「フカセクロダイ釣り」ステップアップ:雨後の『水潮』対策4選
2021年07月24日 11:00
抜粋
まとまった雨が降った後、魚にはどのような影響があるのでしょうか。今回は、フカセクロダイ釣りにおける水潮対策術を解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)


クロダイ釣りと水潮
クロダイ狙いの釣り場には河川の近くや潮の流れが緩やかな場所が多く、生息しているクロダイの数も豊富です。ところが、クロダイが多い釣り場は大雨の後に発生する「水潮」の影響を受けやすい傾向があります。
水潮が発生する(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)水潮は海水に雨や河川の真水が流れ込むことで発生し、表層に白っぽい濁りが入るので一目瞭然です。潮通しが良いポイントであれば水潮が発生しても早い段階で回復しますが、前述のように潮の流れが緩やかな釣り場や奥まった地形の場所では影響が長引くことがあります。
フカセ釣りと水潮
水潮が発生すると濁りが入るのでクロダイの活性が良くなる場合もありますが、フカセ釣りに限っては悪影響が目立ちます。フカセ釣りはウキを使用しますが、水潮が発生している状況ではウキがいつもより沈み気味になることが多く、水潮の強さによっては適正なオモリを付けているのにウキが勝手に沈んでしまうことも。
通常であれば若干の余浮力が残った状態で海面に浮いているはずですが、表層付近の塩分濃度が低くなることでいつもよりウキの浮力が弱くなってしまうのです。
「二枚潮」発生も
また、表層付近に塩分濃度の低い層ができることで二枚潮が発生することも。二枚潮が発生すると表層の流れに仕掛けが引っ張られることでタナがズレやすく、対策をしないと水中で仕掛けがくの字に曲がってしまうためとても厄介です。
筆者の地元では大雨の後に水潮が発生すると表層付近の流れが激流になりやすく、仕掛けを投入してもあっという間に遠くへ流されてしまいます。
水潮攻略法4選
水潮が発生している状況では円錐ウキが有利ですが、クロダイ狙いでは小さなアタリが取りやすい棒ウキも人気です。円錐ウキ使用時の水潮対策に加えて、棒ウキ使用時にできる水潮攻略法も解説します。
クロダイフカセのタックル(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)沈め釣りを活用
沈め釣りは円錐ウキならではの鉄板攻略法で、水潮だけでなく普段の二枚潮対策にも効果的です。ウキを海中に沈めることで表層の流れを突破して底付近を流れる本命潮に仕掛けを乗せることができます。ウキは海中に沈んでいるため道糸の動きや穂先でアタリを判断するため、仕掛けの操作に多少のコツや慣れが必要です。
オモリと浮きのバランス
水潮が発生していても潮の流れが素直であれば無理に沈め釣りをする必要はありません。ウキを浮かべる場合は3Bや5Bなどのやや浮力が強めのウキに表示よりも軽いオモリを浮力調整用のオモリとして付けます。ウキが沈まないオモリの号数を探す手間が掛かるものの、沈め釣りが苦手な方でもできる水潮攻略法です。
ウキトップの長さ
水潮が発生しているときに棒ウキを使用すると普段よりも沈み気味になるので水面から出ているトップの範囲が減ってしまいます。そのため、ウキトップが短いウキでは視認できる部分が少なくなってアタリが取りづらくなってしまう場合も。同じ号数のウキでもトップが長いものを用意しておくか、トップの長さを交換できるウキがあると水潮にも対応できます。
強めの浮力のウキ
浮力調整用オモリはそのままでウキの浮力をワンランク上げて対応することも可能です。例えば0.5号のウキを使いたい場合、オモリは0.5号のままウキの号数を0.8号に上げて浮力を稼ぎます。トップの長さの違う同じ浮力のウキを数種類用意していない場合でも対応可能なので、参考にしてみて下さい。
棒ウキの号数比較(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)<杉本隼一/TSURINEWSライター>
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