トラウト釣りの新潮流『レイクジギング』で50cm頭にイワナ&サクラマス

2021年09月02日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

8月のある日、釣友を誘って注目のレイクジギングを楽しむために猪苗代湖に行ってきました。そこはコンディションのいい、魅力的な体型のトラウトたちの楽園でした。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

トラウト釣りの新潮流『レイクジギング』で50cm頭にイワナ&サクラマス

猪苗代湖でレイクジギング

福島県の中央に位置する猪苗代湖は国内で4番目に大きな湖面を有する湖です。かつては火山性の酸性水が流入することで水生生物は少ないと言われてきましたが、現在の猪苗代湖は中和が進み水生生物が豊富な豊かな湖面をたたえています。

私の勝手なイメージでは、猪苗代湖にはウグイ程度しか生息していないと、これまで思っていました。ところが大型のイワナやサクラマスが釣れるとのことです。さらにその釣りはジギングだと聞いて、2度びっくり。

そんな話を聞きつけてから、一度、自分の眼で確かめてみたいと思いつつ、歳月が三年経過。今回、念願叶って猪苗代湖を訪れることができました。

レイクジギングの遊漁船

淡水の釣りで遊漁船のシステムが構築されているエリアはごく一部ですが、ここ猪苗代湖ではレイクジギングの遊漁船が営業しており、手軽に湖のジギングを楽しむことが可能です。

今回、お世話になったのは中田フィッシングの吉原船長です。吉原船長は8年ほど前から、ここ猪苗代湖でレイクジギングのメソッド構築に取り組んでおり、頼りになるフィッシングガイドです。

釣行当日、午前9時にマリーナを出港。ポイントを点々と回りながら、大型トラウトを狙っていくスタイルです。朝のうち、ポツポツと雨粒が落ちていましたが、昼前には回復。気温は30度近く上昇しましたが、湖上はそよそよと涼しい風が吹き抜けて、とても心地よい空間でした。

ボートの流し方が重要

朝イチは無風でボートが流れない状況でした。湖のジギングでは、オフショアジギングと違って潮流でボートが流れることはあまりないので、風が吹かないと同じポイントで釣ることになり、広範囲を探ることが出来ないので釣果に影響します。吉原船長は船外機をリバースにして後進しながらポイントをカバーしていきます。

日が上がると湖上を風が流れ始めて、ボートはドテラ流しとなってドリフトします。釣りとすれば、このドリフトしながらの釣りは広範囲をカバー出来て、ジギングには好都合でした。

ドテラ流しでサクラマス連発

スプーンでは、フォールが遅く攻略出来ないドリフトもジグなら攻略可能。ドテラ流しのドリフトの釣りになったタイミングで、私はジグをリヤ重心のフォールが速いジャックアイエース60gにチェンジ。タックルもそれまで使用していたベイトタックルからスピニングタックルに持ちかえました。

トラウト釣りの新潮流『レイクジギング』で50cm頭にイワナ&サクラマス使用したメタルジグ40g(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

このチョイスがズバリ的中!立て続けに良型のサクラマスをキャッチに成功しました。その後も同ジグでバイトを複数、得ることが出来て、キャッチ&リリースを重ねることができました。

ドリフトでの釣り方

ドテラ流しのメリットは広範囲を探れることですが、ジャーク後のジグのフォールスピードとボートのドリフト量のバランスが大切です。

ジグのフォールスピードが遅ければ、流れるボートからジグまでの距離がどんどん離れていくわけでリールから放出するメインラインの長さは長くなる一方。水中に入るメインラインが多くなれば、水中のライン抵抗でジグのアクションはどんどんキレが無くなります。

大型トラウトに捕食スイッチを入れるには、キレのあるジグの動きは必要不可欠ですので、このバランスが大切になってきます。ボートが速く流れれば、よりジグを重くする、メインラインを細くする、ロッドのパワーを上げるなど対策も必要になるでしょう。

最終釣果

最終釣果は4人で50cmクラスのイワナを筆頭に18匹ほどキャッチできました。私は7匹ほどのイワナ、サクラマスをキャッチ&リリースに成功し、楽しい釣行となりました。

高原にある猪苗代湖はぐるっと周りを緑に囲まれています。この環境に育まれたイワナやサクラマスはどれもよくエサを食べているのか?コンディションはすこぶる良好で、綺麗な魚体がアングラーの眼を釘付けにします。

トラウト釣りの新潮流『レイクジギング』で50cm頭にイワナ&サクラマスキャッチしたイワナ(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

環境保全にも意識を

この魚達を次代につなぐためにはリリースとバーブレスフックを使い、魚達に優しい釣りを心掛けたいと思いました。湖の宝石たちがいつまでも、世代交代できる環境を守っていきたいと思います。レイクジギングはまだまだ、始まったばかりの釣りカテゴリーです。

ローカルルールを遵守しながら、ショアからのアングラーと共存していかなければならないでしょう。それぞれのアングラーがリスペクトし合い、限られた水面をシェアしながら楽しんでいきたいと思います。

<堀籠賢志/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
中田フィッシング

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