20年間月イチで毛蟹を食す蟹愛好家が教える「活毛蟹の捌き方」
2021年07月18日 17:00
抜粋
20年以上もの間、月イチで毛蟹を茹でて捌いて喰らうことを自らに課してきた筆者が、よりおいしい活毛蟹の捌き方をお伝えしたいと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)


筆者なりの毛蟹流儀
さて本題に入る。今回紹介する活毛蟹の選び方・茹で方・捌き方はあくまでも長年の筆者の毛蟹体験に基づく筆者個人の流儀であり、専門家やプロなどによってオーソライズされているものではない。
しかも、人気レシピサイトなどで推奨されている方法を真っ向から否定する主張もあるが、こうした点については否定する理由を具体的に分かりやすく説明するよう努めたい。もしもこの記事を通じて一人でも多くの方が毛蟹ファンになっていてだければWEBライター冥利につきるというものだ。
活毛蟹の捌き方
茹でた毛蟹が冷めたら捌いていこう。包丁は蟹の硬さに負けない出刃包丁がおすすめだ。
毛ガニを食べるとき、悪戦苦闘する人も多いかもしれないが、しっかり捌きさえすれば食べるときにチョーラクだ。食べるときはキッチンばさみもカニスプーンも必要ない。箸さえあれば十分。いや、箸さえもいらないくらい。
脚とはさみをもぎ取る
カニの脚は手を使って胴体からもぎ取り、関節ごとにすべて手でバラバラに分解。カニのはさみも根元から手でもぎ取る。
脚をもぎ取る(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)NGレシピ:脚を包丁やキッチンバサミで切り離すとナンコツのスジが身の中に残留し、食べたときに口の中に入る。脚を手でもぎ取るとナンコツを一緒に抜き取ることができるので、見た目は悪いが食べやすくなるのだ。見た目もこだわるのなら、もいだあとでナンコツを切り取ってもよい。
ナンコツも取れる(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)切れ目を入れる
食べるときに身を取り出しやすくするためにバラバラにしたすべての脚やカニのハサミに包丁でたてに切れ目を入れる。
切れ目を入れる(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)ふんどしをはがす
大きめの毛蟹の場合はふんどしを包丁で半分に切って中の身も食べられる。実はこのふんどし肉も旨いので筆者の好物である。
胴体と甲羅をはがす
カニみそがこぼれないように甲羅を下側に向けておく。胴体側にカニみそがついていたらスプーンなどで甲羅側に戻す。
胴体と甲羅をはがす(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)胴体を処理し盛りつける
胴体についているビラビラのエラを手か包丁できれいに取り除き、胴体の真ん中に縦に包丁を入れて左右に半分に切り分ける。
半分にした胴体をそれぞれ上下に半分にするようなイメージで包丁で切って、大きめの皿に盛りつけてできあがり。
早めに食そう
一度茹でた毛蟹は時間が経過するにつれて酸化が進み黒ずんでいく。黒くなっても食べられますが、なるべく早めにいただこう。
ちなみに、冷凍モノは酸化防止剤や変色防止剤などの添加物を加えてあるモノもあるようだ。
通は蟹の爪を活用?
食べるときは、キッチンばさみもカニスプーンも必要ない。脚やはさみは切れ目から手で殻を開きながら箸などで中身をほじくる。箸ではなく毛蟹の爪の部分を楊枝替わりに使うのも通っぽい食べ方だ。カニのタレなどの調味料も一切不要。そのまま食べるのが一番美味だと思う。
この記事を書いているだけで毛蟹が食べたくなってきた。みなさんもぜひ活毛蟹を見かけたら、手に入れて茹でて捌いて食べてみてほしい。
繰り返すが、この記事を通じて一人でも多くの方が毛蟹を食べてみたいと思っていただければ、ライター冥利につきるというものだ。
<宮崎ゆきお/TSURINEWSライター>
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