クーラーボックスのサイズってどんなふうに決めればいいの?
2021年10月27日 07:02
抜粋
クーラーボックスのサイズってどんなふうに決めればいいの?
釣りやキャンプなどのアウトドアイベントで、必ず持参し活用するアイテムのひとつが、クーラーボックスです。
中に飲み物や食べ物、釣り上げた魚などを保管するのに便利ですよね。
でもどれくらいのサイズのものを用意すればいいのでしょう?
ここでは、クーラーボックスのサイズについて、深掘りしてみましょう。
「スッと決まりそうだけど、いつも悩んでしまうのが、クーラーボックスのサイズなんだよね!」
その通り!なかなか決めづらいところではありますね。
クーラーボックスのサイズを決める目安とは?
クーラーボックスのサイズを決める際の目安に、何を持ってくればいいのでしょうか?
例えば、釣り。
釣り場へ向かうときに、クーラーボックスの中身が空っぽのままではいけませんよね。
まず入れるのが、氷やキンキンに冷えて固まった保冷剤でしょう。
容量の20パーセント程度までに抑えておけば、残りのスペースにペットボトルなどの飲み物を入れておくことができますよ。
釣り場に着いたら、上フタを開けて飲み物を取り出し、じゅうぶんに水分補給することができます。
でもあまりにたくさんのペットボトルを入れてしまうと、魚が釣れたときに保管するスペースが無くなりますよね。
その分を考慮して、クーラーボックスの要領の半分以上は、開けておきたいものです。
具体的には、最も長いスペースを確保しておくと、大型の魚が釣れてもだいじょうぶでしょう。
「ということは、釣りに用いるクーラーボックスのサイズは、対象魚の長寸に合わせて選べばいいのか!」
まさにその通り!50センチのマダイが釣れたのに、クーラーボックスに入り切らないようでは、ちょっともったいないですからね。
自分が常に狙っている魚があるのなら、その体長をカバーできてしまう内寸サイズを持ったクーラーボックスを選びましょう。
当然氷や保冷剤を入れるスペースも、確保したいですよね。
タチウオのように、身体が柔軟で折れ曲がる魚なら、クーラーボックスのサイズは気持ち小さ目でもかまいません。
ただし、やはり魚体を折り曲げて保管すると、さばくときや調理するときにクセが付いていて厄介です。
できれば魚体を伸ばした状態で保管可能なサイズを、用意するようにしたいものです。
クーラーボックスのサイズが決まったら次は保冷力をチェック!
クーラーボックスのサイズが確定したら、次に注目すべきなのは、保冷力です。
発泡スチロール製の断熱材なら、最も軽くて低価格なのですが、保冷力は小さ目。
すぐに氷が解け出しますから、あまり遠い釣り場やキャンプ場へ向かうのは難しいでしょう。
行き先がいつも遠方なら、それに合わせて断熱材もグレードアップしなければなりません。
発泡ウレタンや真空パネルを断熱材として用いると、よく冷えて保冷力・持続力も高くなります。
しかし当然高額なクーラーボックスになるので、出費も覚悟しましょう。
使い勝手のいい釣具メーカー製作のクーラーボックス!
クーラーボックスのサイズと断熱材が決まったら、いよいよ製品選びです。
釣具メーカーが作っているものと、それ以外に分けて比較すると、圧倒的に保冷力が高いのは、釣具メーカー製のほうです。
価格は高くなるのですが、その分ハイスペックなので、長く手元に置いて使えるメリットがありますよ。
じっくり検討しながら、ダイワ・シマノなどからリリースされているクーラーボックスを選ぶようにしたいですね。
クーラーボックスの中からおすすめのアイテムを選んでみた!
それでは数あるクーラーボックスの中から、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。
コンパクトで軽いほうが、持ち運びが便利になります。
でも大きな魚は入りませんし、飲み物を入れておく量も減らさざるを得ないでしょう。
じっくり検討して、自分のアウトドアスタイルにマッチしたものを選びたいですね。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 22L フィクセル ライトゲームスペシャル2 220LF-L22P 釣り用 ピュアホワイト
シマノから発売中の、ライトゲームを楽しむのに特化したクーラーボックスです。
ライトソルトウォーターゲームですから、アジングやメバリングをするのにとても適していますよ。
内寸が400ミリですから、もう少し大き目のチヌや小型青物・イカなどもターゲットできそうですよね。
容量は22リットルで、ウエイトは5.2キロに設計されています。
内寸は200×400×250ミリで、外寸は300×530×332ミリです。
素材はPP+発泡ポリスチレンで、保冷力も高めですね。
上フタは、左右どちらからでも開閉できますし、取り外してしまうことも可能です。
ロッドレストが側面に付いているので、ルアーやショックリーダーラインの結び方などにとても便利でしょう。
上から腰を掛けられる頑丈設計で、水栓や横滑り防止ゴムも付いています。
実売価格は2万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に収まっていますよ。
クーラーボックスのサイズを決めて釣りへ向かおう!
クーラーボックスのサイズの決め方や、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
自分の釣りスタイルに合わせるのが、サイズ決定のベースになるのは間違いありません。
充実した釣りを展開するためにも、納得のいくクーラーボックス選びをおこなうようにしてください。