【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮

2021年08月07日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

夏の定番となったオオモンハタやアカハタを狙うハタゲーム。今回は、大興奮間違いなし!アグレッシブなスイミングハタゲームをナビゲートしよう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮

スイミングゲームの特徴と魅力

すっかり夏のド定番となったスイミングハタゲーム。積極的に小魚を追い回すオオモンハタを中心に、アカハタなど高級魚たちとの出会いが待っている。ルアーをブリブリと泳がせ、ガツンッとロッドは締め込まれる。「根魚はネチネチ底で釣る」。そんな固定観念は払拭し、泳がせて釣るが今の主流。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮トルクフルな引きはやみつきになる(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

ハタ類をスイミングで狙う際は、難しいアプローチは必要ない。投げて巻いて、底からルアーを泳がせるだけ。底をネチネチと丁寧に探るといった、テクニカルなアプローチの必要もない。

小魚を追い回す捕食意欲が高い食いしん坊な個体がターゲットとなるだけに、その爆発力はハンパではなく、体高のある筋肉質なグッドサイズとの出会いが期待できる。またその引きは強烈で、リールのドラグが一気に逆回転するスピード感とパワーを堪能できること間違いなしだ。

スイミングゲームのターゲット

スイミングゲームの2大ターゲットといえば、オオモンハタとアカハタだろう。特にこのゲームの中心となるのがオオモンハタだ。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮オオモンハタ(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

茶色い体色に斑点模様が特徴。ハタ類の中でも非常に高い遊泳力と回遊性、また強い魚食性を持ち合わせ、イワシなどの小魚を積極的に追いまくる。ルアーへの反応もすこぶる高く、大型の個体は50cmを超えて強烈な引きが味わえる。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮アカハタ(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

またアカハタは明るいオレンジ色の美しい体色が特徴の、艶(つや)やかなターゲット。日中は岩陰に潜んでいることが多いものの、大型ほど捕食範囲は広く、ルアーが通れば一気に飛びついて岩陰へと潜り込む。40cmクラスが大型の指標となり、そのスタートダッシュとトルクは圧巻だ。また食べても美味で、透明感のある淡白な白身の刺し身は絶品だ。

その他にも根魚の定番であるカサゴを始め、クエやキジハタ、青物やマダイを釣った経験もある。何が釣れるか分からない、そんなドキドキ感もたまらないのだ。

スイミングゲームのシーズン

私のホームグラウンドである三重県南部では、春先あたりから徐々にシーズンインし、夏の水温上昇とともに最盛期を迎える。水温が低下する晩秋まで楽しめ、ポイントは根魚狙いの定番である、水深10~30m付近のゴロタ石や岩礁帯のエリアが中心となる。

また目に見える変化やエサとなる小魚の存在にも注視し、小魚の集まりやすい潮目や魚探にベイトの反応が映し出されたときはチェックしてみよう。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮大きな口で猛アタックしてくる(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

オオモンハタは回遊性が高く群れていることも多いため、広範囲を手返しよく探ることが大事。フレッシュなポイントで捕食に狂ったアグレッシブな個体を見つけ、連続ヒットを狙ってみよう。

スイミングハタゲームのタックル

ロッドは、30g程度のルアーをキャストできるシーバスロッドやエギングロッド、スピニングモデルのスーパーライトジギングロッドなどがオススメだ。キャスト性を重視して選択してほしい。また、レングス(長さ)は船上での取り回しを考えて、8ft前後までが扱いやすい。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

リールは小型のスピニング。メインラインは伸度の少ないPEラインでハタ類の強烈な引きに対抗するため、0.8号程度はほしい。引っ張り強度で14lb以上を選択すれば、50cm級のモンスターでも安心してファイトができ、強引な引っ張り合いにも耐えられる。

またPEラインは擦れに弱いため、先端にフロロカーボンリーダーの4~5号程度を1mほど結束しよう。結束方法はキャスト時のトラブルを考慮して、結び目が小さい摩擦系のノットがオススメ。ロッド先端のガイドに結び目を入れずキャストすることでトラブルを軽減できる。

スイミングゲームのルアー

ルアーはオモリとハリが一体化しているジグヘッドに、ゴム製のワームを差し込むセッティングだ。ジグヘッドのウェイトは、水深や潮流の影響で使い分ける。底が取れることを基本とし、水深30m前後までなら25~35gを用意したい。ワームはスイミング時にお尻部分がブリブリと動き、強い波動でアピールするシャッドテールがオススメ。サイズは3.5~5inchを準備しよう。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮ワーム、ジグヘッド、ブレード(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

