100均『メタルジグ』の活用方法 釣具メーカー品との使い分け術とは?
2021年10月07日 10:00
抜粋
100均で買うこともできるメタルジグ。しかし、決してクオリティは高いわけではありません。欠点もあります。この100均ジグを実釣でどう使うか、考えてみましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


大人気の100均メタルジグ
100均メタルジグですが、まず、魚はいたって普通に釣れます。
筆者が使っているのは100均の18gですが、問題なくサバやカサゴやタチウオといったターゲットを釣っています。ウォーブリング(ジグの波動)も、むしろつくりがチープな分、ブルブルッと手元にくるものがあって、なかなかメーカー品が狙いで出せそうにもない、独特のバイブレーション感があります。
100均ジグでサバ(提供:TSURINEWSライター井上海生)欠点は?
100均ジグの欠点は、ずばり、ハリとスプリットリングです。
この部分が、ほとんど最初から使い物になりません。アタリハズレもあるみたいですが、まあ、ハリ先は信頼できないものと考えた方がいいでしょう。さらに10投もすると、もうサビてきます。スプリットリングも同様、すぐにサビて、破断が怖くなるレベルです。
カスタムすると350円に
100均ジグのハリとスプリットリング、では、この部品を交換するとしましょう。
前はシングルフックでいいしょう。後ろはトレブルフック。スプリットリングも買ってきて交換。カスタムすると、単価、350円程度になります。ん?100均ジグが350円ジグに?
こうなるともう、釣具店の棚落ち品と同じです。安さの魅力はなくなります。その分、ジグとしては一人前になるのですが。
ちなみに、塗装が剥がれやすいということも、よく言われる欠点ですね。筆者はその部分に関しては、メーカー品とさして変わらないどころか、何なら長持ちする方じゃないかと思うのですが、実際どうなんでしょうか?
筆者が使う100均ジグ(提供:TSURINEWSライター井上海生)ロスト要員に使う?
悩ましい、100均ジグの使い道。どうしましょうか?
大阪湾陸っぱりアングラーの筆者の場合、泉南にアジングとフラットフィッシュのフィールドがあるのですが、ここはシャローのサーフで、まあまあ根が粗いです。手前の回収で突然根に捕まることもあります。これがメーカー品のジグで、一日に何個も持っていかれると、さすがに心が削られます。
こういう根が粗い場所や、初場所、つまりどこで根に掛かるかわからない場所のサーチなどには、100均ジグは使えそうです。最大でも単価350円程度なので、まあ、ワンロストくらいいいでしょう。
根が粗い場所のサーチに(提供:TSURINEWSライター井上海生)あまり活性が高くなさそうな感じの海には、100均ジグを買ったそのまんま、「まあカサゴでも釣れたらラッキー」くらいの気持ちで投げてもいいかもしれませんね。
地形変化のサーチに
塗装がダメになり、下手をしたら折れ曲がったり、テーリングのクセがついてしまったりと、もう使えなくなった100均ジグは、地形変化のサーチに使うという用途があります。
ジグのハリを外してしまって、「このg数のジグで、20カウントで着底するのか」「手前はかなり浅くなっているみたいだな。5カウントも入れられないから、回収だけだな」などなど。ハリを外してしまえばほとんど根掛かりすることはないので、そのようなジグを使って、地形変化を探って本意気の釣りにフィードバックできれば、非常に有意です。
また、ダメにしたものも最後まで使いきる精神で、蓄光テープを貼ったり、スプレーを吹いたり、目玉を書いたりして、とカスタムするのもいいかもしれませんね。
基本「100均のもの」と考えよう
ちなみに筆者の今の100均ジグの使い方は、前後シングルフックで、若干根掛かりしそうな可能性のあるところで、まず様子見に使う、という立ち位置です。青物なら丸呑みにするので問題ありません。根魚や小型アジサバのフッキング率は悪くなりますが、そういう群れが回遊しているレンジをサーチするにも使えます。
ただ、やはり100円相当の質だということは確かです。何せ欠点が、魚の口に一番近いハリなのですから、ここが弱いというのは致命的。使い方はよく考えなければなりません。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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