『アジング』ステップアップ解説:代表的「フォール」3種を理解しよう
2021年07月11日 11:30
抜粋
アジはフォールに反応する習性がある。フォールというと、海中でのリグの沈下だ。単に沈めるだけでなく、アジングでは大きく分けて3つのフォールがあるので理解しておこう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


アジングには3つのフォールがある
アジングのおけるフォールの重要性は、アジングという釣りが始まったころからいわれているものである。以前までアジのルアーフィッシングは、ボトムまで落として巻き上げてフォールさせるという釣り、いわゆるリフト&フォールだったようだ。
このころから、アジは「一度視界に入ったものが消えて、再び入ってくる動きに弱い」という説があった。おそらく弱ったベイトフィッシュがゆらゆらと上へ上がっていって、また力なく落ちてきたところをしとめる、というアジという魚の本能があるのだろう。
今のアジングでも、リグを任意の水深に沈めてレンジキープとシェイク、そしてフォールという一連の過程がある。比較的アジの活性が高いときには、シェイク直後のフォールで食う。アジングアングラーの中で、フォールのパターンといわれるものだ。
しかし、リグの沈め方にも3つの方法がある。特に巻きの釣りでなく、レンジキープ釣法では、これを使いこなせるかで食いがかわる。
フォールを使いこなして攻略(提供:TSURINEWSライター井上海生)1.カウントダウンとは
キャストしてまず何をするか、レンジを入れる。5のレンジ、10のレンジ、15のレンジなど、カウントダウンしてレンジを入れる。アジングに慣れたアングラーは何気なくやっているが、カウントダウンもひとつのフォールだ。最初に投げて沈める、いわゆる「ファーストフォール」で食うこともたまにある。
カウントダウンは、投げっぱなしにしてやってはいけない。キャストしたら必ずラインスラックを取り、ベールを返して、スプールに微妙に指先を当てながら、テンションをかけて落としていく。このときにアタリが出たら、すぐにベールを返してアワセる。またはあえてアワせず、そのレンジでリグを止めて、じーっと釣ってくる。
2.テンションフォールとは
ラインに一定のテンションをかけたままリグを沈下させることを、テンションフォールという。テンションフォールも細かくいえば3種類くらいあるが、基本的には、ラインスラックをなるべくない状態にして、リーリングもサオの操作もせずそのまま落とす、というものだ。サオとの角度で、振り子の要領で「/」と斜め下向きにリグが沈む。
ある程度沈めたら、またシェイクをいれ、「/」で落とす。テンションフォールではこのシェイク幅も大事で、やや大ぶりにやってやった方が、フォールの勢いと角度をつけやすくアジにアピールできる。
テンションフォールはサオ先のアクションも大事(提供:TSURINEWSライター井上海生)3.フリーフォールとは
レンジキープの釣りでは、じーっと釣ってきて、ときにベールを返してレンジを入れなおすこともある。いわゆる「フリーフォール」。早い釣りをしていて、ちょっとリグが海面の方まで上ずってしまったかな、という場合もあれば、スレたアジ相手に、何かきっかけを与えるつもりでテンションを一気に抜いて落としてやる、「フリーフォール・アクション」もある。
ラインテンションをきんきんに張った状態から、ベールを返して1秒、2秒程度。これがアジングの「フリーフォール・アクション」。レンジを入れなおすときには、上げすぎた分だけ、カウントダウンする。7のレンジを釣っていて、3のレンジまで上げてしまったと思ったら、4カウント前後入れる、というイメージ。
フォールで食う習性の魚すべてに効く
フォールに反応する魚は多い。ショアの釣り物だけでも、たとえばデイメバル、カサゴ、タチウオ、タイ、はたまたイカなど。いずれもカウントダウンでレンジ把握し、リグが「どこにあって」「どういう風に沈めるか」というイメージを持つことが釣果につながる。より繊細な感覚を必要とされるアジングで腕を磨けば、他の釣り物への応用も利くはずだ。
フォールに食った良型アジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)<井上海生/TSURINEWSライター>
The post 『アジング』ステップアップ解説:代表的「フォール」3種を理解しよう first appeared on TSURINEWS.















