良型イサギ狙いカカリ釣り さしエサ変更が当たり40cm超手中【愛媛】
2021年07月19日 16:30
抜粋
旬のイサギを釣りに、愛媛県の日振島へ行ってきた。思いのほか苦戦を強いられたが、狙いの40cm超の良型をゲットできたので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)


浜渡船で日振島湾内のカカリ釣り
本格的なイサギのシーズン突入である。初夏が旬のイサギは、このコロナ禍でも浜値が下がらない魚のひとつだそうである。なにせ、おいしいモノ、初夏のイサギは。今回は50cmオーバーの大物が釣れる宇和海にて、カカリ釣りでおいしいイサギを狙うことにした。
私たちのメンバーは4人、6月7日に、宇和島新港からこんぴら丸で、磯釣りの方々8人、別グループ予約のカカリ釣りの方2人グループの方々と一緒に出船。先に日振島に8人の磯釣り師を下ろして、私たち4人組と2人組が、別々のボートに乗りかえて養殖イカダが並ぶ、日振島湾内に向かった。
仕掛けとエサ
ポイント到着後、仕掛けを作り釣り開始。仕掛けは、皆それぞれであるが、船長の指示により、朝のハリスは4号。理由は、これ以上細いと、小割りイカダの貝がついている鉄のネットにこすれてすぐにプッッツンになるからとのこと。
みんなのサオは、磯ザオだったり、タイラバロッドであったり、ケンサキイカのサオであったあり、ライトジギング用のサオであったり、様々である。ハリは、グレバリ6号の小さめを使う人もいるが、11号を使う人もいる。私は、主に9号を使用している。これは、小さなハリに練りエサだと、すっぽ抜けが多くなるので、大きめのハリを選んでいるのが理由である。
エサは練りエサやペレットが基本である。私も、船頭が準備してくれるペレットを中心に使うが、今回も、マルキユーの練りエサにかえたとたん良型が食ってきたので、数種類のエサを持参することも有効であった。
さしエサは数種類持ち込みたい(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)反応を誘発するエサ付けのコツ
イサギ狙いの練りエサは、小さい方が食いがいい。ただ、刺さりがいい大きなハリを隠すように、小さな練りエサを刺すのには、ちょっとしたコツがいる。そのコツは、まん丸の練りエサでなく、平べったくぺちゃんこにして練りエサの面積を広くして刺すことである。
このテクニックにはいい副作用もある。さしエサの練りエサが、ひらひらをゆっくり沈んでいく。このひらひら、ゆらゆらに魚が反応するのである。イサギやグレは、エサが上から落ちてくるのを見ているので、自分より上にあるエサに反応する性格があるから、それを、利用するのである。
型を狙う方法
そして、ゆっくりタナまで落として、しばらく待ってもアタリがない場合は、いったん巻き上げて、また上からゆっくり落とし込みながら攻めるのである。アタリがないからと、タナよりももっと下まで、落としていくと、イサギのサイズが小さくなっていく。
イサギの大型はだいたい群れの上の方にいる。大きなイサギがまずエサにありつき、その後こぼれたエサに預かる小さなイサギとなるからである。
底で釣れるのは他の魚
アタリがないからと底まで落としていくと、マダイやその他の底物魚が食ってきてしまう。私も、辛抱がたまらずに、底まで落とすことがあるが、小さなエサでは、釣果がいまいちとなる。
イサギを諦めてマダイを狙うなら、最初から大きな練りエサを付けて、底近くまでズドンと落とした方がいい。マダイも底物も、小さなエサよりも、大きなエサほど、大きな魚が食ってくるのである。これは、あくまでもイサギが釣れないときの裏技になるのであるが。
隣の船は大当たりだが……
イケスの小割に陣取り釣りをはじめたが、アタリがない。しかし、先に陣取った2人組の船は、5ヒロでグレの入れ食いだそうだ。途中で超大型のキツ(いずすみ)も釣り上げて、海にお帰りしている。
そして、2人組の船に本命のアタリが出だした。サイズも良型イサギである。なんともうらやましい。ポイントがちょっとちがうだけで、底の地形や潮の流れがちがうので、こんなにも釣果が違ってくる。「腕の差じゃ」と嘆くが、反応がないのはどうしようもない。
ついに私たちにもアタリが
小一時間してから後、私たち4人組にも本命イサギのアタリが出だした。うーん?でも、サイズがいまいちである。みな、釣っては海にポチャンとお帰りしている。
