波止釣り『エサ図鑑』番外編:サビキの「さしエサ」として有効なエサ
2021年07月16日 11:30
抜粋
25cm超の中アジは30cm超の大サバとともに、波止のサビキ釣りで狙える人気ターゲット。今回は、これらを狙う波止のサビキ釣り、そしてテトラの穴釣りに共通で使えるさしエサを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)


サビキ釣りにさしエサが有効な状況
サビキは擬餌バリなのに、なぜさしエサが要るのか?と疑問に思われる方もおられると思う。夏から秋にかけての豆アジ、小アジは、自然界でプランクトンを主に捕食しているので、まきエサのアミエビだけでこと足り、さしエサは不要だ。
しかし、サイズアップした25cmオーバーのデカアジ(中アジ)や30cmオーバーの大サバになると、エビ、虫類、マイクロベイトと呼ばれる小魚などを捕食しているので、サビキバリでは食いつきが悪いことがある。そこで、デカアジ、大サバ狙いには、サビキバリにさしエサを付けると、釣果がよくなることがある。
大サバ狙いにもさしエサは有効(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)穴釣りのエサとしても使える
デカアジ、大サバが捕食している小魚、エビ、虫類などは、実はテトラの穴釣りのターゲットであるガシラ(カサゴ)、アイナメ、メバル、クジメ、ベラなども捕食している。つまり、サビキ釣りに使えるさしエサは、テトラの穴釣りのエサと共通なのだ。ただし、シラサエビは、穴釣りには有効でも、サビキ釣りには適さない。
テトラのある波止に釣行する際は、サビキ釣りで釣れなくなったら、同じエサでテトラの穴釣りに転じることもできるので、タックルをサビキ釣りと穴釣りの2種類用意しておくと、お土産が増えるかも。
穴釣りでも使える(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)サビキ釣り、穴釣りに使えるさしエサ
では、具体的にどんなものがあるのか見ていこう。
オキアミ
海釣りでは説明不要の万能エサと言っていいだろう。サビキバリに付ける場合は、身の締まったハードタイプのSサイズが適している。
オキアミとイサザ(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)ハゼコ、イサザ
ハゼコはハゼの稚魚、イサザは淡水に生息するハゼ科の小魚で、サイズは2~3cm程度。見た目はあまりかわらず、使い分けは不要。
ハゼコ(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)虫エサ
虫エサの中でも最もポピュラーな青イソメ、イシゴカイも、説明は不要であろう。穴釣りでは終日、サビキ釣りでは春のバチ抜け(ゴカイ類の大量孵化)のシーズンや、夕暮れ・夜に付けると釣果が上がる場合がある。
虫エサ(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)イカの細切り
アジングのワームが多種多様なのは、海のコンディションによって魚からの見え方が違うのが理由らしい。それと同じしくみで、2~3cmのイカの細切りを刺しエサにすると、魚からの見え方次第で釣果に差がつく場合がある。
番外編 リアルタイプのワーム
イワシやボラの稚魚に似せたリアルタイプのワームも、デカアジ、大サバ狙いのサビキ釣りでは、ハゼコやイサザの代用品として使える。
リアルタイプのワームも有効(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)入手方法
いずれもエサ店で購入するのが一般的で、1パック500円前後で売られている。ハゼコとイサザは扱っていない店もあるので、SNSや電話で事前に確認するといい。
エサを入れる容器は購入時のパックのままでも十分だが、虫エサは生きエサなので、直射日光や高温の場所を避けつつ、時折海水に入れて活性を戻してやると長持ちする。どのエサを購入すればいいか、特にサビキ釣りのさしエサは迷うところだが、釣行場所の釣果情報で調べたり、エサ店で聞いてみたりして、タイムリーなエサを入手してほしい。
ハリへの刺し方
チョン掛け、目刺し、通し刺しのいずれかで、神経質になる必要はない。サビキ釣りでの刺しエサの場合は、全てのサビキバリに付けるのではなく、3本、4本程度のハリにとどめてアクセントとして付けたほうが、魚にとっては目先がかわってアピール効果が高いように思う。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>
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