中四国を釣りまくる!南康史のチヌフカセロード(ときどきルアーも)
2021年08月06日 18:00
抜粋
中四国を釣りまくる!南康史のチヌフカセロード(ときどきルアーも)
チヌフカセの名手・「キング」こと南康史さんが中四国各地の釣り場を巡り、チヌを釣りまくる今連載。
今回は高知県須崎市の浦ノ内湾にアタック。
さて、南さんはどんな釣りを展開して本命を攻略したのだろうか?
プロフィール
南 康史(みなみ やすし)
前人未到のG杯チヌ通算4勝など、数々のトーナメントで上位入賞を果たすフカセ釣りのエキスパート。
がまかつフィールドテスター、GFG所属、club G's会長
赤潮で状況はシブめ?
7月3日、須崎市の深浦から出船する「洋仁丸」さんにお世話になり、浦ノ内湾の無名磯にアタックした南さん。
チヌの魚影が濃いことで知られ、また、湾口が狭く周囲を山に囲まれているため、波風の影響を受けにくいのが特徴。
フカセ釣りはもちろん、イカダやカセからのかかり釣りも盛んに楽しまれている。
超大型の実績は少ないものの、45cm前後までの中型チヌの数釣りが期待できるエリアだ。
船頭さんの勧めで降りたのは、湾の中間付近に位置する釣り場で、左に廃イケス、右に小さな湾があり、正面沖には足元からの岩場が張り出すフィールド。
「船頭さんの話では、赤潮気味でチヌの食いは渋いとのことです。
その証拠に透明度も低いですね。
チヌ釣れるかな~」と自信なさげな南さん。
すぐ足元に40㎝級
釣り始める前にまずは釣り場周辺をチェック。
すると、廃イケスの下にチヌの姿を発見!
「40㎝ぐらいあるかな?
こんなに近寄っても逃げないなんて珍しいですね」
そう言って足元を歩いていたカニを捕まえて投げ入れてみると、勢いよくカニに襲いかかった。
「お、チヌのやる気はあるみたいですね。
ちょっと安心しました」と南さん。
幸先のいい展開に期待が膨らむ
タックルの準備が整った6時過ぎ、20mほど沖にマキエと仕掛けを投入して釣りを開始。
最初にウキを沈めたのはベラ(キュウセン)で、続く2投目はサシエが盗られて素バリを引いた。
「次はチヌが釣れる気がします。あくまで予感ですけど」
ロッドは、がまかつの『がま磯 チヌ競技スペシャルⅣ』0号-5.3mを使用。
チヌ調子ながら軽快な操作性が持ち味で、繊細かつ手返しよく攻めることができる。

がまかつ がま磯 チヌ競技スペシャル4 0号 5.3m
そして、南さんの予感は見事に的中。
3投目、仕掛けがなじんだ直後にウキが微妙に沈むアタリ。
糸フケを取りつつ鋭くアワセを入れると、『がま磯 チヌ競技スペシャルⅣ』が大きな弧を描いた。
引きを楽しみながら寄せてきたのは40㎝オーバーのグッドサイズ。
が、しかし・・・玉網入れまであと少しというところで痛恨のハリ外れ。
「足元で遊ばせすぎました・・・。すみません(汗)」
気を取り直して再開すると、すぐにアタリをとらえて43㎝のチヌを攻略し、15分後には45㎝をキャッチ!
「楽しいぜよっ!浦ノ内湾、最高やきっ!!」
時間が経つにつれエサ盗りが・・・
7時を過ぎるとマキエが効いてコッパグレやフグが猛攻アタック。
グレは着水と同時にラインを引っ張り、そうじゃない時はフグにハリが盗られる。
「ハリの消費がハンパないですね。ちょっと休憩してマキエを切らせます」
「それと、夏は体調面でも適度な休憩は欠かせません」
30分後に釣りを再開。
「マキエを止めた後は、チヌがヒットしやすいんですよ」
その言葉通り、1投目にキビレ、3投目にチヌを釣りあげることに成功。
思わず「これだからチヌフカセは楽しいぜよ!!」とエキサイト。
その後もサシエをローテーションしつつチヌを追加。
「この掛かり方なら、まずバレないですね」と南さん。
『貫チヌ』がカンヌキを的確にとらえていた。
主に1、2号を使用。素材にG-HARD V2を採用することで高強度の細軸バリを実現した。
また、ボイルオキアミをメインに使う時は「ファインピンク」カラーをセレクトしていた。

がまかつ G-HARD V2貫チヌ ファインピンク 68829 1号
イカダから底物ロッドで「幻」のアカメを狙う
13時には釣友がいるイカダに移動し、早々に40㎝オーバーのチヌをゲット。
中層付近で、ボイルオキアミをゆっくり沈めている最中の引ったくるようなアタリだった。
フカセ釣りの合間に、『がまくえ ライトインパルス』を置き竿にしてアカメを狙ったが、結果ノーバイト。
「そんな簡単に釣れたら"幻の魚"じゃなくなっちゃいますからね。
またいつかリベンジしますよ」と自分に言い聞かせ納竿した。
今後も一帯のチヌは釣れ続く見込み。
フグやコッパグレ、ベラなどのエサ盗りが増える時期なので、マキエやサシエ、ハリは多めに持参しておくと安心だ。
アクセス

利用渡船/洋仁丸 080-6396-5271
アクセス/浦ノ内湾内の深浦から出船
文・写真/レジャーフィッシング















