表層でシラス食す魚を狙い撃ち ボートキャスティングゲームで良型ハマチ
2021年07月13日 11:30
抜粋
青物狙いはジギングのほかに、海面上や僅かに潜らせての表層で狙うキャスティングがあります。今回はボート釣りでこれを試しハマチ2匹を仕留めたので、その模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)


播磨灘キャスティングゲーム
私のフィールドの播磨灘でオフショアルアーゲームの主流は、ボトムから魚の遊泳層や捕食帯で食わすジギングです。一方、今回挑戦したキャスティングは、キャストして表層を横に釣る釣りです。通常の乗合船では見たことがなく、ボートで何回か見た程度の、播磨灘では少数派の釣りです。
これには、8~9ft前後のロッドをオーバーキャストするスペースが上下左右になければならないので、ジギングのようにできない物理的な理由が主でしょう。また、狭い船上でのキャストは、危険度も高く一般的にならないのでしょう。
玄界灘のヒラマサキャスティングゲームは人気があり、メディアをご覧なられた方も多いでしょうが、表層でいきなり食って来る迫力は相当なもので、見ているとワクワクします。
ブラックバスやシーバスをトップや表層で狙うのは多いでしょうが、オフショアでは意外と機会が少ないです。
シラス食す魚を狙い撃ち
カケアガリに潮が当たり、プランクトンを湧きあがらせ、それを食べにくるシラスが集まり、これを大好物とする青物が来るという食物連鎖で、表層に追い込んだシラスを食おうとする青物たちが、海面に姿を出します。いわゆるナブラですが、小規模なナブラがあちらこちらに出ますので、ボートで近づきキャストをするシューティングゲームです。
シラスを食っている場合、一般的にルアーで狙うのは大きさの違いでマッチザベイトとはいきませんが、活性高く食い気のある状態の魚は、目の前のルアーに反応をして、ガボンゴンと食って、一気に潜っていきます。興奮ものです。
夏の播磨灘(提供:TSURINEWSライター丸山明)当日の状況
6月28日は朝5時に出航。播磨灘高倉瀬の南のポイントへ向かい、6時前に釣り開始。最初は、下げ潮にのせてライトジギングで、60~80gのジグで軟らかいSLJロッドで底層を探りますが、魚の姿も気もなく時間が過ぎていきます。下げ潮でベイトが集まるポイントを移動を繰り返しますが、退屈な時間だけです。
下げ潮が緩んだので、上げ潮のポイントへ東向きに移動し、潮が動くのを待っていると、そのころから周囲に小さなナブラが出始めました。どうやら、シラスを下から追い詰め海面付近で食い始めたようです。
57cmハマチ登場
ここで、ライトジグのタックルからライトキャストのタックルに変更。最近新調のボートシーバスロッドのM+なので、ハマチならば十分のパワーで、軽いミノーも投げられます。シラスを食っている青物ですから小さめ95mmのフローティングミノーを使用して、ボートをナブラに寄せてキャスティング。
ジギング専門ですので、キャスティングなんて久しぶりであたふたですが、キャストキャストを繰り返し、ナブラのど真ん中に入ってポコンポコンと引くと、海中からガボンゴンと食い、アワセと同時にドラグを鳴らし一気に潜って行きます。
しかし、水深は20mあるので、こちらも平気です。PEライン1.2号 リーダー6号のライトタックルですが、ロッドは余裕もありしなやかなので、ハマチならば安心のやり取りです。よく引いて玉網に入ったのは、57cmのシラスの食い過ぎのように太ったハマチでした。引くわけです。
うれしい1匹目のハマチ(提供:TSURINEWSライター丸山明)55cmハマチ追釣り
上げ潮も効いてきて、小さなナブラは相応に現れますが、ボートを近づけると消えます。キャストの飛距離が欲しいものの軽いミノーには限界があります。これは頂きのナブラが出てボートを惰性で寄せ、うまい具合にナブラの中心の向こう側にキャスト、ヒョッコヒョッコと引いてくると、ガボンゴンときました。1匹目同様に走るは潜るは、元気よくパワフルな55cmのハマチを手に入れました。
晩ご飯に十分な肴を得ました。午前中は小さい潮でそろそろ緩むのでこれで満足、10時半に沖上がりにしました。いやはや、全身運動のキャスティングは、足腰に効きました。しかし、興奮するほどに面白い釣りで、トップや表層を引いてくるルアーを食わすのは、ジギングと違う面白さです。
2匹目は55cm(提供:TSURINEWSライター丸山明)浅場の青物の寄り場が狙い目
シューティングと誘い出しのトップゲーム、どんなシーンでどちらが優位かの見極めをこれから播磨灘というフィールドで会得したいと思います。そんなこともわからないなんてのはいつものことですが、わからなければ聞けばいいだけです。シーバスの詳しい面々から情報収集し、早速、帰路になじみの釣具店で教えてもらいながら、もう少し飛ぶ小さいサイズのミノーとホッパーを買い求めました。
使用したミノー(提供:TSURINEWSライター丸山明)ナブラらしきものは見えないが魚探反応が出ている時の誘い出し方から、ミノーやホッパーの動かし方、課題はたくさんありそうですが、ジギングで通った播磨灘なので、青物の居場所はわかります。ジギングでは狙いにくい浅場の青物の寄り場が、ひとり気ままなボート釣りの狙いで、次の潮が楽しみです。
ベイト反応(提供:TSURINEWSライター丸山明)<丸山明/TSURINEWSライター>
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