリスを付けた物を多めに準備しておきたい。その際速やかにハリス止めにセッティングできるよう自宅で結び目まで作っておこう(スナップに付ける場合はチチワ結び)。
ハゼ釣りのエサ
続いて使用するエサを紹介する。
青イソメ
昔はゴカイが定番のエサだったが最近では入手困難。かわりに今では青イソメが定番のエサとなった。
キジ(ミミズ)
ポイントによっては青イソメよりも食いがいい場合がある。
ボイルホタテ
虫エサが苦手な方にもお勧め。特にシーズン初期のデキハゼには効果的だ。
その他の持ち物
続いて、タックル、仕掛け、エサ以外の持ち物を紹介する。
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰るのとエサの保冷だけなら8Lクラスのクーラーで十分。しかし、飲み物なども冷やすとなるならそれ相応の大きさのものを準備されたい。氷は釣具店やコンビニなどで購入可能だが、最近は繰り返し使用できる保冷剤もかなり品質が向上しているのでこちらでもOKだ。
エサ箱
エサ箱は出来れば2つ用意したい。暑い時期に外に出しっぱなしにするのはエサが弱る原因になるので、基本的にはエサはクーラーボックスの中で保管しておく。すぐに使用する分として青イソメならば1~2匹程度を身に着けたエサ箱に移しかえる。このようにすることでクーラーの開け閉めを少なくし保冷力を維持するのと共に常に活きのいいエサで手返しよく釣りをすることができる。
エサ箱は2つ用意したい(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)ウェストポーチ
よく使用するハリやオモリ、ハサミなどはウェストポーチに入れておくと便利。エサ箱同様、身に着けることによって手返しがよくなる。ハサミに関してはできればピンオンリールを胸の辺りに付けて使用することをお勧めしたい。
ビクやバケツ
ビクは特に立こんで釣る時に便利だ。釣り終わってから陸に戻ってクーラーボックスに移しかえればいい。立ち込み釣り以外でも帰る時まで生かしておきたい場合にはビクを使用しよう。
生かしておきたい場合はビクを(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)護岸などの場合、ビクのかわりにバケツでも良いが高い釣場からでも水が汲めるようにロープ付の物がお勧めだ。
バケツはロープ付きがお勧め(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)晴れて暑い日などはバケツの水がお湯みたいに熱くなっていることもあるので、釣った魚はなるべく早めにクーラーボックスに移しかえるようにしたい。またバケツは手を洗ったり、汚れた道具を一時的に洗うのにも便利なのでぜひ持参しよう。
ビニール袋
ゴミ袋として使用できるが、その他汚れた釣り具を収納するなど何かにつけて便利なので多め(3~5枚くらい)に用意しておきたい。
タオル
汚いものを拭く物1枚とバケツで手を洗った後など比較的きれいなものを拭く物の最低2枚はあると便利だ。
合羽
晴れていても急な雨に備えるべし。
日焼け対策・服装
最後に、日焼け対策と服装を紹介したい。
長袖、長ズボン
夏の日差しは想像以上に体力を奪うもの。日焼け防止対策として通気性のいい長袖・長ズボンがお勧めだ。
日焼け止めクリーム
服装でガードしきれない箇所は日焼け止めクリームなどで防御。
帽子&洗濯ばさみ
熱中症対策として必要不可欠。風で飛ばされないように帽子クリップの使用も忘れずに。それとは別に洗濯ばさみを帽子(キャップ)の翼に挟んでおくと、雨の日に帽子と合羽のフードを一体化できて便利。
キャップには洗濯ばさみを(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)サングラス
紫外線対策として眼の保護のためにできる限り使用したい。特に水の中を覗ける偏光サングラスの着用をお勧めしたい。
長靴
足場のいい釣り場ならばスニーカーでも可能だが少し立込んで釣りをする場合は膝くらいまでの長靴がお勧めだ。
携帯電話・カメラ
楽し思い出の写真や、万が一のSOSの時に携帯電話は重要。予備のバッテリーもあれば心強い。
弁当・飲み物など
釣りに夢中になると水分を取ることすら忘れてしまうこともある。喉が渇く前に必ず十分な水分補給をしよう!
釣り場の近くに飲み物の販売などがあるか分からない場合には、ポイントに着く前に準備しておくこと。長期戦になる場合はお弁当。そして、お財布も忘れずに。
以上、忘れ物がないようにチェックリストなどを作って、楽しい釣りを満喫できるように万全の準備をしてから出掛けよう。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
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