陸っぱりでワラサ&ハマチ手中 朝マヅメのショアジギングにてヒット
2021年09月05日 06:00
抜粋
釣友と2人で三重県・南伊勢町の陸っぱりでショアジギングを楽しんだ。この日は2匹のブリ族に出会たので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)
南伊勢でショアジギング
連休にもかかわらず、お天気がご機嫌斜め。オフショア釣行を予定していたが、全てキャンセルという悲しい状況。そこで雨の合間を見て、陸っぱりパトロールに出撃した。そろそろショアジギングにもいい季節となってきており、8月13日の早朝から釣友と2人で三重県・南伊勢町方面へと車を走らせた。
この日沖に面したポイントは、波の影響で釣りにならない。そこでリアス式海岸地形の特徴ともいえる、外洋の影響を受けにくい入り江の中にあるポイントへとエントリーした。
最近の南伊勢町方面は、オフショアでは青物が好調とのことで、朝マヅメのゴールデンタイムに浅瀬へとエサを求めて接岸する個体に期待する。
当日のタックル
早速メタルジグの30gをセットし、キャストを開始する。まずは表層付近で小魚を追い回す活性の高い個体に狙いを絞り、ロッドティップでチョンチョンとアクションをつけながら泳がせていく。
夜明けごろにハマチ50cm
すると、辺りがうっすらと明るくなったその時であった。ガツンッと強烈にロッドをひったくられた。ロッドはきれいに弧を描き、青物特有の力強い引きがたまらない。
海面へと姿を現したのは、50cmクラスのハマチ。この時期のサイズとしては、まずまずの良型だ。
時合い突入でダブルキャッチ
すると、ここから時合いに突入。またも表層を泳がせていたメタルジグに青物がヒット。ギューーンッとラインが引っ張られ、リールのスプールが逆回転する。先ほどより引きが強く、横走りも激しい。
大物を確信し、慎重にファイトを展開していると、釣友の岡氏にもヒット。お互いに魚の位置を確認し、ライン同士が交差することに注意する。また、海面に魚が姿を現してからはバラシを軽減するため、魚にしっかりと空気を吸わせ、おとなしくなってからタモ入れすることを心がける。
私がキャッチしたのは、先ほどより良型のワラササイズ。60cmオーバーともなると、非常に刺激的なファイトが楽しめる。また、釣友の方も50cmクラスのハマチをキャッチ。釣友と大満足の良型ダブルキャッチとなった。
当日の感想と今後の展望
そこからは、時折海面で青物が捕食する姿は見えるものの、ヒットには持ち込めず、短い時合いではあったが、2時間ほどで納竿とした。
今回は、マヅメ時に強いグローカラーのメタルジグでヒットには持ち込めたものの、日が昇ってからは攻略が難しい展開だった。その原因のひとつは、青物のエサとなる小魚のサイズがまだまだ小さいことにあるが、今後はエサのサイズも大きくなり、イージーな展開も多くなってくるだろう。
また例年に比べ、この時期としてはサイズも良型ぞろいのため、今秋には非常に期待している。ショアジギングはこれからが本番だ。
<週刊つりニュース中部版APC・橋本広基/TSURINEWS編>
南伊勢
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