フライラインの選び方!初心者にも分かりやすいおすすめアイテムを総チェック

2020年02月19日 17:00

[FISHING JAPAN]

抜粋

フライラインの選び方!初心者にも分かりやすいおすすめアイテムを総チェック

大自然の中でおこなうフライフィッシングのイメージは、雄大かつおおらかな時間の流れに重ね合わせることができます。

その釣りを成立させるのに重要な道具のひとつが、フライラインでしょう。

しっかりとライン選びすることで、その日の釣果が影響を受けますから、基本的な知識を持って臨みたいですよね。

フェンウィックの日本ディーラーとして有名なティムコや海外のラインメーカーからリリースされていますが、フローティングタイプやシンキングタイプ、テーパー・番手の違いなど、覚えなければならないことがたくさんあります。

ここでは、フライラインの選び方を丁寧にレクチャーし、おすすめのフライラインをご紹介していきましょう。

ネット通販ともリンクしていますから、お近くにフライタックルショップのない場合はぜひご活用ください。

フライラインとは

フライラインとは、フライで釣りをする際に、キャストするフライとロッド・リールをつなぎ、意図した操作を的確に伝えるための必須アイテムです。

これでつながなければ、魚を獲ることはできません。

すなわち、釣りで最も大切な道具のひとつといえるでしょう。

さまざまな番手や種類・重さなどがチェックポイントとなりますので、じっくりと説明するようにしますね。

フライラインの選び方①フローティングライン

フライラインの選び方で、真っ先に考えなければならないのが、キャストするフライを水面に浮かせて使うか、それとも沈めて使うかです。

もし浮かせるつもりなら、用いるフライラインも浮かさなければいけません。

そのために使うのが、フローティングラインです。

特にフライフィッシングを初めておこなう人には、フローティングラインをおすすめしますよ。

パッケージに【F】と表記されているのでカンタンに識別できます。

ラインそのものが水面に浮くように作られていて、フライを操作しやすいと感じるでしょう。

フローティングラインで釣りを展開すれば、その先に結んだフライも浮くことになるので、魚が食いつく瞬間を見ることができますよ。

フライフィッシングの面白さを体感できる瞬間といえますよね。

フライの種類であるニンフ・ドライ・ウェットなどをつなぐことができ、渓流などの河川の釣りに対応することが可能です。

フローティングラインには、先端部分が水中に沈んでいくシンクトップタイプもあるので、フライのみを沈めて誘うことにも対応できます。

ラインのカラーは、イエローやオレンジなどの視認性の高いものを選ぶようにしましょう

フライラインの選び方②シンキングライン

フライラインそのものが、水中に沈んでいくタイプも用意されています。

その名称が、シンキングラインです。

中流から下流域ま河川や湖・海では、水深が深くなりますから、そういった層を積極的に攻めるのに【S】表示されたシンキングラインを使うようにしましょう。

フライラインが沈んでいく速度によって、細かく分けられているのが特徴で、最もゆっくり沈むのがⅠ、そこからⅡ・Ⅲと徐々に早く沈むように作られています。

使用するフライラインが早く沈んでいくと、より深い層までテンポよく探ることが可能になります。

例えば、湖でシンキングラインを使うことを想定すると、ⅡやⅢを選んで深い水深をトレースするアプローチがイメージできますよね。

目に見えないフライを操ることになりますから、初心者向けとは言い難いかもしれませんが、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

