今さら聞けないジグヘッドのキホン:「ヘッド」部の代表的種類とは?
2021年07月22日 11:00
抜粋
ジグヘッドはヘッド部とハリが一緒になったもの。ルアーフィッシングで幅広く用いられる。今回はライトゲームのヘッドに絞り、「ヘッド部」の部分に凝らされた工夫を掘り下げよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


ジグヘッドの「ヘッド」部
ジグヘッドの「ヘッド」部分には、いろいろな意匠がある。形状でいえば、ほとんど3種類といえるだろう。水受けのよさでリトリーブが快適にできるラウンド型のヘッド。そして多くの場合、底部が扁平になって、水の抵抗を大きくするスローフォール型のヘッド。リアクションバイトを誘発するために、ヘッド部分がやじり型などになったダート用のヘッド。
ライトゲーム用3種類のヘッド(提供:TSURINEWSライター井上海生)このような形状に加えて、最新のジグヘッドには、その他実に細やかな工夫が見られる。それについては後述しよう。
まずはヘッド部の形状と釣り物適正について紹介する。
ヘッドの形状と釣り物適正
上で紹介した3種類の形状のヘッドは、次のように釣り物に合わせて使い分ける。
・ラウンド型のジグヘッド→メバル、カサゴ、巻きパターンのアジ
・スローフォール型のジグヘッド→アジ、レンジキープで釣るメバル
・ダート型のジグヘッド→デイメバル、デイカサゴ、またリアクションバイトのアジなど
万能型は、筆者の印象としてはスローフォール型のヘッドだと思われる。もちろんメーカーによってつくりが異なるのだが、たとえばこの「レンジクロスヘッド」という商品はアジング用のヘッドで、フォールの釣りが基本だが、先端が尖り気味になっていて、ダートアクションも演出できる。またリトリーブしても浮きすぎず任意のレンジを巻いてこられる。
汎用性の高いレンジクロスヘッド(提供:TSURINEWSライター井上海生)ライトゲームの2大ターゲット、アジ・メバル用のジグヘッドには、このような「プラスワンの工夫」が凝らされたものがよく見られる。筆者はアジングメインなのでアジングのヘッドを流用していろんな魚を釣るが、各アングラーは自分の釣り物を中心に幅広い魚種に対応できるヘッドを探してみてはいかがだろうか?
TG製ヘッドの比重
「ヘッド」部分について、近年、発明が起きた(大げさな表現かもしれませんが私のリアルな実感です)。従来のヘッド部の1.7倍の比重を持つ、タングステン製のヘッドだ。
同グラム数で比べてみると、まず、これくらい見た目の違いがある。
TG製ヘッドと普通のジグヘッド(提供:TSURINEWSライター井上海生)おわかりいただけるだろうか?ヘッド部分のシルエットが小さい。同グラム数なら理論上1.7倍小さくできるわけだ。この恩恵は非常に大きくて、まずヘッド部分が魚に見切られにくい、つまりスレに強い。そしてシルエットがコンパクトになるので、抵抗を受けずによく飛び、よく沈む。飛距離が稼げて、風に負けにくく、また荒れた海でも操作しやすい。
ひとつだけ弱点があるとすれば、「沈みやすすぎる」というものだ。一般的なヘッド部のジグヘッドと同じ感覚で扱っていると、思わぬところで根掛かりしたりするので、ご注意を。
変り種のヘッド
ここからは、ヘッド部分の「遊び」みたいなものを紹介しよう。まあなんというか各メーカーがいろいろと遊んだ商品を出してくれている。私は個人的に「変り種ヘッド」と呼んでいるのだが、ヘッドの「遊び」「創意工夫」で魚の反応がかわることもあって、実際面白い。
魚の顔を模したヘッド
定番(?)。ベイトフィッシュパターンなどでよく効く、ような気がする。
魚の顔を模したヘッド(提供:TSURINEWSライター井上海生)グロー(発光タイプ)のヘッド
ヘッド部分が光る。真っ暗闇のオープンウォーターで魚に見つけてもらう効果大!?
グロータイプヘッドにグローワーム(提供:TSURINEWSライター井上海生)メタルジグヘッド
ヘッド部分をメタルジグのようなフラッシング効果あるつくりに。アジ、メバル好反応。
メタルジグヘッドも使ってみよう(提供:TSURINEWSライター井上海生)カッティングなどにも要注目
もっと踏み込んだ話をすると、ラウンド型の形状のヘッドでも、微妙に細工された製品があったりする。たとえば、ラウンド型の先端が、微妙にカッティングされているものだ。これによって水中での引き抵抗が増し、非常に軽いグラム数でも、動かしたときの微妙な手ごたえが伝わってきやすく、操作性高くリグを扱える。なんともよく考えられたモノである。
カッティングにも注目(提供:TSURINEWSライター井上海生)このようにジグヘッドの「ヘッド」部分のちょっとした工夫は、本当に様々。もっともっと面白い製品が出てくることを、いちアングラーとして心待ちにしながら、いろいろと買い漁りたい。私のささやかな出費が各メーカーで新製品開発の一助となれば、と素直に思う。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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