『オフショアジギング』釣果アップ術:アシストフックの移り変わり
2021年08月17日 17:00
抜粋
オフショアジギングでの釣果を左右する重要アイテム「アシストフック」を考察。今回は、同アイテムの歴史を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)


ジギング界の転換点
近年のジギングシーンは細分化していますが、ジギング創成期には、アシストフックさえありませんでした。そもそもアシストフックのアシストとは補助する、助けると言った意味ですので、メインとなるモノが有ってのアシストという意味が成り立ちます。
ジギングの歴史では、3つの革新的な出来事がありました。PEラインの導入、それに伴うノットの進化、そしてアシストフックの発明です。
PEラインがジギングに導入されたことでノットが進化して、ラインシステムの構築がよりよくなりました。ジグはPEラインを使用することで、よりアクションがよくなりましたが、それまでのメインフックにトリプルフックを使用した釣りでは、ハリエビなどのトラブルも多くなってしまいます。トラブル防止や根掛かりの防止、さらにトリプルフックはハリ外れのバラシも多くて改善の余地があったのでしょう。
こういった背景があって、必要とされたのがアシストフックだったのだと思います。今となってはメインのフックなのですが、その名残が今でも残っているのでしょう。
アシストフックの歴史
メインのトリプルフックのアシストをするために開発されたアシストフックですが、その後、トリプルフックを外して使うことでジグの動きがよくなったり、根掛かりが少なくなったり、モチロン、アシストフックだけでも十分に釣れることがアングラーに浸透すると、しだいにトリプルフックをリヤ側に取り付けることなく使用されるようになりました。
私の記憶では2000年ごろから、こうした革新的な進化が始まったように記憶しています。
専用バラバリ(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)アシストフック使用メリット
アシストフックを使う事でのメリットは、
・ジグの動きがよくなる
・根掛かりが少なくなる
・ハリエビなどのトラブルがなくなる
・魚のバラシが減る
などが挙げられます。
当初はアシストフック不要などと受け入れられない時流もあったのですが、これらのメリットが認知されるにつれて、更にアングラーの間で改良され浸透、今日に至っています。そして現在、ジグを使った釣りではほぼ、トリプルフックの使用よりもアシストフックを単体で使用して釣りをすることが当たり前の時代になりました。
ジグの形状の進化も進み、軽い力でよく動くスロー系ジグの登場で、アシストフックを前後に装着するスロー系ジギングが新たなジギングの世界を創造し、大きく伸びました。
アシストフックの可能性
アシストフックが開発された当初、使用するハリはエサ釣り用のハリを流用していました。
アシストフックがジガーの間に浸透するにつれて、アシストフック用のバラバリもメーカーから発売されるようになりました。現在は実にさまざまな種類のフックが発売されています。それに伴って、アシストラインも用途別に多くの種類が発売されるようになりました。
アシストフックを自作するアングラーも多くなり、アングラーの創意工夫やアイディアでよりいいアシストフックが作られるようになってきています。今後もこの流れはかわらずに進んでいき、新たな素材の開発でさらに革新的な製品が商品化されれば、その素材を利用したアシストフックが開発されるでしょう。
自作も視野に
ジギングにアシストフックは欠かせないモノになりました。このアシストフックのセッティング次第で釣果に大きく差が出る今だからこそ、アシストフックを自作することはジギングのスキルアップには必要不可欠であり、ジガーの釣りのイメージを具現化する大切なアイテムとなっています。
アシストラインも多彩(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)<堀籠賢志/TSURINEWSライター>
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