ラインのカラーは、ダークグリーンやグレーなどのトーンを落としたものを使うと、水中で目立たず魚にプレッシャーを与えにくくなるでしょう。

フライラインの番手

フライライン選びで気にしなければならないのは、番手です。

番手とは、ラインの重さのこと。

0番から15番まで用意されていて、#0から#15と表記されますよ。

フライロッドの番手をチェックしながら、それに合わせていく選び方をします。

番手の数字が大きくなると、フライを遠くにキャストするのに向いていて、初心者なら#4や#5が使いやすいでしょう。

広い湖でトラウトやバスなどを狙うなら、もっと遠投できる#6から#8がおすすめ。

海でボラやシーバスなどを釣るつもりなら、#8から#10といったより遠投の利くフライラインを選びましょう。

番手の数字を上げていくことで、遠投向きかどうかを判断できるのは、とても分かりやすいですよね。

フライラインのテーパー

フライラインは、その形状の違いによって複数のタイプに分類できますよ。

形状のことを、テーパーと呼びます。

テーパーによってキャストの距離が変わりますので、足を運ぶ釣り場の広さに合わせて使い分けるようにしましょう。

渓流釣りのような接近戦になるシチュエーションなら、ダブルテーパーのフライラインを使ってみてください。

ダブルテーパー=DTは、先細り形状を採用していて遠投向きとはいえませんが、近いポイントに正確にフライをアプローチしやすいのがメリットです。

ラインの両端にテーパーが掛かっていますから、片方を先端として使いながら傷んでしまっても、逆巻きにすれば再利用できますよ。

渓流よりもう少し広い釣り場で遠投したいなら、ウェイトフォワード=WF表示のフライラインを使ってください。

ラインの先端が太い形状なので、その重さを活用して遠投することができます。

先端から9メートル程度が太くなっているものが多く、それ以上の遠投を試みたい湖や河川などで使いましょう。

シューティングヘッドを先端に結んでキャストするケースやその結び方も、マスターしたいスキルに含まれますね。

もっと広い海で釣りをおこなうときには、さらに遠投するためのシューティングテーパー=STのフライラインを選んでください。

シューティングテーパーは、長さは10メートル程度しかありませんから、それにランニングラインを結んで長くして使います。

フライラインのおすすめアイテムをピックアップ①フローティングライン

それではおすすめのフライラインをピックアップしていきましょう。

まずは水面に浮くフローティングラインからご紹介します。

ティムコ(TIEMCO) ライン SA スープラ EXPフローティング WF8/9F アイボリー

日本を代表するフライメーカー・ティムコが作っているフライラインです。

ユーザーからのフィードバックをきっちり活かしたテーパー・重さ・配色などが大きな特徴となっていて、海外ラインメーカーにはない高いクオリティがメリットといえるでしょう。

耐久性があるので長く使えるのですが、価格が他のラインより高くなっているので、コスパの面では一歩引く形になります。

ラインに安心感を求める人なら、ティムコのフライラインで間違いないでしょう。

Anglerbasics フライライン フローティング WF 100FT(約30.5m) 3F~8F 5色 フィッシング 渓流 ウェイトフォワード 溶接ループ付き

Anglerbasicsは、フライフィッシングに使う道具を専門にリリースしているメーカーですから、フライラインも安心して使うことができますよ。

とにかく価格が安いので、ライン交換をひんぱんにおこないたいアングラーにはおすすめですね。

摩擦抵抗の少なさや扱いやすい重さなど、初心者の人にも優しい仕上がりになっています。

視認性のいい明るいカラーが用いられているので、実際にフィールドに出て使う際のメリットは大きいでしょう。

Maxcatch DT フライライン ダブルテーパー フローティング:1-8F、100フィート (オレンジ/モスグリーン) DT フライフィッシングライン (オレンジ, DT-5F)

river peak(リバーピーク) フライ スペイライン WF8/9/10F フローティング イエロー&ブルー 先端ループ付 125FT(38.1m)

river peak(リバーピーク) フライライン DT-5F ダブルテーパー フローティング 100FT(30.5m)

フライラインのおすすめアイテムをピックアップ②シンキングライン

次に取り上げるのが、水中に沈んでいくシンキングラインです。

さまざまな種類と番手がありますから、価格なども検討材料にして吟味しましょう。

ティムコ(TIEMCO) ライン 3M ジェネラルパーパスシンキング IV WF5S

river peak(リバーピーク) フライライン ウェイトフォワード シンキングWF-5S B00DVK3PHQ

CORTLAND(コートランド) ライン 444クラシックPEACH WF3F

アメリカに拠点を置くフラインラインのメーカー・コートランドがリリースしているシンキングラインです。

40フィートも巻いてあるので、使いたいぶんの長さにその都度切って活用できるのが嬉しいですね。

先の部分が比較的素早く沈んで、それより後ろはゆっくりと沈むように作られているので、ライン全体のたわみを抑え、魚が食い付いた瞬間にフッキングしやすいメリットがあります。

Maxcatch シンクティップ フライライン 3ips ウェイトフォワードデザイン シンクライン 100ft 4/5/6/7/8F/S (WF-8F/S)

フライライン フォワードライン ウェイト シンキング ナイロン - WF5F Sロイヤルブルーブラック

釣りをした後のラインメンテナンスにも気を配りましょう。

汚れをそのままにしておくと、劣化が早まってしまいますよ。

汚れを落としたり巻きグセをを戻したりして、コーティングも施せるようになりたいものです。

メンテナンスに便利なクリーナーやドレッシング剤がリリースされているので、使ってみることをおすすめします。

ティムコ(TIEMCO) ティムコ シューティングコートハンディ

フライラインの知識を増やしてフライフィッシングを楽しもう!

フライラインの選び方やおすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

多種多様なシチュエーションを攻略していくのが、フライフィッシングの楽しみですから、フライラインをしっかり使いこなして、ビッグフィッシュにたどり着きたいですね。

初心者の人は、ベテランアングラーからの助言を受けながら、フライフィッシングをじっくりマスターしてください。

道具に関しては、フライラインに詳しくなるところから始めるのがベターといえるでしょう。

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