ライトショアジギングってどんな釣り方なの?使うロッドやラインもチェック
2021年09月15日 07:01
抜粋
ライトショアジギングってどんな釣り方なの?使うロッドやラインもチェック
ショアジギングで、青物やヒラメ・マゴチ・シーバス・ロックフィッシュなどを狙う人が増えました。
最近ではもっと細かくカテゴリー分けされて、ライトショアジギングというアプローチも確立されていますよ。
いったいどんな釣り方なのか、詳しくチェックしてみましょう。
「ライトなんだから、タックルが全体的に軽めになってるんじゃないの?」
まさにその通り!流行りのショアジギングより軽いので、カンタンに始められるメリットも持っていますよ。
ライトショアジギングとは?
ライトショアジギングとは、ショアジギングと同じように、メタルジグをショアからキャストして魚を狙うゲームスタイルのことです。
ショアジギングと異なるのは、軽めのタックルで実践可能という部分。
まずは、用いるメタルジグを軽くします。
ウエイトは、およそ20グラムから40グラム。
重くても60グラム程度に抑えて、そのクラスで届く範囲を丁寧に探ることになります。
とはいえ、メタルジグほどのコンパクトなルアーであれば、30グラムもあればかなりの飛距離を叩き出せるでしょう。
それくらいのウエイトを扱うのに、ガチガチに硬い既存のショアジギングロッドを使う必要はありませんよね。
ロッドもメタルジグに合わせて、軽めで細めのものを使うのが特徴です。
シーバスロッドやサーフロッド、もしくはエギングロッドなどでも代用できるのがいいですね。
実際に8.6フィートのMパワークラスのエギングロッドなら、30グラム以下のメタルジグなら楽々キャストできますよ。
垂らしを多めにして、ブランクスの半分ぐらいまで伸ばして振り子でキャストすれば、ロッド破損を抑えたロングキャストが可能になるでしょう。
ちょっと不安な人は、シーバスゲーム用ロッドか、ライトショアジギングゲーム専用のキャスティングロッドを使うと、安心して振り切ることができます。
「メタルジグやロッドが軽くなると、掛かってくる魚も小さくなるのかな?」
そんなことはありません!
大小さまざまなフィッシュイーターが掛かる可能性があるので、大型魚がロッドを曲げてくれるかもしれませんよ。
ライトショアジギングで使うラインにも注目!
ライトショアジギングでは、ラインも細めになります。
ショアジギングでは2号以上のPEラインを使うケースが多いのですが、軽いメタルジグでしっかり飛距離を伸ばすには、0.8号から1号程度のPEラインをメインにするといいでしょう。
ショックリーダーラインは、4号から5号前後もあれば、根ズレ対策にはじゅうぶんです。
キャストする際は、自分の後ろや周囲に人がいないか確認してください。
とても危険なので、安全を確かめてから毎回キャストをおこなうようにしたいものです。
ライトショアジギングの釣り方はとてもシンプル!
ライトショアジギングの釣り方は、対象魚の接岸に合わせて、足場の良い防波堤やサーフからキャストするようにします。
サゴシやサバなどの接岸情報は、地元の釣具店さんで尋ねると、とても早くて正確ですよ。
ショアジギングと同じように、キャストしてリトリーブを繰り返します。
カラーローテーションやウエイトローテーションを繰り返しながら、釣り当日の当たりジグを見つけ出してください。
あまりにアングラーが多い釣り場なら、キャストするのは避けて他の釣り場を目指すようにしましょう。
人の少ないサーフは、結構魚が残っていることがあるので、ぜひ叩くようにしてください。
ライトショアジギングゲームを分かりやすく解説している動画はこちら
ライトショアジギングで使いたいおすすめのロッドをピックアップ!
ライトショアジギングでキャストするのに使いたい、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
前述のように他の釣りから転用することで、幅広く使えるメリットが生じます。
シーバスゲーム用には、オールラウンドに使えるものが多いですね。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S100M シーバス ショアキャスティング
シマノから発売中の、マルチパーパスなキャスティングゲーム用ロッドです。
何にでも使えるように作られているのが嬉しいですね。
全長は3.05メートルとじゅうぶんで、継数は2本ですから、仕舞寸法は156.0センチに収まります。
自重は166グラムと扱いやすく、先径は1.8ミリに設計されています。
適合するメタルジグのウェイトは、最大で50グラムまで。
適合するPEラインは、0.8号から2号までになっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.8パーセントです。
実際に使ってみると、とても振り抜けが軽快で、メタルジグのロングキャストに向いている印象ですね。
硬過ぎないので、ブランクスの曲がり込みを利用して、その反発で飛距離を伸ばしていけますよ。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に設定されています。
ライトショアジギングの釣り方を習得してさまざまな魚を釣り上げよう!
ライトショアジギングの特徴や釣り方、おすすめのロッドを取り上げましたが、いかがでしたか?
鉄板系のバイブレーションルアーやシンペンなどとローテーションしながら使うと、釣れる確率がアップするので試してくださいね!
ライフジャケットを着込むようにして、水辺での安全を確保するようにしましょう。