【巻きモノが秋に効く理由】陸っぱりで1つだけルアーを持ち込むならスピナーベイト！その理由を加木屋守（マーモ）が詳しく紹介
2021年10月03日 10:00
[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR（ルアーニュース アール）」]
抜粋
皆さんこんにちは！
10月突入ですね。もうスッカリ水中は秋モードといったトコロでしょうか？ さて、秋と言えば巻きモノ！ と良く聞きますよね。今回はそんな巻きモノについて少しお話しさせていただきたいと思います。
加木屋守（Kagiya Mamoru） プロフィール
巻きモノが秋に効く理由
モチロン秋は巻きモノは効果的で僕も良く使います。ただ、なぜ巻きモノが有効なのか？ その理由は、秋になると水温が最高水温から下がり始め、バスにとって快適な水温になります。そうなると、どんな場所でも非常に過ごしやすくなるので、バスは広範囲に散ってしまいます。それが秋のバスの動きになります。
そして、気温のアップダウンも激しいため、バスも瞬時にその気温に合わせてポジションを変えたりします。よって、キャストの手数を増やし、効率良く広範囲を探るという意味で巻きモノはこの季節に有効な釣りになるという訳です。
モチロン暑い日もあるため、そういった状況ではバスは夏と同様シェードを求めます。巻きモノだと中々入れにくい場所があったり、昼間はナーバスで横の動きについてこれないバスも多かったりするので、そういった状況ではカバー撃ちの方が強いことも。
つまり、一概に秋＝巻きモノ。というだけに絞ってしまうと、釣れなくなる魚も増えてしまうため、巻きの釣りはモチロン有効だけど、適材適所にワームと使い分けて狙うことが重要となります。
ただ、秋のリザーバーやため池などは減水しやすい傾向があるので、そういったフィールドでは巻きモノの出番が増えます。
カバーがない分、沖にポジションを移動させたり、沖にベイトフィッシュが溜まることも多いので、オープンウォーターの巻きモノの釣りが有効。
水質やバスの捕食しているベイト、状況などによって変わってくることも多いですが、僕が1つだけ陸っぱりで巻きモノを持っていくとするなら、スピナーベイトは必ず持って行きます。
ジャッカルのアイテムだと「スーパーイラプションjr」と「ドーン」の2つ。この対照的なスピナーベイトは必ずボックスには入れています。
ジャッカル公式「スーパーイラプションjr」詳細ページはこちら
ジャッカル公式「ドーン」詳細ページはこちら
スピナーベイトが「秋」に有効な理由
先日も、減水のリザーバーで「スーパーイラプションjr」（3/8oz）で2連発したり、ここ最近でも活躍しているルアーです。
なぜ、スピナーベイトが有効なのかを解説すると、浅い所も深い所も攻めやすいのが「スピナーベイト」だからです。
深い所をゆっくり巻きたい場合は1/2oz、浅い所を早く巻きたいなら1/4ozなど…、重さやブレードタイプを状況に合わせ、あらゆる場所で使えるのもスピナーベイトの魅力です。
その後も、減水リザーバーで沖を狙っていると、シャローに突然見えバスが表れて、「スーパーイラプションjr」をアプローチしたトコロ、一撃でバイトしてくれたり。
スピナーベイトはスナッグレス性能も高いので、カバー周辺をタイトに攻めることもできます。
「ドーン」の方はパワーが弱くて波動も比較的ナチュラル。「スーパーイラプションjr」は少し強い波動のタンデムウィローという感じ。
水質や風の状況によって両モデルを使い分けて狙っています。具体的に説明すると、バスが物にタイトについてる場合はダブルウィローの「ドーン」、幅広くサーチししたい時は「スーパーイラプションjr」という感じです。
陸っぱりで秋の巻きモノをやりたい！ って方はぜひスピナーベイトを1つ、ボックスに入れておいてくださいね。
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