ハゼの天ぷらを食べたい!食べるなら釣らなきゃ!おすすめの釣り方を解説
2021年09月05日 07:02
抜粋
ハゼの天ぷらを食べたい!食べるなら釣らなきゃ!おすすめの釣り方を解説
美味しいハゼの天ぷら、自分で釣り上げたものなら格別の味でしょう。
ぜひ食べてみたい!そのためには釣らなきゃいけません。
ここでは、ハゼの釣り方や食べ方についてご紹介しましょう。
「毎年夏場から秋にかけて、ハゼがよく釣れるよね!」
特に海水の絡む河川の河口域では、ハゼの数釣りが楽しめます。
初心者アングラーでもカンタンにゲットできる釣り方があるので、ぜひトライしてみてください。
美味しいハゼを釣るにはどうすればいいの?
ハゼは、汽水域を好んで生息していますから、淡水と海水が混ざり合う河川の河口付近で釣りをすることをおすすめします。
砂や泥底が見えるような、浅瀬エリアで釣り座を構えると、効率よく数釣りを楽しめるでしょう。
タックルは、3メートル前後の延べ竿を用意してください。
仕掛けを振り出せば、半径6メートル近くの範囲を広く探ることができます。
ハゼは結構寄り集まって移動していたり、定着していたりするので、1匹釣れたらそのポイントを覚えておいて、少し時間をずらして再度仕掛けを投入するようにしましょう。
仕掛けは、玉ウキを用いた1本針仕掛けでOKです。
ハゼの口に吸い込まれそうな細軸の針を選んで、餌にはイシゴカイを付けてください。
あまり長いサイズのまま付けると、ハゼの口に入り切らないので、2センチから3センチ程度の長さにカットして使います。
仕掛けを投入してしばらくアタリが無ければ、場所移動をおこなってもかまわないでしょう。
その際注意するのは、2点。
ひとつは、風です。
釣り座が風下にあるほうが、水中に浮遊しているプランクトンが流れ着いてくるので、ハゼの寄りも活発になります。
次から次へとハゼが近寄ってくるカタチになりますから、数釣りを狙っている人は風下側を意識してください。
もうひとつは、鳥です。
アオサギなどの脚の長い鳥は、ハゼを好んで襲いますから、近くに立たれるとハゼが寄って来ません。
もし鳥が居るようなら、追い払ってから釣り座を構えるようにしてください。
ルアーを用いたハゼの釣り方をマスターしよう!
ハゼは、餌釣り以外の方法でも釣ることができます。
最近では小粒サイズのクランクベイトをキャストして、底をリップで叩きながら誘う釣り方が盛んになっていますよ。
トラウトゲームやアジングゲームで用いるような、軽くて細いスピニングロッドを用意します。
スプールに巻くのは、エステルラインなどの極細ライン。
そこにショックリーダーラインを直結して、先端にハゼクランクと呼ばれる小型クランクベイトを結ぶのです。
ウエイトは2グラムから4グラム程度ですが、よく飛んでくれるので延べ竿の餌釣りよりも広範囲を探れますよ。
アタリは明確に出るので、ロッドを立ててフッキングをおこない、足元まで素早く引き寄せるようにしてください。
天ぷらや唐揚げにして食べよう!
釣り上げたハゼを自宅へ持ち帰って、美味しい料理に仕上げましょう。
おすすめは、やはり天ぷらや唐揚げですね。
ハゼのサイズが大きければ、頭と中骨を取って天ぷらにしてください。
サイズが小さいものなら、ウロコなどを取り去ってから唐揚げにしましょう。
どちらも油の温度を低めに抑えて、時間をかけながら揚げるようにします。
そうすると少々小骨が残っていても、ポリポリとそのまま食べてしまえるでしょう。
ハゼを釣り上げて丁寧に天ぷら料理に仕上げている動画はこちら
ハゼをルアーで釣るのにおすすめのタックルを選んでみた!
ハゼをルアーで釣るのに使ってみたい、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
まずは、ロッドから。
ハゼクランクをキャスト可能なものといえば、バスロッド・トラウトロッド・アジングロッド・メバリングロッドなど、いろいろ挙げることができます。
ダイワ(DAIWA) アジングロッド アジングX 72L-S 釣り竿
ダイワからリリースされている、アジングゲーム用のスピニングロッドです。
全長2.18メートルと長めなので、広範囲を探るのに向いていますよ。
2ピース仕様で、仕舞寸法は113センチ。
自重は115グラムとやや軽めで、先径/元径は0.9/9.9ミリと細めです。
適合するルアーウエイトは、0.5グラムから8グラム。
適合するラインは、PEラインなら0.15号から0.4号までです。
ブランクのカーボン素材含有率は、87パーセントになっています。
実売価格は8千円前後と、とても安い価格帯に収まっていますよ。
ダイワ(DAIWA) 21 フリームス FC LT1000S
ダイワから2021年に新発売された、汎用型のスピニングリールです。
ギア比は5.2対1に設定されているので、ハンドル1巻きで64センチのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0キロで、自重は180グラムと軽めに作られていますよ。
ラインキャパは、PEラインなら0.3号を200メートル巻けます。
実際に手に取ってみると、軽くて滑らかな巻き心地で扱いやすい印象ですね。
実売価格は1万円台前半と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ハゼの釣り方や調理方法をマスターして美味しく食べよう!
ハゼの釣り方や食べ方、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
さばき方は、動画を参照にしながらゆっくり丁寧におこなうほうがいいでしょう。
数釣りができたら、さばく練習にもなりますから、一石二鳥ですね!