私にも食ってきたが、小さい。とえりあえず、イケスに放り込んだ。「磯からだと、やったーってな具合で、25cmはあるぞとクーラーに放り込むのだろうけど……」。「活かしとき。いつでも、海に返せるけん」「ほれは、天然のいけす(海)だろう」と、それぞれのエールなのかヤジなのか、わからん声が聞こえる。
皆、食ってくる30cm前後のイサギに不満のようだ。しかし、私は「上等、上等。おいしいよ」「1匹は、いっぴきやけん」と元気づけようとする。同時に、もっと大きなサイズを狙って、仕掛けを打ち返すのである。
次第ににぎやかになるイケス(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)ハマチ攻勢
「おー、おおきいでー」しばらくやりとりをしていると「なんか、ちやうなあ」「ほれ、イサギちゃうでよ」とサオの曲がりや、やりとりを見ていた仲間が茶化し出す。最後は、ぷっつんとなった。そのすぐあと、同船者にも大きな当たりである。今度は姿が見えた。キラッと光ったお腹が白く、尻尾が黄色い。イエローテール(ハマチ)である。「あーさっきのも。これだじゃな」とつぶやいた。同船者は、この魚のハリを外して、海にお帰りいただいている。やっぱり、旬のイサギ狙いやからだな。
「まるで、最近の若い氏みたいやなあ。ルアーで釣って、写真を撮ってキャッチアンド・リリースする」「はははっつ。今のハマチはいらんわ」と余裕である。それに引きずられたのか、他の同船者も、次々にハマチを釣り上げる、そして、同じように、リリースである。
そのハマチお祭りが終わると、アタリがなくなってしまった。「あーやっぱり、ハマチでもクーラーに入れとくんだったかも」と言う釣友に、「大丈夫本命の50cmオーバーイサギがきますぜ」「ほんまに?わはは」と明るい雰囲気になる。人は、現状がどうであれ、未来が明るいと希望が持てるとなると、元気が出るモノである。しかし、この「大丈夫」には根拠がないのであるが、船上の雰囲気がよくなったので、よしとしよう。
場所がわり
「うーんあかんわ」船長もしびりをきかして、「かわってみましょうか?」と聞いてくれたので「はい、皆さん場所がわりです。サオをあげてください」「はーい」「手をあげてどうすんの。わははっつ」と、深場に移動した。ここでも、だめ。またしても移動。今度は浅場。それでもだめ。「最初のところに戻ってみますか」「うーん、反対側は?」と船長と相談して、場所が決まった。
だいたい、釣れないときは、移動が多いモノである。磯釣りでも、磯がわりの船にたくさんの人が乗っているときは、釣れてない証拠だが、カカリ釣りでもボートがあっちやこっちに再々異動しているのは、釣れてないときと相場が決まっている。
「まあ、釣れなくても、こんなきれいな楽園で、ボート遊びしているだけでも、幸せなんでいいんやけどなあ」とつぶやくと、それを聞いた釣友が「やっぱり、釣れた方がええだろう」と突っ込んでくる「ほら、そうやけんど……」
さしエサチェンジで40cm超
しばらく待っていると、ポツポツであるが、良型イサギも混じるようになってきた。同船者の他の3人は、それぞれ良型を釣り上げた。あとは私だけである。そこで、私は練りエサを、マダイ用のイエローにかえてみた。すると、きました。強烈な引き。向こう合わせで、ひったくっていった。ドラグも逆回転する。
「また、ハマチかなあ、?いや?でも違うぞ」と巻き上げると「おー良型。濱堀さんやりました」とタモを構えた船長から、お褒めのお言葉である。気持ちは、やった私にも良型がきてくれたと、ほっとしているのだが、なぜか顔はニコニコしてしまった。」ぶじ取り込んだイサギはお腹パンパンで、いかにもおいしそうである。後日お刺し身でいただいたが「うまかった」。
納得サイズを御用!(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)もうこれでいいかもと思っていたが、その後も皆に大小交じりでアタリがあり、皆で40匹くらい釣れたと思う。船長がイケスの魚を丁寧に締めてくれて、皆のクーラーに分け分けした。
まだまだ続くカカリのイサギ釣り釣行、次回も待っててね、イサギちゃん。だって地球は僕らの遊び場だから。
<濱堀秀規/TSURINEWSライター>
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