形状はエサとなるイワシや小サバを想定したやや体高のあるタイプと、キビナゴなどをイメージした細身のタイプを使い分ける。ちなみに最近の私の実績カラーは、夜光のホワイト系グローカラー。キラメキでターゲットの視覚を刺激するラメ入りもオススメだ。

アピール力のアップには、強いフラッシング効果が期待できるブレードを使おう。小さな楕円形の鉄板で、ワームに差し込んで使用する。海中でブレードがクルクルヒラヒラと動き、反射でターゲットを誘引する。

特にワームのサイズが小さい3.5inchのときのアピール力アップに効果的だ。ルアーの選択はエサとなるベイトを意識し、シルエットの大小やカラー、ブレードなども活用してヒットルアーを導き出そう。

スイミングゲームの釣り方

高活性なターゲットを手返しよく探っていくことがキモだ。岸側だけでなく、沖側でもオオモンハタは回遊している。後方の安全を確認し、できるだけ遠くまで、そして広範囲にキャストを繰り返す。

着水後は必ず底を取り、その後リールを巻いてルアーを引いてくる。巻き回数は、ルアーの浮き上がりを防ぐため10~20回程度。巻きスピードは1秒1回転程度を基本に、キャストごとに巻きスピードに変化をつけて反応を探ってみよう。

また巻き終わりの際は、5秒程度ラインにテンションをかけた形でアタリがないかを待ってみよう。経験上ルアーを追ってきたターゲットが、このタイミングでヒットすることが非常に多い。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮マダイもヒットする(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

アタリがなければ、再度底を取ってからアクションを開始しよう。またアタリは、巻き途中を含めてロッドをひったくる派手なものから、押さえ込まれるような繊細なものまでさまざまだ。疑わしきは確認する。違和感があれば、迷わずアワセを入れてみよう。

巻き終わりにヒットが集中する際は、オオモンハタなどが底から浮いており、エサを追う高活性の個体が多いことを意味している。そのような状況ではルアーウエートを軽くし、浮き上がりの早いルアーを選択することなども、釣果を伸ばすコツとなる。

またリーダーやワームの状態は、キャストごとに確認しよう。リーダーの傷はラインが切れることにつながり、ワームがかみちぎられている場合などは、動きが悪くアピール力が低下するので必ず交換しよう。

ハタ類とのファイトのコツ

スイミング中にガツンッとアタリがあったときは、ロッドを大きくサビいてアワセを入れよう。大型のオオモンハタやアカハタは、ドラグを勢いよくジジジジィーーーッと滑らせるほど、フッキング後のファーストダッシュはすさまじい。強烈な引きをロッドの弾性とリールドラグの抵抗でしっかり受け止め、魚の引きが落ち着いてからファイトを開始する。

ドラグ設定はPEライン0.8号程度であれば、手で引っ張ってチリチリと滑る程度が目安となる。ゆるゆる状態になっていないかは、チェックしておこう。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮ホウボウもヒットする(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

また着底直後でヒットしたときは、岩陰などの根に入られる危険性がある。ここは魚に主導権を渡さず強引にリールを巻き続け、魚を浮かせることに専念しよう。いち早く根から引き離すことで、大型のキャッチ率が上がる。

資源保護とリリース方法

ハタやカサゴなどの根魚は、成長のスピードが非常に遅い。末永く根魚釣りを楽しむためにも、キープは食べる分だけにしておこう。また小さい個体はリリースし、限りある資源を枯渇させないようにしたい。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮エアを抜いてリリースしよう(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

ここで注意点。ただ逃がすだけでは、海底からの気圧差で浮き袋がパンパンになっており、根魚たちは元気に戻ってはいかない。軽くお腹を押さえ、胸ビレの付け根付近にある骨の間から、お尻方向にエアー抜き用の針を刺してあげよう。ブスーッとエアーが抜ける音がしたら大成功。

また、ヒット後にリリースサイズと感じた場合は、ゆっくりと巻き上げてくるだけで生存率は大幅に上がるので、試してみてほしい。

50cm超えモンスターに出会えるかも

各地で夏の定番となったスイミングゲームはまだまだ広がりを見せている。夏の訪れとともに、オオモンハタなどの活性は上がってくる。50cmを超えるモンスターとの出会いを求め、スイミングゲームを楽しんでみてはいかがだろう。

【2021中部】夏の定番『スイミングハタゲーム』入門 簡単だけど大興奮大型ほどパワーはすさまじい(提供:週刊つりニュース中部版 橋本広基)

<週刊つりニュース中部版 橋本広基/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年7月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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