夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群

2021年09月03日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

夏から秋に人気のライトゲームターゲットがメッキ。ロウニンアジやギンガメアジ、カスミアジの幼魚のことで、手軽でゲーム性も高いターゲットだ。ここではその攻略法を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群

メッキゲーム

メッキとは正式な魚の名前ではなく、ロウニンアジやギンガメアジ、カスミアジの幼魚の総称だ。そう、あの南海ビッグゲームの主役の子どもたちが、初夏には黒潮に乗って熊野灘沿岸に接岸してくるのだ。

体は小さくても、最高のゲーム性を有するDNAは健在。タックルはライトでも、釣り人をトリコにするゲーム性は親に決してヒケを取らず、手軽さも手伝って多くのライトソルトアングラーを魅了している。

メッキゲームのタックル

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 編集部)

ロッド

ロッドは操作性重視。5~7g程度のミノーやトッププラグに、しっかりアクションをつけることができ、なおかつバイトを弾かない繊細なティップを持つものが理想だ。専用ロッドはないので、MLクラスのバスロッドやアジングロッド、少しライトなエギングロッドが適合する。

リール

合わせるリールは、ダイワで2000~2500番。25cm近いサイズになると、そのパワーはなかなかのもので、ドラグを滑らせるヤツもいるほど。したがってドラグ性能のいいものを選びたい。といっても最近の各メーカーのリールは非常に優秀で、廉価版のリールであってもドラグの滑り出しは抜群にいい。決して高級機種でなければいけない、なんてことはない。

ライン

ラインはルアーのレスポンスの早さから、断然PEラインが有利。太さは0.3~0.5号。オープンエリアでの釣りになると遠投が必要な場面も出てくるので、慣れてくれば0.3号をお勧めしたい。

リーダーは擦れに強いフロロカーボンラインの1~1.5号。長さは80cm~1mほど取れば十分だろう。リーダーの先には極小のスナップを接続する。ルアー交換を素早く行うためだ。

メッキゲームのルアー

誰もが気になるルアーだが、ターゲットが30cmまでの魚なので5~6cmほどのプラグが主流になる。中でも重めのシンキングミノー、シンキングペンシルは必須中の必須ルアーといっていいだろう。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群個体数が多いギンガメアジ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

他に用意するのであれば、5~7g程度のメタルジグ、そして5cm前後のバイブレーション、ポッパーなどがあると、あらゆる状況に対応できるはず。特に遠投の効くメタルジグは、広範囲をサーチするパイロットルアーになる。ぜひ1個か2個はタックルケースに入れておいてほしい。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群時折ロウニンアジも交じる(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ルアーに装着するフックだが、リリース前提であればバーブレスを強くお勧めしたい。魚を傷めないのはもちろん、ハリを外す作業がスムーズなので必然的に手返しが早くなる。メタルジグならフロントにシングルバーブレスのアシストフック1本で十分だ。

メッキゲームのポイント

中部エリアでお勧めしたい釣行フィールドは、三重県南部。南伊勢周辺以南は、どこでもメッキを狙えるといっても過言ではない。だが、やみくもにサオを出しても、そうそう釣れるものではない。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群汽水域の河口エリアは見逃せない(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

まず狙いたいポイントとして挙げられるのが、淡水と海水が入り混じる河口域だ。溶存酸素が豊富でプランクトンが集まる河口域は、定番中の定番ポイントといえる。

次にそういった河口域に隣接するサーフ。浅瀬にベイトを追い込んで、ボイルしている光景が見られることも多い。そして同じように漁港内のスロープも見逃せないポイントとなる。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群シャローフラットなエリアがポイント(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

こういったポイントに共通しているのは、比較的水深の浅いポイントだということ。特に朝夕のマヅメ時は、こういった浅場に入ったベイトを追い回していることが多く、高確率でヒットを得られる。

メッキゲームおすすめ時間帯

やはり朝夕のマヅメ時は外せない時間帯だろう。朝はできればうっすら明るくなり始めたころには現場に到着しておきたい。前述の通り、この時間帯はメッキのフィーディングタイムであることが多く、ベイトを追って浅場に差してきている。

もちろん潮やベイトの動き次第で、日中でも狙うことができるのでさまざまなポイントを探ってみるといいだろう。

マヅメ時の作戦

朝夕のマヅメ時は、ここぞというポイントで回遊待ち、日中は群れを探してランガンスタイルというのが基本となる。そこにメッキがいれば、ヒットではなくともチェイスを目視できたり、トップに躍り出たりするので非常に分かりやすい。マヅメ時以外なら、ひと通り周囲を探って反応がなければ、さっさと移動するのが得策。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群小さくてもゲーム性の高さは親譲り(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

マヅメ時であれば、じっくり粘って回遊を待つスタイルになるが、あまりに気配がなければゴールデンタイムが終わる前に、次のポイントに移動しよう。

激しいアクションで攻める

メッキはとにかく激しいアクションを好む。基本のアクションはトゥイッチ。ストロークを短めにすることを心がけ、ティップの反発力だけで速めにアクションをつけてやる。トップウォーターであれば、高速ドッグウォーク。こちらも首振りを極力抑えることを意識したい。

メッキがアタックしてくるのは、トゥイッチやドッグウォークの合間、ほんのわずかな間だ。したがってミスバイトやショートバイトが非常に多い。少し食いが渋い状況ならなおさらだ。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群ライトタックルで女性ファンも多い(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ではその間を長めに取ってやれば……と思われるかもしれないが、ルアーを止める時間が長いと、ヤツらは簡単に見切ってしまう。そう、メッキは学習能力が高く、スレるのが非常に早い。

ルアー&ポイントチェンジがキモ

チェイスがあってミスバイトがあってもフッキングしなければ、見切られる前にさっさとルアーを回収して、次のキャストに移った方がいい。また見切られた、スレたと思ったらまずルアーの大きさやカラー、あるいはレンジを変えてみよう。

メッキに対してカラーチェンジの有効性は不明だが、シルエットに関しては有効だと思う。セオリーはルアーのシルエットを小さくすることだが、逆に少し大きくしても面白い。

夏〜秋に人気の『メッキゲーム』入門解説 小さくても引き味は抜群トップに躍り出るさまはまさにミニGT(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

もうひとつの手はプラグの射程圏内に釣れるメッキはいないと判断し、メタルジグを大遠投し高速トゥイッチを入れながら、遠くを回遊しているメッキを寄せてくること。メタルジグがティーザーの役目を果たすわけだが、アタリはなくてもジグの後ろにメッキがチェイスしてこないか、よく見ておこう。

ヒットせずに手前でUターンしたら、すかさずプラグにチェンジして周囲にキャストしトゥイッチしてみよう。やる気満々のメッキがアタックしてくるはずだ。

これで反応がなければポイント移動。どんどん新しいポイントを探っていこう。

マナーを守って楽しもう

暦の上では秋だが、まだまだ日中は暑い。帽子と偏光グラスは必ず着用。もちろんライフジャケットも必須だ。

また近年の釣りブームにより、釣り人口が一気に増加。それに伴い、マナー問題も大きくクローズアップされている。ゴミのポイ捨ては厳禁、駐車にも十分気を配ろう。また漁港などでは釣り禁止になっている所もあるので、必ず確認してから釣りをするようにしよう。

この釣りはリリースする人が多いが、アジの仲間だけあって食べてもおいしい。20cmを超えるものであれば、刺し身や塩焼きがお勧め。興味のある人は一度味わってみてほしい。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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