【関東2020冬】『テンヤマダイ』釣り初級攻略 釣趣はスリル満点
2020年02月17日 11:30
抜粋
テンヤマダイは、やればハマる大人気の釣法だ。大型マダイも狙えて、スリル満点のやり取りを楽しめる。基本の釣り方を確認しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)


テンヤマダイ基本タックル
テンヤマダイのサオは2.2~2.5mの先調子の専用タイプがよい。
ひとつテンヤタックル例(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)サオ
全長2.2~2.5mの専用タイプ。8対2~7対3調子で、極小のテンヤの着底や微かなアタリが分かる穂先感度のいいものを選びたい。
初めて挑戦するならシロギス用やルアーメバル用が流用できる。
リール
ドラグ性能に優れ、PEライン1号を200m前後巻ける2500~3000番クラスのスピニングが標準。このリールを使うのは、軽いテンヤを自然に落とし込むため。
ドラグは、イトを強く引っ張るとジッジッと出るくらいに設定しておく。
イト
ミチイト:PEライン0.6~0.8号を150~200m巻く。
10mごとに色分けされ1mごとにマーキングの入った視認性のいいものが望ましい。自然な放出が必須なので、下巻きなどで調節してスプールの適正量まできっちり巻くこと。
サキイト:フロロカーボンライン2~2.5号を3~5mが標準。
前述したように正確なタナ取りがカギとなるので、マーキングを把握しやすいようにサキイトの長さと色分けを合わせてFGノットなどで結節したい。
例として、10 mの色分けのうち7m残っていたらそれを補完するようにサキイトを3m結節する。
テンヤ
テンヤの色や形は様々(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)狙う水深が比較的浅い時期は3~5号くらいがメイン。深い水深を狙う冬季や潮流の速さや魚の活性に応じて10号前後まで使用する。
カラーは、鉛色そのままのものから金、赤、グロー(夜光)などさまざま。エサ取りの少ないときは金などのアピール系、濁りが強いときや朝夕マヅメにはグローなど水深、天候(光量)の状況によって使い分ける。
形状も台形や丸型や三角型なども各メーカーから発売されている。台形のものは左右に揺れながらゆっくり沈み、着底時に姿勢が安定しやすい。一方、丸型は抵抗が少ないため沈みが速く、深場や潮流に合わせて使う。
エサ付け
エサは主に冷凍エビを使用する。
エビエサの付け方をマスターしよう(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)まずは尾羽根の根元を半分残して切り、そこから親バリを通し腹側に抜く。孫バリはエビの頭部に刺す。崩れないように注意しつつ、食いの渋いときにはハリ先を頭にうずめるようにしたり、横から刺したりとその日の食いに合わせて工夫するといい。
エビエサの付け方(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)テンヤマダイ基本の釣り方
釣り方は、しっかり底取りタナキープ、また時折誘い上げては落とし込み、違和感があったらシャープン即アワセが基本だ。
基本的な釣り方のイメージ(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)投入~着底
サオの反動を利用して、テンヤを潮上にアンダースローで投入。サオを持つ反対の手でサミングしながら底まで落とし込む。このとき、サオを上下させてミチイトの放出をアシストする。
テンヤ着底後は素早くイトフケを巻き取る。まず、底を取る(着底が分かる)ことがこの釣りの基本。
誘い
ベタ底~底上50cmくらいでしばらくアタリを待つ。ここでアタらなければサオいっぱいゆっくりシャクり上げ、テンションフォール(ミチイトを張った状態でゆっくりサオ先を下げていく)が基本。
潮の速さにより異なるが、この動作を1~3回繰り返すと潮流の影響でテンヤが浮き、ミチイトが斜めになり底が取れなくなる。
ここで、ミチイトを出して再び底を取ると、どんどんイトが出ていき、オマツリや根掛かりの原因になる。ミチイトが斜めになったら回収し、エサをチェックして投入を繰り返す。
アタリ~アワセ
アタリは、フォール中やベタ底でくることが多い。イワシなどのベイトが回遊しているときは、中層でアタることも。サオ先にコツンと出たり、ミチイトがフケるだけなど種類はさまざま。
違和感があったら、シャープに即アワセが基本。しかし、日によって活性が違うので、毎回タイミングが同じとは限らない。即アワセなのか、ひと呼吸置いてからアワせるのか。このパターンをイチ早く見つけるのが釣果を伸ばす最大の決め手で、テンヤ釣りの魅力でもある。
やり取り~取り込み
ヒットしたら、サオを立て一定の速度で巻き上げる。ポンピングはバラシの原因にもなるため、なるべく避けたい。
大型が掛かると一気にイトが出される。このとき、ビギナーによくあるのが、走りを止めようとドラグを締めてイトが切れるミス。タイはある程度走ったら止まるので、止まってから焦らずゆっくり巻き始めればいい。型がいいほどイトが出されては巻くの繰り返しになるが、一進一退の攻防を味わえるのは掛けた人だけの特権だ。
繊細なサオと細イトを使用するため、強引に抜き上げるとサオ先が折れたり、イトが切れてしまう。無理だと思ったら、船長にタモ取りのアシストをお願いしよう。
無理せずタモ取りをお願いしよう(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>















