東京湾奥「サビキ釣り」トップシーズン到来 タックルとキホンの釣り方
2021年10月09日 11:30
抜粋
東京都心部・湾奥エリアのサビキ釣りで、サバなどが好調に釣れています。秋が深まるこれからが本番。近場で回遊魚の引きを味わってみませんか?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター菊池英則)


秋はサビキ釣りハイシーズン
カゴにアミエビなどのコマセを詰めて魚を寄せ、ビニールを巻いたハリでアジなどの回遊魚を狙うサビキ釣り。初心者でも簡単で、たくさん付いたハリに魚が鈴なりになることもある人気の釣りです。
東京都内でも、特に近年、江東区の豊洲ぐるり公園や若洲海浜公園で、秋にサバが好調に釣れています。人によってはクーラー満タンになるほど釣れている様子が、ネット上にもアップされています。
また、サバだけではなく、アジ、ボラ、サッパなど多彩なゲストも釣れており、秋の深まる10月からトップシーズンを迎えます。こうした、東京都内のサビキ釣りは、群れが離岸する12月までが勝負です。すぐに釣りに行きたくなりますが、都内にはコマセ禁止など独自のルールがあります。まずはキホンの釣り方を紹介していきます。
サビキ釣りのタックル例
必要最低限のタックル(提供:TSURINEWSライター菊池英則)上の写真が、一般的なサビキ釣りの必要最小限のタックルになります。
ちなみに、東京都内ではコマセを使えないので、チューブ状の集魚エサと、カゴは使用しません。
長めの磯ザオが有利
サビキ釣りは、堤防の少し沖で群れている魚を狙うと釣果が伸びるため、4~5m前後の磯ザオがあると有利です。長いサオは、満潮時などに深いタナ(魚の遊泳層)を探るのにも便利です。
パックロッドでもOK
しかし、2m程度のいわゆるパックロッドでも、サビキ釣りは十分楽しめます。少し岸壁寄りを狙うことになりますが、電車釣行などでも目立たず、初心者にも扱いやすいといったメリットもあります。
ドラグ調整を念入りに
リールも安い物でも十分対応可能です。気をつけたいのは、ドラグ機能(イトが出て行く強さを調整する機能)の付いたリールを選んでもらうことです。現実には、かなり安いリールにもドラグは付いています。そして、この調整を念入りにしておくことで、サバなど大物がヒットした時も余裕を持ってやり取りできます。
サビキ釣りの仕掛け
オススメのリアルアミエビ(提供:TSURINEWSライター菊池英則)東京都内のサビキ釣りのオススメ仕掛けは、ズバリ!リアルなアミエビを模した仕掛けです。
これには理由があります。あまり知られていないのですが、東京都内は規則上、コマセの使用が禁止されているのです。このため、「リアルアミエビ」など、リアル系のハリなら、少し値段は張りますが本物のアミエビそっくりなので、釣果アップにつながります。
また、釣り場のポイント特有の裏技もありますので、後述します。
仕掛けは太めを
とりあえず小魚でも釣れると嬉しいサビキ釣りですが、できるだけハリス1号以上の太めの仕掛けを使用してください。サッパなどの食いは少し落ちますが、都内ではサバも釣れており、いざという時に安心してやり取りできます。
バケツと椅子は必需品
このほか、ロープの付いた水汲みバケツがあると、魚をキープしたり、手を洗う場合などに便利です。また、折り畳み椅子を用意すればのんびり座りながら楽しめます。
大物狙いのキホンの釣り方
サビキ釣りだから小物しかかからないということはありません。大物の確率を上げる釣り方を紹介しましょう
沈めて中層で待つ
仕掛けが見えないくらいラインを沈めて待つ(提供:TSURINEWSライター菊池英則)上の写真のように、ラインの下に結んだサビキ仕掛けが見えるか見えないかくらいに沈めます。内湾の表層には、サヨリやサッパなどの小魚が多く見えるのですが、サバなどのいる中層を探ると、それだけ大物がヒットする確率が高くなります。もちろんサッパなども中層でもヒットします。
アタリはいきなりくる
サッパの群れている様子は、水面下に簡単にわかります。観察していると、たまに「ギラッ」と、少し深い場所で大型の魚体が光ります。これがサバなどの大物です。そして、サビキ仕掛けを引ったくるように、グイグイ!とアタリは一気にきます。
弱らせて一気に取り込む
ヒットしたら、まずは慌てずに、ラインのテンションを保って魚を走らせ、弱るのを待ちましょう。サバの場合、4~5回ほど走らせると、暴れなくなります。そして、決意したら、堤防の柵を飛び越えるように、一気に引き上げましょう。よく魚を空中でブラブラさせている釣り人がいますが、水面バラシの原因になります。
アニサキスより怖いヒスタミン中毒
このように放置するのはNG(提供:TSURINEWSライター菊池英則)よく、釣れたサバをバケツでキープしている釣り人がいます。サバというとアニサキスの食中毒が浮かびますが、実は常温で放置すると身からヒスタミンが出てきて中毒の原因になってしまいます。
釣り場での下処理
夏場から秋の気温が高い時期にヒスタミン中毒を避けるためにも、釣れたサバは、エラの付け根を開いてハサミで血管を切り、血抜きします。そして血が抜けたら、ハサミでお腹を切り開いて、内臓とエラを取ってしまいます。こうすることで、新鮮な状態をキープできるほか、台所の臭い対策にもなります。
保冷剤か氷は必需品
サバなどの魚は、釣り場で下処理したら、保冷剤か氷を入れたクーラーボックスに、早めにしまうようにしましょう。
クーラーボックスがない場合は、スーパーなどで買える冷凍食品用の保冷バッグで代用できます。美味しく持ち帰って釣果を味わいたいものです。
それでは次回から、都内のポイントごとのノウハウをレポートしていきます。
<菊池英則/TSURINEWSライター>
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